青森県むつ市 本州最北の歓楽街で見つけた美味しいそば処。お酒を飲みながら「へぎそば」なるものを食べる。【蕎麦酒肴かも川】
アメリカ出身の、ジャズ・フュージョンおよびアダルト・コンテンポラリー界を代表するアーティスト、ボブ・ジェームス。
ピアニスト、音楽プロデューサー、作曲家、編曲家として、ドラマの音楽や劇伴、クラシックまで幅広く手掛ける多才な人。
サントリーのウイスキーのCMで「MALCO POLO 」という曲を提供するなど、日本でも知名度がありますね。
彼は2度グラミー賞を受賞していて、僕が好きなアルバムが、サックス奏者デイヴィッド・サンボーンとコラボし受賞した1986年の「Double Vision」。
このジャンルでは異例の、全米ビルボード最高50位を記録し、80年代フュージョンを代表する名盤として、今なお人気が根強いアルバム。
僕はこのアルバムに収録されている「Maputo」という曲が好きなんです。
サンボーンのサックスとボブのキーボードの親密な掛け合いが美しい、日本でも人気のナンバーで、よくラジオのジングルなんかでも流れてます。
(Official audioより)
不安定な秋の空。
晴れてムシムシしたかと思えば、お次はドシャ降りの雨。
広い職場にまで、稲妻と叩きつける様な雨音が轟々と響く。
外はお昼過ぎたばかりなのに、夜の様に暗い。
季節の変わり目。
目まぐるしい気圧の変化で、偏頭痛の痛みや喘息の息苦しさを感じる。
いつも大好きな秋だけれど、今年は随分と不安定だ。
仕事帰り、ずっとアパートにいるのも辛い。
少しソファに寝そべってみたけれど、何もせず意識が向いてる状態って、体調が優れないと結構キツイ。
外はようやく雨が止み出し、気紛れに夜散歩する事にした。
外に出た瞬間、カモシカに遭遇する。
街中にカモシカが現れるのは、わがむつ市の常識である(笑)。

僕の住むむつ市柳町周辺は、本州最北の歓楽街と言われる「夜の田名部」に歩いて程近いところにある。

田名部神社周辺に形成される、100を優に超えるお店が立ち並ぶ飲み屋街で、人口の割に飲み屋が多い場所として、よく市外から友人を連れていくと驚かれる。
煌々と輝くネオンの光。
しかしながらケバケバしさはなく、昭和にタイムスリップした様な、レトロな世界。
お店から響くオジサン達の賑やかな歌声。
そして辺鄙な所にいい飲み屋なんかが隠れていたりして、それを探すのもまたいい気紛れになる。
さて、実はむつ市にありそうでないおそば屋さん。
よく青森県内のお店を聞かれるのですが、先日「むつ市でそば」と聞かれて言葉に窮した。
しかしながら、意外や意外。
この飲み屋街周辺に隠れたいいおそば屋さんがあることを発見する。

その名も「蕎麦酒肴かも川」さん。


田名部神社の通りにあり、聞くところによると、知る人ぞ知る名店らしい。
お店の前に「へぎそば」と書いてあって、ずっと気になっていたのです。
店主は今2代目で、40年くらい続いている老舗とのこと。
店内はカウンターが広く、座敷もあり、お客さんで賑わっている。

清潔感もあり、居心地が良いお店ですね。
メニューはそばだけでなく、天ぷらや刺身や定食まであって、お酒のラインナップも揃っている

まずは「瓶ビール」600円。
雨上がりで涼しいけれど、やっぱビールはキンキンに冷えた方が美味しいに決まっている。
シュワっと冷たい喉越しがたまらない。
酔いで、頭痛と息苦しさが和らぐ。

お通しはアサリの酒蒸し。
そして「いかわた味噌漬け」800円を注文。

コレがものすごく美味しかった。
イカゴロを味噌に漬けた料理で、函館にいた時からの僕の大好物。

口に入れた瞬間、スッと溶けてゆき、ゴロの濃厚な旨味と、味噌のコクと甘味が絡み合い、口の中に広がる。
その美味しさに悶絶する。
コレはお酒が止まらないぞ。

ビールを飲み干し、梅酒ロック600円を注文。
そして僕は念願の「へぎそば」を注文する。
「へぎそば」とは、新潟県の魚沼地方発祥のそばで、つなぎになんと布海苔を使うんです。
そして、「ヘギ」といわれる器に盛り付け食べることからこの名前に。
小麦粉をつなぎにしたそばや、十割そばなどと比較して、ツルッとした喉越しが特徴。
まさか新潟のおそばが、ココ下北半島で食べられるなんて。

僕が頼んだのは1~2人前の「手振り」1600円。
やって来たのは結構なボリューム。

海藻を練り込んでいるからか、少しおそばが緑がかっています。
一口程度にまとめて丸めてあることから「手振りそば」とも言われている。
中々にフォルムが美しい。
そしていざ実食。
食べてみると弾力とコシがすごい。

喉越しよくスルスルと入る美味しいおそば。
特有の風味もあってコレがまたハマる。
そばつゆも鰹が効いて、キリッとしている。
コレがまたそばとマッチしていいですね。
とっても美味しいおそばでした。
そば湯も出て来て、ツユ割りで最後まで美味しくいただく。

そばのボリュームがあり、もうお腹いっぱい。
そのほかこのお店、天ぷらも美味しいのだとか。
店主がとても話しやすい人柄で、大変居心地が良いお店。
また来ます。
今度むつ市でそばの美味しいお店と聞かれたらこのお店を紹介しよう。
外に出ると、ドシャ降りがまた降り出す。
相変わらず不安定な天気だ。
しかしながら、随分と体調は良くなった。
痛みも息苦しさもない。
美味しい食事とお酒は心と体を元気にする。
次第に強くなる雨足と雷の音に、傘を斜めにさし、しかめっ面で小走りに去っていく人達。
そんな中、一人上機嫌に闊歩する変なオジサン柴Tがいた。
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ピアニスト、音楽プロデューサー、作曲家、編曲家として、ドラマの音楽や劇伴、クラシックまで幅広く手掛ける多才な人。
サントリーのウイスキーのCMで「MALCO POLO 」という曲を提供するなど、日本でも知名度がありますね。
彼は2度グラミー賞を受賞していて、僕が好きなアルバムが、サックス奏者デイヴィッド・サンボーンとコラボし受賞した1986年の「Double Vision」。
このジャンルでは異例の、全米ビルボード最高50位を記録し、80年代フュージョンを代表する名盤として、今なお人気が根強いアルバム。
僕はこのアルバムに収録されている「Maputo」という曲が好きなんです。
サンボーンのサックスとボブのキーボードの親密な掛け合いが美しい、日本でも人気のナンバーで、よくラジオのジングルなんかでも流れてます。
(Official audioより)
不安定な秋の空。
晴れてムシムシしたかと思えば、お次はドシャ降りの雨。
広い職場にまで、稲妻と叩きつける様な雨音が轟々と響く。
外はお昼過ぎたばかりなのに、夜の様に暗い。
季節の変わり目。
目まぐるしい気圧の変化で、偏頭痛の痛みや喘息の息苦しさを感じる。
いつも大好きな秋だけれど、今年は随分と不安定だ。
仕事帰り、ずっとアパートにいるのも辛い。
少しソファに寝そべってみたけれど、何もせず意識が向いてる状態って、体調が優れないと結構キツイ。
外はようやく雨が止み出し、気紛れに夜散歩する事にした。
外に出た瞬間、カモシカに遭遇する。
街中にカモシカが現れるのは、わがむつ市の常識である(笑)。

僕の住むむつ市柳町周辺は、本州最北の歓楽街と言われる「夜の田名部」に歩いて程近いところにある。

田名部神社周辺に形成される、100を優に超えるお店が立ち並ぶ飲み屋街で、人口の割に飲み屋が多い場所として、よく市外から友人を連れていくと驚かれる。
煌々と輝くネオンの光。
しかしながらケバケバしさはなく、昭和にタイムスリップした様な、レトロな世界。
お店から響くオジサン達の賑やかな歌声。
そして辺鄙な所にいい飲み屋なんかが隠れていたりして、それを探すのもまたいい気紛れになる。
さて、実はむつ市にありそうでないおそば屋さん。
よく青森県内のお店を聞かれるのですが、先日「むつ市でそば」と聞かれて言葉に窮した。
しかしながら、意外や意外。
この飲み屋街周辺に隠れたいいおそば屋さんがあることを発見する。

その名も「蕎麦酒肴かも川」さん。


田名部神社の通りにあり、聞くところによると、知る人ぞ知る名店らしい。
お店の前に「へぎそば」と書いてあって、ずっと気になっていたのです。
店主は今2代目で、40年くらい続いている老舗とのこと。
店内はカウンターが広く、座敷もあり、お客さんで賑わっている。

清潔感もあり、居心地が良いお店ですね。
メニューはそばだけでなく、天ぷらや刺身や定食まであって、お酒のラインナップも揃っている

まずは「瓶ビール」600円。
雨上がりで涼しいけれど、やっぱビールはキンキンに冷えた方が美味しいに決まっている。
シュワっと冷たい喉越しがたまらない。
酔いで、頭痛と息苦しさが和らぐ。

お通しはアサリの酒蒸し。
そして「いかわた味噌漬け」800円を注文。

コレがものすごく美味しかった。
イカゴロを味噌に漬けた料理で、函館にいた時からの僕の大好物。

口に入れた瞬間、スッと溶けてゆき、ゴロの濃厚な旨味と、味噌のコクと甘味が絡み合い、口の中に広がる。
その美味しさに悶絶する。
コレはお酒が止まらないぞ。

ビールを飲み干し、梅酒ロック600円を注文。
そして僕は念願の「へぎそば」を注文する。
「へぎそば」とは、新潟県の魚沼地方発祥のそばで、つなぎになんと布海苔を使うんです。
そして、「ヘギ」といわれる器に盛り付け食べることからこの名前に。
小麦粉をつなぎにしたそばや、十割そばなどと比較して、ツルッとした喉越しが特徴。
まさか新潟のおそばが、ココ下北半島で食べられるなんて。

僕が頼んだのは1~2人前の「手振り」1600円。
やって来たのは結構なボリューム。

海藻を練り込んでいるからか、少しおそばが緑がかっています。
一口程度にまとめて丸めてあることから「手振りそば」とも言われている。
中々にフォルムが美しい。
そしていざ実食。
食べてみると弾力とコシがすごい。

喉越しよくスルスルと入る美味しいおそば。
特有の風味もあってコレがまたハマる。
そばつゆも鰹が効いて、キリッとしている。
コレがまたそばとマッチしていいですね。
とっても美味しいおそばでした。
そば湯も出て来て、ツユ割りで最後まで美味しくいただく。

そばのボリュームがあり、もうお腹いっぱい。
そのほかこのお店、天ぷらも美味しいのだとか。
店主がとても話しやすい人柄で、大変居心地が良いお店。
また来ます。
今度むつ市でそばの美味しいお店と聞かれたらこのお店を紹介しよう。
外に出ると、ドシャ降りがまた降り出す。
相変わらず不安定な天気だ。
しかしながら、随分と体調は良くなった。
痛みも息苦しさもない。
美味しい食事とお酒は心と体を元気にする。
次第に強くなる雨足と雷の音に、傘を斜めにさし、しかめっ面で小走りに去っていく人達。
そんな中、一人上機嫌に闊歩する変なオジサン柴Tがいた。
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