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田舎の生活~Nothern life~

日々遊びながら青森の魅力を発信

 青森県佐井村 下北半島の300年以上続く美しき秋祭り。【箭根森八幡宮例大祭】

僕が好きなバンド、フジファブリック。

2000年に志村 正彦を中心に結成され、2009年に志村が29歳で急遽するも、今もなお精力的に活動を続けている。

季節の移り変わり、夏が終わって秋に変わる際、彼らの2007年の名曲「若者のすべて」が聴きたくなる。

どうしようもなくすぎてゆく時間、現在が過去となり色褪せていく。

その感傷や後悔、そして未来への一縷の希望、そんな普遍的なテーマがこの曲に込められていて、それがリリースから16年経っても多くの人々に愛される理由なんでしょうね。

(Official videoより)


真夏のピークが去った。

と思いたい(笑)、秋の下北半島。

未だ昼間は暑く、自分の車に戻るとサウナ状態でウンザリする。

しかしながら夜は大分涼しくなった。

夜に短パンTシャツで外に出ると、ひんやりとして心地がよい。

虫もあまり飛ばなくなり、夜にドライブした際、車の窓を全開にして走る。

少しずつではあるが、秋らしくなっている。

さて、昨日の仕事帰り、下北半島むつ市から1時間半かけ、青森県で最も遠い場所、佐井村へ行って来ました。

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毎年9月14日から16日にかけ、佐井村では秋祭り「箭根森(やのねもり)八幡宮例大祭」が開催される。

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元禄9年(1696年)から続くとされ、300年以上の歴史を持つ佐井村最大の祭り。

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10年前に初めて見た際、その山車の美しさに驚いた。

京都の祇園祭の流れを汲むとされ、そのことはかつて北前船を通じ、交易が盛んであった事に由来する。

ただ続いているというだけでなく、江戸期の形態を保持している点でも評価され、「佐井の山車行事」として、県無形民俗文化財にも指定されています。

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神輿等や山車の行列に、神楽による全戸家祓いが終日続き、普段夜に車で通ると真っ暗だった佐井村の街並みがこの日は明るく、家々の玄関に提灯の明かりが灯って、とても賑やか。

オードブルをつまみながら、談笑する声が聞こえる。

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祭りを見に来たお爺さんやお婆さん、祭りに参加する若者や子供達。

村外に出た人達も、この祭りを目掛け帰郷するのだとか。

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短パンにTシャツでやって来た柴T。

佐井村にたどり着いた時は、20℃で少し肌寒いと思っていた。

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しかしながらずっと祭りを見ていたら、その熱気に体が熱くなり次第に汗をかく。

囃子の音色や、山車の動き、人々の談笑する声が間も無く過去へと変わり、潜熱へと変換されて僕の心を温める。

過疎と言われるけれど、ヒトの心と体を熱くさせるエネルギー。

佐井村の底力を見た様な気がした。

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