青森県青森市 早朝の青森市。アウガ地下は朝カレーだけじゃなく、朝ラーも美味しいぜ。【㐂伝(きでん)】
あまり世の中に知られていないバンドですが、結構、良い曲をたくさん残しているのです。
2015年のデビューシングル「サマータイムラブ」は夏のイメージにふさわしい、爽やかな曲。
知る人ぞ知るシティ・ポップの名曲として、一部の音楽マニアでは有名。
バンドは解散しても、もっと多くの人に知られてほしい曲です。
(Official videoより)
昔から朝起きるのが早い柴T。
いつも朝5時には目が覚める。
早朝にロードバイクでツーリングしたり、散歩したり。
朝、少し肌寒いくらいの空気感が好きなのだ。
しかしながら、この日の青森市の朝は、まるで爽快感がない。
寝苦しさで朝目覚めた。
実家にはエアコンがなく、親父の部屋へ行くと、親父がパンツ一丁でうなされながら眠っていた(笑)。
蒸し蒸しした体に張り付くような湿気が、とても居心地が悪い。
散歩しようと外に出ても、その問題は解決せず、湿気がのどに張り付く。


7時くらいには空気が温まり、ただでさえ蒸し蒸しした空気がさらに暑くジリジリする。

散歩でお腹が空いたし、空調が効いてそうだから、僕はアウガ地下にある「アウガ新鮮市場」へと避難した。

ココは、海産物や野菜、精肉、干物、果物、地酒、和菓子などがズラリと並ぶ、青森の美味しいものが揃った市場。
外の蒸し蒸しした空気とは一転、空気はひんやりとしていて、陳列した魚介類は見ていて楽しいですね。
朝5時から営業していて、実は何気に隠れた朝食スポットでもある。
「丸青食堂」さんの美味しい、500円のワンコイン朝カレーが大変人気ですが、実は隠れた朝ラースポットもあるのです。
その名も「㐂伝(きでん)」さん。

朝7時30分から営業していて、中華そばだけでなく、うどんやそばなどのメニューもあり、惣菜も販売している食堂。
席はカウンター7席程。
市場関係者がよく食べに来る食堂で、丸青食堂と人気を二分している。
地元民にも人気の様で、僕のように散歩がてら食べに来るお客さんも結構いた。
メニューは「焼干し」、「しじみ」、「南蛮味噌」、「ホタテ」と、青森県民ならソソるキーワードばかり。
「津軽南蛮味噌ラーメン」が気になったのですが(笑)、今回頼んだのは手堅く1番人気の「焼干中華」850円。
高級食材「焼干し」を麺にも練り込んだ、ゴージャスなラーメンになっています。

その焼干しは平舘だろうか、脇野沢だろうか、店員さんに聞くのを忘れて、あっという間に着丼。
シンプルかつ、美味しそうな昔ながらの中華そば的ルックス。
そしてふんわり漂う、仄かな焼き干しの香り。
僕の好きなタイプのラーメンですね。

スープを飲むと美味しい。
上品な焼干しの風味が口の中に広がる、優しいあっさりスープ。
ブラックペッパーとおにぎりが合うかもしれない。
最近は、パンチの効いた煮干しが多い中、このラーメンは癒しです。
麺は焼干しが練り込まれていて、細縮れ麺にはフツフツと粉末が見える。

麺を口に運び、噛んでみると、焼干しの風味がふんわり香ばしい。
チャーシューは肩ロースで柔らかく、メンマ、ナルト、ネギ等他の具材もいいアクセントになっています。
中々に美味しいラーメンでした。
気軽に朝フラッと立ち寄れる、そんな市場のラーメン。
次回は是非、津軽南蛮味噌ラーメンに挑戦してみたいと思います(笑)。
空調が効いた世界で食べる熱々ラーメン。
しかしながら、外の世界へ戻ると、ムワッと蒸せ返る湿気に思わずムセた。
それでも熱々ラーメンを食べた汗で、少しだけ外が涼しく感じる。
「サマータイムデブ」の柴T、爽やかじゃない夏をダイエットしながら歩く。
そして、垂れる汗が目に入り、しばらく僕は悶絶するのである。
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