青森県平川市 雨でも楽しい平川ドライブ。すげぇところにあるいい温泉と、たまに食べたくなる津軽味のみそラーメン。【芦毛沢温泉】【吉屋】
1958年~1960年代前半にかけて活躍したアメリカのポップシンガー、ニール・セダカ。
(Official audioより)
オールディーズのアメリカンポップスといえば、必ず彼の名前が出てくるくらい、世界的にも偉大なシンガー。
実は世界最高峰の音楽大学、ジュリアード音楽院出身と、かなりの高学歴。
ビートルズが出てくるまでは、作詞作曲は外部に頼むケースが多い中、彼が歌う大ヒット曲は大方、自身の作曲によるものが多い。
僕が好きな曲が、1974年の全米No1ヒット「Laughter In The Rain」。
60年代後半になるとビートルズがやって来て、ロック主流になり、ヒットを出せず低迷した中、見事復活を遂げたナンバーで、雨が降る日でも君がいればハッピーと歌う、聴いていて大変ほっこりする名曲です。
(Official videoより)
ドライブは、晴れの日の方が絶対的に楽しいに決まっている。
晴れた青空のもと、岩木山をバックに、津軽平野を愛車で駆け抜ける。
エアコンなんて要らず、窓を全開に開けると、ひんやりとした春風が心地よい。
そんなイメージを先週から抱いていたけれど、人生希望通りにいない事くらいはもういい歳だし、充分わかっている。
いつも運が悪い僕が、思い通り行ったことなんて、人生の中でどれだけあっただろうか。
希望を持つといつも真逆な事が起き、むしろ希望なんて持たない方が、人生楽しいんじゃないかって昔は思っていた。
そんな事分かっているはずなのに、土日の津軽方面へのドライブを楽しみにしていた柴T。
結局は思い通りにいかず、津軽方面は生憎の雨模様。
津軽のシンボル、岩木山も雨雲に覆われ、姿が隠れてしまう。
雨降りの日は、風景写真を撮ろうにも、あまり映えない。



本当は、平川市の志賀坊森林公園へ行き、標高350mから見た、岩木山と津軽平野を一望できる絶景を写真に収めようとしていたし、同じく平川市にある猿賀公園の池で、落ちたら骨一つ残らなそうな、ゾンビの様に迫り来るコイ達にエサをやるホラーも体験しようとも思っていた。
そんな想い虚しく、止むどころか益々勢いを増す雨。
かつての僕であれば、意気消沈して、自分のツキの無さを嘆き、ソサクサと帰っていただろう。
しかしながら諦めの悪い男柴T。
せっかく平川市へ来たのだから、意地でも遊んでやろうと方針転換する。
平川市は「温泉のまち」。
びっくりするくらい、たくさんの温泉があって、レトロな温泉銭湯から森の中に隠れた一軒宿まで幅広く、またそれぞれの泉質も個性的で、温泉ファンにはたまらない。
僕も大学時代、平川市のいろんな温泉を回りました。

そして、今回行って来たのは、かなりマニアックな場所にある温泉「芦毛沢温泉」さん。
志賀坊森林公園の近くの、集落に隠れている温泉。
唐竹芦毛沢の県道282号線沿いに看板があり、そこを曲がって坂を登るとあります。

すごいコアなところにあるのに、施設はとても綺麗で清潔感がある。
一度2014年に廃業した温泉ですが、経営者が代わり、2018年に再オープン。
農家と思われる人達が多く訪れ、大変賑わっていた。
温泉は、単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)が掛け流しされていて、源泉の温度は56.7度(加水あり)と熱め。
無色透明、無味無臭のお湯で、ややツルスベ感あり。
少し香る微温泉臭が本当温泉に浸かっている気分にさせてくれる。
とってもいい温泉。
源泉が高温のため、加水掛け流しとなっていますが、お湯使いも良く、気持ちよく温泉を楽しめる。
塩素消毒臭がするという事前情報がありましたが、全くそんなことはなく、快適に温泉に浸かる事ができました。
本当、平川市はどれだけ温泉が隠されているのだろう。
そして、雨で冷えた体が温まりだすと、お腹が減る。

今回、ランチで行ってきたのが、尾上地区の有名な庭園「盛美園」の近くにある、住宅街に隠れた人気のラーメン屋さん「吉屋(きちや)」さん。
2016年にオープンしたばかりの、比較的新しいお店。
外観もそうですが、内装もオシャレで、ご主人さんの前職が生かされています(笑)。
ココは地元の常連さんで賑わう、知る人ぞ知るお店。
このお店は、昔懐かしい味わいの、煮干し・野菜・昆布で丁寧に煮出した、津軽味の「チャーシュー麺」が大変人気。
臭みをしっかり抜いた豚バラ肉のフワトロチャーシューがとっても美味しいんですよねー

そして、僕の個人的に好きなメニューが、みそラーメン800円。
このラーメン、津軽の味噌ラーメンといった感じの、懐かしい味わいが大好きなんです。

脂少なめの魚介主体のベースに、ニンニクなど香味野菜の旨味がしっかり溶け込んだ津軽のスタンダードな味噌スープ。
煮干しが結構効いてます。
あっさりとしているけれど、ニンニクのパンチや野菜の旨みと甘みが溶け込んだ、充分に満足感のある大変美味しいスープ。
ご主人さんの丁寧な仕事が垣間見える絶妙なバランス。
まるで弘前市の城南山忠や、大鰐町の鯖石ドライブインの味噌ラーメンに、スープが近いかもしれません。
とっても美味しいスープを繰り返し飲んでしまう。
野菜もたっぷり具沢山なのも嬉しいですねー

そして、味噌ラーメンにはチャーシューを入れなくてもいいだろうという、暗黙の了解が跋扈する中、このお店の味噌ラーメンには、バラ肉チャーシューが2枚程トッピングされている。
そしてココのチャーシュー、めちゃくちゃ美味いんです。
程よく肉感を残しながらも、スッと溶ける柔らかチャーシュー。
この美味しさに思わず悶絶する。

麺は中細縮れで、美味しいスープを余す事なく伝達する。
比較的新しいお店なのに、懐かしい味わいのノスタルジーさえ感じさせる津軽味の美味しいラーメン。
大学時代、研究室の友人達と津軽を食べ歩いた頃をふと思い出す。
そして、店主も気さくな話しやすい人で、
「食べるの早いよー」
とかツッ込まれた(笑)。
美味しかったです。また来ます。
なんだかんだで充実した、津軽ドライブ。
雨が降っても平川市は面白いのだ。
帰りは平賀の産直「アグリアス」で、激ウマ納豆「猿賀納豆福福」を両親や友人へのお土産に買っていく。

思い通りにならない人生を逆手にとって、臨機応変に予定外のことを楽しむ。
岩木山は見えないけれど、景色もどんよりしているけれど、車のミラーに映る自分はニヤついていた。
どう転んでも楽しい人生を。
僕はそのために、人生のボギャブラリーを増やしておくのだ。
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(Official audioより)
オールディーズのアメリカンポップスといえば、必ず彼の名前が出てくるくらい、世界的にも偉大なシンガー。
実は世界最高峰の音楽大学、ジュリアード音楽院出身と、かなりの高学歴。
ビートルズが出てくるまでは、作詞作曲は外部に頼むケースが多い中、彼が歌う大ヒット曲は大方、自身の作曲によるものが多い。
僕が好きな曲が、1974年の全米No1ヒット「Laughter In The Rain」。
60年代後半になるとビートルズがやって来て、ロック主流になり、ヒットを出せず低迷した中、見事復活を遂げたナンバーで、雨が降る日でも君がいればハッピーと歌う、聴いていて大変ほっこりする名曲です。
(Official videoより)
ドライブは、晴れの日の方が絶対的に楽しいに決まっている。
晴れた青空のもと、岩木山をバックに、津軽平野を愛車で駆け抜ける。
エアコンなんて要らず、窓を全開に開けると、ひんやりとした春風が心地よい。
そんなイメージを先週から抱いていたけれど、人生希望通りにいない事くらいはもういい歳だし、充分わかっている。
いつも運が悪い僕が、思い通り行ったことなんて、人生の中でどれだけあっただろうか。
希望を持つといつも真逆な事が起き、むしろ希望なんて持たない方が、人生楽しいんじゃないかって昔は思っていた。
そんな事分かっているはずなのに、土日の津軽方面へのドライブを楽しみにしていた柴T。
結局は思い通りにいかず、津軽方面は生憎の雨模様。
津軽のシンボル、岩木山も雨雲に覆われ、姿が隠れてしまう。
雨降りの日は、風景写真を撮ろうにも、あまり映えない。



本当は、平川市の志賀坊森林公園へ行き、標高350mから見た、岩木山と津軽平野を一望できる絶景を写真に収めようとしていたし、同じく平川市にある猿賀公園の池で、落ちたら骨一つ残らなそうな、ゾンビの様に迫り来るコイ達にエサをやるホラーも体験しようとも思っていた。
そんな想い虚しく、止むどころか益々勢いを増す雨。
かつての僕であれば、意気消沈して、自分のツキの無さを嘆き、ソサクサと帰っていただろう。
しかしながら諦めの悪い男柴T。
せっかく平川市へ来たのだから、意地でも遊んでやろうと方針転換する。
平川市は「温泉のまち」。
びっくりするくらい、たくさんの温泉があって、レトロな温泉銭湯から森の中に隠れた一軒宿まで幅広く、またそれぞれの泉質も個性的で、温泉ファンにはたまらない。
僕も大学時代、平川市のいろんな温泉を回りました。

そして、今回行って来たのは、かなりマニアックな場所にある温泉「芦毛沢温泉」さん。
志賀坊森林公園の近くの、集落に隠れている温泉。
唐竹芦毛沢の県道282号線沿いに看板があり、そこを曲がって坂を登るとあります。

すごいコアなところにあるのに、施設はとても綺麗で清潔感がある。
一度2014年に廃業した温泉ですが、経営者が代わり、2018年に再オープン。
農家と思われる人達が多く訪れ、大変賑わっていた。
温泉は、単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)が掛け流しされていて、源泉の温度は56.7度(加水あり)と熱め。
無色透明、無味無臭のお湯で、ややツルスベ感あり。
少し香る微温泉臭が本当温泉に浸かっている気分にさせてくれる。
とってもいい温泉。
源泉が高温のため、加水掛け流しとなっていますが、お湯使いも良く、気持ちよく温泉を楽しめる。
塩素消毒臭がするという事前情報がありましたが、全くそんなことはなく、快適に温泉に浸かる事ができました。
本当、平川市はどれだけ温泉が隠されているのだろう。
そして、雨で冷えた体が温まりだすと、お腹が減る。

今回、ランチで行ってきたのが、尾上地区の有名な庭園「盛美園」の近くにある、住宅街に隠れた人気のラーメン屋さん「吉屋(きちや)」さん。
2016年にオープンしたばかりの、比較的新しいお店。
外観もそうですが、内装もオシャレで、ご主人さんの前職が生かされています(笑)。
ココは地元の常連さんで賑わう、知る人ぞ知るお店。
このお店は、昔懐かしい味わいの、煮干し・野菜・昆布で丁寧に煮出した、津軽味の「チャーシュー麺」が大変人気。
臭みをしっかり抜いた豚バラ肉のフワトロチャーシューがとっても美味しいんですよねー

そして、僕の個人的に好きなメニューが、みそラーメン800円。
このラーメン、津軽の味噌ラーメンといった感じの、懐かしい味わいが大好きなんです。

脂少なめの魚介主体のベースに、ニンニクなど香味野菜の旨味がしっかり溶け込んだ津軽のスタンダードな味噌スープ。
煮干しが結構効いてます。
あっさりとしているけれど、ニンニクのパンチや野菜の旨みと甘みが溶け込んだ、充分に満足感のある大変美味しいスープ。
ご主人さんの丁寧な仕事が垣間見える絶妙なバランス。
まるで弘前市の城南山忠や、大鰐町の鯖石ドライブインの味噌ラーメンに、スープが近いかもしれません。
とっても美味しいスープを繰り返し飲んでしまう。
野菜もたっぷり具沢山なのも嬉しいですねー

そして、味噌ラーメンにはチャーシューを入れなくてもいいだろうという、暗黙の了解が跋扈する中、このお店の味噌ラーメンには、バラ肉チャーシューが2枚程トッピングされている。
そしてココのチャーシュー、めちゃくちゃ美味いんです。
程よく肉感を残しながらも、スッと溶ける柔らかチャーシュー。
この美味しさに思わず悶絶する。

麺は中細縮れで、美味しいスープを余す事なく伝達する。
比較的新しいお店なのに、懐かしい味わいのノスタルジーさえ感じさせる津軽味の美味しいラーメン。
大学時代、研究室の友人達と津軽を食べ歩いた頃をふと思い出す。
そして、店主も気さくな話しやすい人で、
「食べるの早いよー」
とかツッ込まれた(笑)。
美味しかったです。また来ます。
なんだかんだで充実した、津軽ドライブ。
雨が降っても平川市は面白いのだ。
帰りは平賀の産直「アグリアス」で、激ウマ納豆「猿賀納豆福福」を両親や友人へのお土産に買っていく。

思い通りにならない人生を逆手にとって、臨機応変に予定外のことを楽しむ。
岩木山は見えないけれど、景色もどんよりしているけれど、車のミラーに映る自分はニヤついていた。
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