青森県三沢市 想い出の味を確かめに、三沢駅の駅そばを食う。【とうてつ駅そば三沢駅前店】
アメリカの偉大なシンガーソングライター、ビリー・ジョエル。
(Official audioより)
全世界で1億5000万枚以上のレコード・セールスを記録し、数多くの名曲を世に出している彼も、最初は順風満帆とは行かなかった。
バンド活動を経て、彼の1971年のソロデビュー作「Cold Spring Harbor」はエンジニアのマスタリングのミスにより、やたら回転数が早い状態でリリースされ、これを聴いたビリーはブチギレて、レコードを道に投げつけたらしい(笑)。
セールス的に失敗し、初のアメリカ・ツアーも途中で打ち切られ、ビリー・マーティンという芸名を使って、ピアノの弾き語りで各地を回り生計を立てていたらしい。
1972年4月のフィラデルフィア公演の音源が、ラジオでオンエアされ評判を呼び、1973年別のコロンビア・レコードと契約を結び、1973年に2枚目のアルバム「Piano Man」をリリース。
全米27位のスマッシュヒットとなり、彼にとって重要な作品になりました。
僕が好きなのが、アルバムの表題曲「Piano Man」。
彼の弾き語り時代を歌ったもので、歌詞中の登場人物は全て実在の人物をもとにしているらしく、歌に出てくるウェイトレスは、のちに最初の奥さんとなる人なのだとか(笑)。
(Official videoより)
三沢市に対する僕の最古の思い出。
当時5歳の僕はおふくろと、まだ3歳の妹とともに、東北本線の電車に乗っていた。
6歳未満は電車代が無料だったので、僕が小学校に入るまで、しばらく移動には電車を使っていた。
電車の中は窮屈で、大人しくしていなければならず、大きな声も出せずに、えらく退屈していた。
妹は窓にべったり顔を貼り付けて、まだ見ぬ世界に釘付け。
次第に僕は貧乏ゆすりを始め、おふくろにたしなめられる。
「いい子にしないと、おばあちゃんに会えないよ。」
そう、僕らは十和田にいるおばあちゃんに会いに行くのだ。
十和田のおばあちゃんのニカッと笑う、可愛らしいしわくちゃの笑顔を見に。
三沢駅で東北本線から十和田観光電鉄に電車を乗り継ぐ。
途中、十和田観光電鉄三沢駅の駅そばを食べて休憩しながら、また退屈な時間を我慢すると、かつてあったとうてつ駅ビル十和田市駅の改札口の向こうで、僕の想像通りのしわくちゃな笑顔で「よく来たなー柴T」とおばあちゃんが迎えに来てくれた。
ようやく退屈から解放された僕は、早足で改札を抜け、おばあちゃんの足にガシッと抱きつくのだった。
アレから30年以上が経ち、今は十和田観光電鉄の電車も、とうてつ駅ビルも無くなり、大好きだった十和田のおばあちゃんも天国へ旅立った。
あの当時の想い出は、忘れっぽい僕にしては珍しく、まるで映画を目の前で観ているかの様に、鮮明に僕の記憶に残っているのだ。
さて、先日そんな三沢駅に行って来た柴T。


三沢駅も2020年4月に新しい駅舎となり駅前交流プラザみ~くるがオープン。


構内は三沢ブランド特産品認定商品が買える面白い自販機があったり、人気の雑誌「rakra」と「三沢市」がコラボした「三沢市公式観光ガイドブック」がリニューアルされて置いてあったので、ゲットして来ました。

後で読んだのですが、とっても面白かったです。
そして、今回僕が三沢駅に来た目的。
それはおふくろと三沢駅の駅そばを食べにいくこと。
おふくろは前述の、僕が5歳の頃三沢駅に行って以来、30年以上食べていなかったことが判明。
したがって、久々に食べに行きたいとの事。
用事があって、八戸市に行くついでに、朝食として行って来ました。
かつて駅そばのあった、十和田観光電鉄三沢駅の旧駅舎はロータリーになってしまいましたが、現在、新駅舎内に「とうてつ駅そば三沢駅前店」として2020年からリニューアルオープン。
昭和39年創業の、60年近い歴史を持つ、駅そば。
十和田市と三沢市に2店舗あり、おふくろが物心ついた頃からあるらしく、当時は味はほとんど同じだけれど、三沢駅の方が少ししょっぱ目だったらしい。

旧駅舎の頃と比べ、メニューも変わっていって、鴨そばのほか、ラーメン、カツカレーもありました。
僕が頼んだのは、一番人気のスペシャルそば¥550

そして駅そばの最高の相棒、おにぎり¥130も注文。
スペシャルそばは山菜、天ぷら、たまごが入った、ゴージャスなおそば。

ふんわり香るマイルドな出汁の香りに思わずウットリとする。
そして飲んでみると昆布出汁の効いた、美味しいつゆ。
そう、いつもの駅そばのおつゆにホッとする。
天ぷらは僕が5歳の頃は薄めの天ぷらだった気もするけれど、今はどんぶりを覆うほど大きな天ぷらになってしました。
柔らかくなり次第に旨みがつゆに溶け出て、美味しさ倍増。
山菜の食感もいいですね。

天ぷらの下には卵が隠れていて、卵を崩して地元丸美屋製麺所のそばと絡めて食べると最高。

そんな美味しいおそばを食べながら、相棒おにぎりを交互に食べる。

なんて最高の朝なんだ。
おふくろも久々の駅そばに大満足。
昔、しょっぱ目だと感じていた、駅そばも十和田店に近くマイルドになり、とっても美味しかったとの事。
車に戻り、三沢駅の駅そばを食べて、色々思い出し、おふくろと当時の思い出をしばし語り合う。
当時の三沢駅での思い出、十和田のおばあちゃんとの思い出、終点のとうてつ駅ビルがまだあった頃の話。
こういう、自分の思い出の場所があると、記憶の底が蘇る。
僕のブログには実在の人物を元にした人達がどんどん出てくる。
彼らがココにいたことを、こうして残しておきたいのだ。
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(Official audioより)
全世界で1億5000万枚以上のレコード・セールスを記録し、数多くの名曲を世に出している彼も、最初は順風満帆とは行かなかった。
バンド活動を経て、彼の1971年のソロデビュー作「Cold Spring Harbor」はエンジニアのマスタリングのミスにより、やたら回転数が早い状態でリリースされ、これを聴いたビリーはブチギレて、レコードを道に投げつけたらしい(笑)。
セールス的に失敗し、初のアメリカ・ツアーも途中で打ち切られ、ビリー・マーティンという芸名を使って、ピアノの弾き語りで各地を回り生計を立てていたらしい。
1972年4月のフィラデルフィア公演の音源が、ラジオでオンエアされ評判を呼び、1973年別のコロンビア・レコードと契約を結び、1973年に2枚目のアルバム「Piano Man」をリリース。
全米27位のスマッシュヒットとなり、彼にとって重要な作品になりました。
僕が好きなのが、アルバムの表題曲「Piano Man」。
彼の弾き語り時代を歌ったもので、歌詞中の登場人物は全て実在の人物をもとにしているらしく、歌に出てくるウェイトレスは、のちに最初の奥さんとなる人なのだとか(笑)。
(Official videoより)
三沢市に対する僕の最古の思い出。
当時5歳の僕はおふくろと、まだ3歳の妹とともに、東北本線の電車に乗っていた。
6歳未満は電車代が無料だったので、僕が小学校に入るまで、しばらく移動には電車を使っていた。
電車の中は窮屈で、大人しくしていなければならず、大きな声も出せずに、えらく退屈していた。
妹は窓にべったり顔を貼り付けて、まだ見ぬ世界に釘付け。
次第に僕は貧乏ゆすりを始め、おふくろにたしなめられる。
「いい子にしないと、おばあちゃんに会えないよ。」
そう、僕らは十和田にいるおばあちゃんに会いに行くのだ。
十和田のおばあちゃんのニカッと笑う、可愛らしいしわくちゃの笑顔を見に。
三沢駅で東北本線から十和田観光電鉄に電車を乗り継ぐ。
途中、十和田観光電鉄三沢駅の駅そばを食べて休憩しながら、また退屈な時間を我慢すると、かつてあったとうてつ駅ビル十和田市駅の改札口の向こうで、僕の想像通りのしわくちゃな笑顔で「よく来たなー柴T」とおばあちゃんが迎えに来てくれた。
ようやく退屈から解放された僕は、早足で改札を抜け、おばあちゃんの足にガシッと抱きつくのだった。
アレから30年以上が経ち、今は十和田観光電鉄の電車も、とうてつ駅ビルも無くなり、大好きだった十和田のおばあちゃんも天国へ旅立った。
あの当時の想い出は、忘れっぽい僕にしては珍しく、まるで映画を目の前で観ているかの様に、鮮明に僕の記憶に残っているのだ。
さて、先日そんな三沢駅に行って来た柴T。


三沢駅も2020年4月に新しい駅舎となり駅前交流プラザみ~くるがオープン。


構内は三沢ブランド特産品認定商品が買える面白い自販機があったり、人気の雑誌「rakra」と「三沢市」がコラボした「三沢市公式観光ガイドブック」がリニューアルされて置いてあったので、ゲットして来ました。

後で読んだのですが、とっても面白かったです。
そして、今回僕が三沢駅に来た目的。
それはおふくろと三沢駅の駅そばを食べにいくこと。
おふくろは前述の、僕が5歳の頃三沢駅に行って以来、30年以上食べていなかったことが判明。
したがって、久々に食べに行きたいとの事。
用事があって、八戸市に行くついでに、朝食として行って来ました。
かつて駅そばのあった、十和田観光電鉄三沢駅の旧駅舎はロータリーになってしまいましたが、現在、新駅舎内に「とうてつ駅そば三沢駅前店」として2020年からリニューアルオープン。
昭和39年創業の、60年近い歴史を持つ、駅そば。
十和田市と三沢市に2店舗あり、おふくろが物心ついた頃からあるらしく、当時は味はほとんど同じだけれど、三沢駅の方が少ししょっぱ目だったらしい。

旧駅舎の頃と比べ、メニューも変わっていって、鴨そばのほか、ラーメン、カツカレーもありました。
僕が頼んだのは、一番人気のスペシャルそば¥550

そして駅そばの最高の相棒、おにぎり¥130も注文。
スペシャルそばは山菜、天ぷら、たまごが入った、ゴージャスなおそば。

ふんわり香るマイルドな出汁の香りに思わずウットリとする。
そして飲んでみると昆布出汁の効いた、美味しいつゆ。
そう、いつもの駅そばのおつゆにホッとする。
天ぷらは僕が5歳の頃は薄めの天ぷらだった気もするけれど、今はどんぶりを覆うほど大きな天ぷらになってしました。
柔らかくなり次第に旨みがつゆに溶け出て、美味しさ倍増。
山菜の食感もいいですね。

天ぷらの下には卵が隠れていて、卵を崩して地元丸美屋製麺所のそばと絡めて食べると最高。

そんな美味しいおそばを食べながら、相棒おにぎりを交互に食べる。

なんて最高の朝なんだ。
おふくろも久々の駅そばに大満足。
昔、しょっぱ目だと感じていた、駅そばも十和田店に近くマイルドになり、とっても美味しかったとの事。
車に戻り、三沢駅の駅そばを食べて、色々思い出し、おふくろと当時の思い出をしばし語り合う。
当時の三沢駅での思い出、十和田のおばあちゃんとの思い出、終点のとうてつ駅ビルがまだあった頃の話。
こういう、自分の思い出の場所があると、記憶の底が蘇る。
僕のブログには実在の人物を元にした人達がどんどん出てくる。
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