秋田県鹿角市 800年以上続く静かな温泉郷に潜む、美味しいおそばに満たされる。【石臼挽き手打そば洸庵 満月】
20世紀アメリカを代表するエンターテイナーの1人、フランク・シナトラ。
第二次世界大戦前の1930年代のアメリカから、1990年代末までの長きにわたり歌手活動を続け、数多くの名曲を世に送り出しました。
代表曲が多すぎて、正直選ぶのが困難(笑)。
個人的に好きなのが、1980年の「New York, New York」。
日本でもよくCMに使われていて、聴くとビールが飲みたくなります(笑)。
MLBのヤンキー・スタジアムでもこの曲が試合終了後に流れるのが大変印象的。
(Official videoより)
もう一つお気に入りの曲が、1964年の「Fly me to the moon」。
書いたのはバート・ハワードという、モノマネ芸人の伴奏をしていた人。
1969年、月を目指しアポロ10号に乗った宇宙飛行士がこの曲を流して、初めて人類が月面で聴いた曲として脚光を浴びました。
(Official videoより)
Fly me to the moon
(私を月へ連れてって)
Let me sing among those stars
(星々に囲まれ歌ってみたい)
Let me see what spring is like
(どんな春が来るのかな)
On jupiter and mars
(木星や火星では)
たまにどっか遠くに飛んでしまいたい時がある。
ココではない遠くへ。
その先には何があるのだろう。
現実逃避とは違う、世界に対する好奇心。
そのためのお金も時間もないのだけれど、もし仕事をリタイアしたら、世界中を旅してみたい。
世界の果てではどんな春が来るのかな。
さて、冬という足枷が外れ、どこか遠くへ行きたくなる。
そんな時、僕はいつも秋田県へ行きたくなるのだ。
十和田湖の秋田県鹿角市と小坂町の境にある、発荷峠(はっかとうげ)でゆっくりと。

標高 631mから見た十和田湖は美しく、御倉半島と中山半島が湖面に伸び、円頂上の御倉山が湖面に影を写す。

空気は春だけれど、景色は未だ雪化粧。
そんなギャップが面白く感じるのは、心に春の余裕が出来てきたからだ。


深呼吸をし、僕は鹿角市の大湯温泉郷へと向かう。
大湯温泉郷は800年の歴史を持つ、由緒ある温泉郷。


大湯川沿いに自然湧出し、江戸時代にはこの地を治めていた南部藩の保養温泉地に指定されていたらしい。
地元住民御用達の4つの共同浴場をはじめ、多くの日帰り入浴施設があり、十和田湖観光の拠点としても最適な温泉郷。

実はココに僕のお気に入りの温泉があって、温泉街の通りにある「十和田大湯温泉いずみの湯」。
入浴料は¥350


泉質はナトリウム-塩化物温泉で、なんと源泉は70.9℃と人間が入る温度ではないため、加水掛け流しとなっています(笑)。
こじんまりとした温泉ですが、湯口から微かな微硫黄臭。
見た目は無色透明で、柔らかい塩味。
加水してもかなり熱めですが、湯上がりはサッパリとするとてもいい温泉。
春にぴったりですね。
外に出ると爽やかな春風。
スッキリとした僕は、同じ温泉街の通りにある人気のおそば屋さんへと向かう。

「石臼挽き手打ちそば洸庵 満月」。

そば処長野県にある、手打ちそばの名店「安曇野 翁」で修業してきた店主が営むお店である。
いつもお昼時には混雑し、ほぼ満席。
そばは、茨城産の常陸秋そばを中心に時期ごとに数種類の丸抜きをブレンドし、店内の石臼で挽いた粉で手打ちした二八そばを提供している。
ココはざるそばが人気のほか、夏~秋には岩手県遠野市の特産暮坪蕪を使った「暮坪蕪おろしそば」なんかも有名ですね。
あとこのお店、自家製の「どぶろく」作っていて、こちらも人気です。

そっと出されるそば茶がすごく美味しい。

僕が頼んだのが、天ざるそば¥1470
そしてやってきたおそばは、超美味しそう。

そばの匂いがふんわり香り、そばつゆの匂いと相まって、僕の食欲を刺激する。
そばをそばつゆにつけて食べてみる。

すげぇ美味い。
細切りで大変しなやかなそば。
つぶつぶは見えず、しかしながらそばの香りが心地よく軽やかで、食べるとコシや喉越しもよく、その美味しさに僕は思わずうっとりする。
ツユはかつお、さばが香り、甘すぎず、スッキリと切れ味が良い。
久々にこんなに美味しいおそばを食べたぜ。
秋田でそんなにおそばを食べたことはないですが、ココは秋田の中でもダントツに好きなおそば。
薬味の大根、ねぎ、わさびを加え味変させながら食べる。
もう、最高だぜ。
あまりにも美味しくて、「満月」だけに意識が月にぶっ飛んでしまいそう(?)。

そして、ココの天ぷらすげぇ美味しい。
最初見た時、「少ないんじゃね?」と思ったけれど、食べた時の満足感。

カラッと揚がっていて、サクサクした衣の中にはプリプリとした美味しいエビ、ジューシーな椎茸、苦味が心地よいししとう。
コレら全てが美味しくて、いつも麺つゆをつけてしまう僕ですが、このお店だけは、天ぷらをしっかり味わいたくて、塩をつけて食べている。

友人はミニ天丼が付くざるそばセット¥1500を注文。
珍しいネギの天ぷらも乗っていて、こちらもすごく美味しかったそう。
とってもいいお店でした、また来ます。
静かで穴場の温泉郷で、最高のおそばを食べお腹も満月。
このお店の記事を書いていて僕はまた「Fly me to the full moon」したくなるのである(笑)。
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第二次世界大戦前の1930年代のアメリカから、1990年代末までの長きにわたり歌手活動を続け、数多くの名曲を世に送り出しました。
代表曲が多すぎて、正直選ぶのが困難(笑)。
個人的に好きなのが、1980年の「New York, New York」。
日本でもよくCMに使われていて、聴くとビールが飲みたくなります(笑)。
MLBのヤンキー・スタジアムでもこの曲が試合終了後に流れるのが大変印象的。
(Official videoより)
もう一つお気に入りの曲が、1964年の「Fly me to the moon」。
書いたのはバート・ハワードという、モノマネ芸人の伴奏をしていた人。
1969年、月を目指しアポロ10号に乗った宇宙飛行士がこの曲を流して、初めて人類が月面で聴いた曲として脚光を浴びました。
(Official videoより)
Fly me to the moon
(私を月へ連れてって)
Let me sing among those stars
(星々に囲まれ歌ってみたい)
Let me see what spring is like
(どんな春が来るのかな)
On jupiter and mars
(木星や火星では)
たまにどっか遠くに飛んでしまいたい時がある。
ココではない遠くへ。
その先には何があるのだろう。
現実逃避とは違う、世界に対する好奇心。
そのためのお金も時間もないのだけれど、もし仕事をリタイアしたら、世界中を旅してみたい。
世界の果てではどんな春が来るのかな。
さて、冬という足枷が外れ、どこか遠くへ行きたくなる。
そんな時、僕はいつも秋田県へ行きたくなるのだ。
十和田湖の秋田県鹿角市と小坂町の境にある、発荷峠(はっかとうげ)でゆっくりと。

標高 631mから見た十和田湖は美しく、御倉半島と中山半島が湖面に伸び、円頂上の御倉山が湖面に影を写す。

空気は春だけれど、景色は未だ雪化粧。
そんなギャップが面白く感じるのは、心に春の余裕が出来てきたからだ。


深呼吸をし、僕は鹿角市の大湯温泉郷へと向かう。
大湯温泉郷は800年の歴史を持つ、由緒ある温泉郷。


大湯川沿いに自然湧出し、江戸時代にはこの地を治めていた南部藩の保養温泉地に指定されていたらしい。
地元住民御用達の4つの共同浴場をはじめ、多くの日帰り入浴施設があり、十和田湖観光の拠点としても最適な温泉郷。

実はココに僕のお気に入りの温泉があって、温泉街の通りにある「十和田大湯温泉いずみの湯」。
入浴料は¥350


泉質はナトリウム-塩化物温泉で、なんと源泉は70.9℃と人間が入る温度ではないため、加水掛け流しとなっています(笑)。
こじんまりとした温泉ですが、湯口から微かな微硫黄臭。
見た目は無色透明で、柔らかい塩味。
加水してもかなり熱めですが、湯上がりはサッパリとするとてもいい温泉。
春にぴったりですね。
外に出ると爽やかな春風。
スッキリとした僕は、同じ温泉街の通りにある人気のおそば屋さんへと向かう。

「石臼挽き手打ちそば洸庵 満月」。

そば処長野県にある、手打ちそばの名店「安曇野 翁」で修業してきた店主が営むお店である。
いつもお昼時には混雑し、ほぼ満席。
そばは、茨城産の常陸秋そばを中心に時期ごとに数種類の丸抜きをブレンドし、店内の石臼で挽いた粉で手打ちした二八そばを提供している。
ココはざるそばが人気のほか、夏~秋には岩手県遠野市の特産暮坪蕪を使った「暮坪蕪おろしそば」なんかも有名ですね。
あとこのお店、自家製の「どぶろく」作っていて、こちらも人気です。

そっと出されるそば茶がすごく美味しい。

僕が頼んだのが、天ざるそば¥1470
そしてやってきたおそばは、超美味しそう。

そばの匂いがふんわり香り、そばつゆの匂いと相まって、僕の食欲を刺激する。
そばをそばつゆにつけて食べてみる。

すげぇ美味い。
細切りで大変しなやかなそば。
つぶつぶは見えず、しかしながらそばの香りが心地よく軽やかで、食べるとコシや喉越しもよく、その美味しさに僕は思わずうっとりする。
ツユはかつお、さばが香り、甘すぎず、スッキリと切れ味が良い。
久々にこんなに美味しいおそばを食べたぜ。
秋田でそんなにおそばを食べたことはないですが、ココは秋田の中でもダントツに好きなおそば。
薬味の大根、ねぎ、わさびを加え味変させながら食べる。
もう、最高だぜ。
あまりにも美味しくて、「満月」だけに意識が月にぶっ飛んでしまいそう(?)。

そして、ココの天ぷらすげぇ美味しい。
最初見た時、「少ないんじゃね?」と思ったけれど、食べた時の満足感。

カラッと揚がっていて、サクサクした衣の中にはプリプリとした美味しいエビ、ジューシーな椎茸、苦味が心地よいししとう。
コレら全てが美味しくて、いつも麺つゆをつけてしまう僕ですが、このお店だけは、天ぷらをしっかり味わいたくて、塩をつけて食べている。

友人はミニ天丼が付くざるそばセット¥1500を注文。
珍しいネギの天ぷらも乗っていて、こちらもすごく美味しかったそう。
とってもいいお店でした、また来ます。
静かで穴場の温泉郷で、最高のおそばを食べお腹も満月。
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