青森県横浜町 大湊線陸奥横浜駅と、そばの隠れた名店にて爆盛り天ぷら定食【手打ちそば・うどん処檜屋】
1971年デビューのアメリカのバンド、ドゥービー・ブラザーズ。
主に、1960年代後半から1970年代まで一世を風靡したウエスト・コースト・ロックに位置付けられることも多い。
初期はギターを主軸とした、アメリカン・ロック・スタイルでしたが、途中からマイケル・マクドナルドが加わると、音楽性がアダルト・コンテンポラリーにまで広がり、1979年には「What a Fool Believes」という曲が全米1位を記録しグラミー賞を受賞。
(Official videoより)
僕はこの時期が一番好きだけれど、初期もなかなか味わい深い。
彼らの初期の代表曲が1973年の「Long Tain Runnin' 」。
アルバム「Captain & Me」の収録曲で、全米8位を記録。
イントロのギターカッティングが印象的で、列車を人生に例え、そこに愛はあるんかと問いかけている、案外深い曲です。
(Official audioより)
僕が初めて、大湊線を使ったのは今から13年前。
当時岩手大学の博士課程に在学していた。
博士課程で博士号を取得したところで、就職先が少ない「高学歴ワーキングプア」という問題と、当時青森の祖父が寝たきりになって、両親が働いているお店もどうなるかわからない、そんな将来的な不安で押し潰されそうになる毎日。
自分の夢だけをずっと追いかけていて、ずっと地に足つかずフワフワしていたけれど、いざ現実を見て地に足がつくと俺の将来不安だらけ。
一応研究成果は出ていたし、来年博士号は取れそう。
フランスの研究機関でポスドクする話も出ていたけれど、果たしてそんな自分の道は正しいのだろうか。
一度、就職試験を受けてみることにした。
そう思い立ったのが、結構遅くで、まあ、ダメでも来年博士取ったらまた再チャレンジすればいいやという感覚。
ちょうど下北半島むつ市の、とあるところで遅い時期に職員を募集していた。
いざ受けてみたら、面接でほとんど喋れず失敗し、コレは落ちたなと肩を落とす。
しかしながら、何故か合格。
結局は天秤にかけ、博士を中退し、就職することにした。
今は親孝行し、仕送りもして、案外今の下北半島での暮らしにはまあまあ満足している。
自分の人生の選択に、全く後悔はない。
その面接を受ける際、むつ市内のホテルが空いていなくて、泊まったのが横浜町のペンション。
途中下車した「陸奥横浜駅」はなかなかに味わい深い駅でとても印象に残っていた。
さて、下北半島13年目の柴T。
久々に、横浜町を散歩。
実は横浜町は下北ではなく上北(笑)。

久々に、ずっと印象に残っていた「陸奥横浜駅」を見たくなったのである。

案外この駅舎、歴史は古くて1921年に大湊線の開通とともに開業。


1999年に陸奥横浜駅長が廃止され、大湊駅管理下となり、2021年窓口業務を終了し無人駅となる。
開業当時の駅舎を改良してカラフルに菜の花カラーにしているそう。
先日、ニュースで4月~8月まで改良工事が行われ、その後、町に譲渡するのだとか。
旧駅事務室などは交流スペースとして活用するらしい。
どう変わっていくのか、期待が膨らむところですが、とりあえず今の駅舎を写真に収めておく。

途中大湊線が停車し、部活帰りの高校生がゾロゾロと降りていく。

1車両編成の「ショート・トレイン・ランニン」(笑)。
別に横浜町に住んだことはないはずだけれど、何故か懐かしい気分になるのは何故だろう。

その後国道279号に戻り、横浜町の隠れたそばの名店「手打ちそば・うどん処檜屋」さんへ。

いつも店内は多くのお客さんで賑わっている。





そば粉は厳選した青森県産を使用しており、地下水を使って練り上げたそばを提供している。
横浜町って、何気に地下水が豊富なんです。
そばツユは鰹節、鯖節、昆布をじっくり煮出し、醤油と合わせた江戸風らしい。
このお店で有名なのが、5段重ねで運ばれて、5種類の味が楽しめる横浜そばが有名。


※写真は以前撮ったもの。
今回頼んだのは、天ぷら定食¥1570

そしてやってきたのは、小鉢2つ、お新香1つ、天ぷら、ご飯、おそばが付く、凄まじいセットになっています(笑)。
まず、おそばはかけそば。

冷やしにすることも出来るのだとか。
おつゆはダシのしっかり効いた、優しさの中に奥行きを感じる味わい。
風味豊かで、温かいそばだとそれがよく分かる。
とっても美味しい。

おそばはしっかりとしたコシがあり、お蕎麦の風味もふんわり香る。
天かすがあって、コクが加わり、時間と共に美味しさが増す。

そしてこのお店、天ぷらも美味しいんです。
揚げたてサクサクで、海苔の天ぷらは噛むと磯の香りがふんわり香り、エビ天は2つもあり中はプリプリ。
ナスやさつまいも、大葉の天ぷらも美味しいけれど、春が旬のフキノトウの天ぷらも爽やかな苦味がとても美味しい。

ご飯が進みます。
そして、何気にお新香も美味しいし、小鉢も美味しい、とっても盛りだくさんの美味しい定食でした。

早下北半島に来て13年。
僕が育った青森市は中学を卒業して函館の学校に行ったから、後3年経てば人生で下北半島が一番長くいた場所になる。
その時の僕は一体何をしているのだろう。
いい加減、結婚できてればいいのだけれど(笑)。
そして、その時の下北半島はどうなっているのだろう。
人生という列車もまだ半ば。
目まぐるしい変化の時代、若干の不安を覚えつつも、僕は生きるしかないのである。
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主に、1960年代後半から1970年代まで一世を風靡したウエスト・コースト・ロックに位置付けられることも多い。
初期はギターを主軸とした、アメリカン・ロック・スタイルでしたが、途中からマイケル・マクドナルドが加わると、音楽性がアダルト・コンテンポラリーにまで広がり、1979年には「What a Fool Believes」という曲が全米1位を記録しグラミー賞を受賞。
(Official videoより)
僕はこの時期が一番好きだけれど、初期もなかなか味わい深い。
彼らの初期の代表曲が1973年の「Long Tain Runnin' 」。
アルバム「Captain & Me」の収録曲で、全米8位を記録。
イントロのギターカッティングが印象的で、列車を人生に例え、そこに愛はあるんかと問いかけている、案外深い曲です。
(Official audioより)
僕が初めて、大湊線を使ったのは今から13年前。
当時岩手大学の博士課程に在学していた。
博士課程で博士号を取得したところで、就職先が少ない「高学歴ワーキングプア」という問題と、当時青森の祖父が寝たきりになって、両親が働いているお店もどうなるかわからない、そんな将来的な不安で押し潰されそうになる毎日。
自分の夢だけをずっと追いかけていて、ずっと地に足つかずフワフワしていたけれど、いざ現実を見て地に足がつくと俺の将来不安だらけ。
一応研究成果は出ていたし、来年博士号は取れそう。
フランスの研究機関でポスドクする話も出ていたけれど、果たしてそんな自分の道は正しいのだろうか。
一度、就職試験を受けてみることにした。
そう思い立ったのが、結構遅くで、まあ、ダメでも来年博士取ったらまた再チャレンジすればいいやという感覚。
ちょうど下北半島むつ市の、とあるところで遅い時期に職員を募集していた。
いざ受けてみたら、面接でほとんど喋れず失敗し、コレは落ちたなと肩を落とす。
しかしながら、何故か合格。
結局は天秤にかけ、博士を中退し、就職することにした。
今は親孝行し、仕送りもして、案外今の下北半島での暮らしにはまあまあ満足している。
自分の人生の選択に、全く後悔はない。
その面接を受ける際、むつ市内のホテルが空いていなくて、泊まったのが横浜町のペンション。
途中下車した「陸奥横浜駅」はなかなかに味わい深い駅でとても印象に残っていた。
さて、下北半島13年目の柴T。
久々に、横浜町を散歩。
実は横浜町は下北ではなく上北(笑)。

久々に、ずっと印象に残っていた「陸奥横浜駅」を見たくなったのである。

案外この駅舎、歴史は古くて1921年に大湊線の開通とともに開業。


1999年に陸奥横浜駅長が廃止され、大湊駅管理下となり、2021年窓口業務を終了し無人駅となる。
開業当時の駅舎を改良してカラフルに菜の花カラーにしているそう。
先日、ニュースで4月~8月まで改良工事が行われ、その後、町に譲渡するのだとか。
旧駅事務室などは交流スペースとして活用するらしい。
どう変わっていくのか、期待が膨らむところですが、とりあえず今の駅舎を写真に収めておく。

途中大湊線が停車し、部活帰りの高校生がゾロゾロと降りていく。

1車両編成の「ショート・トレイン・ランニン」(笑)。
別に横浜町に住んだことはないはずだけれど、何故か懐かしい気分になるのは何故だろう。

その後国道279号に戻り、横浜町の隠れたそばの名店「手打ちそば・うどん処檜屋」さんへ。

いつも店内は多くのお客さんで賑わっている。





そば粉は厳選した青森県産を使用しており、地下水を使って練り上げたそばを提供している。
横浜町って、何気に地下水が豊富なんです。
そばツユは鰹節、鯖節、昆布をじっくり煮出し、醤油と合わせた江戸風らしい。
このお店で有名なのが、5段重ねで運ばれて、5種類の味が楽しめる横浜そばが有名。


※写真は以前撮ったもの。
今回頼んだのは、天ぷら定食¥1570

そしてやってきたのは、小鉢2つ、お新香1つ、天ぷら、ご飯、おそばが付く、凄まじいセットになっています(笑)。
まず、おそばはかけそば。

冷やしにすることも出来るのだとか。
おつゆはダシのしっかり効いた、優しさの中に奥行きを感じる味わい。
風味豊かで、温かいそばだとそれがよく分かる。
とっても美味しい。

おそばはしっかりとしたコシがあり、お蕎麦の風味もふんわり香る。
天かすがあって、コクが加わり、時間と共に美味しさが増す。

そしてこのお店、天ぷらも美味しいんです。
揚げたてサクサクで、海苔の天ぷらは噛むと磯の香りがふんわり香り、エビ天は2つもあり中はプリプリ。
ナスやさつまいも、大葉の天ぷらも美味しいけれど、春が旬のフキノトウの天ぷらも爽やかな苦味がとても美味しい。

ご飯が進みます。
そして、何気にお新香も美味しいし、小鉢も美味しい、とっても盛りだくさんの美味しい定食でした。

早下北半島に来て13年。
僕が育った青森市は中学を卒業して函館の学校に行ったから、後3年経てば人生で下北半島が一番長くいた場所になる。
その時の僕は一体何をしているのだろう。
いい加減、結婚できてればいいのだけれど(笑)。
そして、その時の下北半島はどうなっているのだろう。
人生という列車もまだ半ば。
目まぐるしい変化の時代、若干の不安を覚えつつも、僕は生きるしかないのである。
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