青森県弘前市 目の前でピチピチと。激ウマの揚げたて天ぷらをキミに。【天ぷらいもや】
雨になると憂鬱になる。
写真を撮っても映えないし、外に出ると濡れるし。
そろそろロードバイクに乗れるのかなと期待していたけれど、この日も雨が邪魔をした。
そんな天気ですら、音楽を聴くとまた違う楽しみが出てくるから、不思議ですね。
僕がよく聴く、日本のアーティストの一人、秦基博。
(Official videoより)
彼の繊細かつ伸びやかな声は、「鋼と硝子でできた声」によく例えられる。
そんな彼の曲の中で一番好きなのが「Rain」という曲。
大江千里が80年代に発表したオリジナル曲のカバーで、新海誠監督の2013年の映画「言の葉の庭」のエンディングテーマにもなりました。
この曲を聴くと、雨の日ですら、ロマンチックに感じるから不思議ですね。
(Official audioより)
慌ただしく過ぎていく日々。
最近は少しバタバタしていて、実家の青森市へ帰れない日々が続いた。
そんな中、僕の中で津軽欠乏症の症状が出る。

夢の中で、津軽の夢にうなされる。
津軽中華を食べる夢。
岩木山を登山する夢。
平川で温泉に浸かる夢。
大鰐でスキーをする夢。
太宰治の小説「津軽」を読む夢。
大学時代の研究室の皆んなと、弘前のカレーの人気店「カレー&コーヒーかわしま」でカレーを食べる夢。
それだけ、津軽は僕にとっていい思い出が詰まった地なのだ。
コレは津軽を補充しなければなるまい。
少し無理して、僕は週末津軽をドライブすることにした。
この日は一日中の雨。
少しも止む気配はなく、雨足は強くなるばかり。

そんな中、僕はつがる市車力にある「むらおこし拠点館フラット」へ。

この日3月26日(日)は「雪室りんご」が販売されていた。

雪国では古来から雪の中に野菜を埋めて貯蔵しており、その雪を利用してりんごを保存・熟成させたのが雪室りんご。
雪の中は温度変化が無く、さらに適度な湿度のおかげでりんごの水分の蒸発を防くことができる。

この日は、鶴田町の「拓光園」さんが出店していて、地元小学校に雪室りんごの掘り出し体験を提供している有名な農園ですね。
そこで買った雪室りんごは食べたら甘く、熟成された深い味わい。

とっても美味しいりんごでした。
大体、この雪室りんご掘り出されるのが3月下旬~4月上旬くらい。
春を告げるりんごに、雨の中フワッと咲く桜のイメージが広がる。

そのほかフラットで売っている、「自家焙煎工房アウル」のコーヒーも売っていてこちらも購入。


ココのコーヒー、美味しいんです。
そして、お次は弘前市へ。
大学時代からずっと気になっていたけれど、長年行かずじまいのお店があった。
そのお店の名は「天ぷらいもや」。

弘前では有名な天ぷらの専門店で、実は東京神保町にある有名店「天ぷらいもや」の暖簾分けのお店。
大学時代、同じ研究室の友人がこのお店をすごく絶賛していたのを憶えていて、ずっといつか行ってみたいと思っていたのだ。
隠れた人気店で、いつもお昼時は多くのお客さんで賑わっている。
席はまるでお寿司屋さんの様にカウンター席のみ。
綺麗で落ち着く雰囲気で、天ぷら屋さんにありがちなベタベタ感は全く無い。
ピチピチと天ぷらを揚げている音が食欲をそそる。
注文をすると、その場で揚げてくれる方式。
そして、メニューを見ると、かなりリーズナブル。
一番高いメニューが海鮮天ぷら定食の¥1450で、天丼は¥900と大変リーズナブル。
こんなに入りやすいお店だったのか。
定食の他にも舞茸や旬のものなど、単品でも揚げてくれる。
そして僕は、海鮮天ぷら定食を注文。
店主のほか店員が2人いて、狭いスペースを手際よく捌いている。
店主の手捌きは達人技。
周りをよく見ていて、お客さんのお茶や天つゆが少なくなると足したりしている。
お盆に次々と、味噌汁、ご飯、お新香、天つゆがセッティングされていき、残るは天ぷら。
僕の番が来てジュワッと目の前で、天ぷらが揚げられ、香ばしく揚がった匂いが、食欲をそそる。

そしてやってきた天ぷらは美味しそう。
いや、絶対美味しいはずだ。

天ぷらはエビ、ホタテ、カニ、海苔、にんじん、春菊。
そして、食べてみるとどれも美味い。
カラッと揚がっていて、油感はあまり無い絶妙な揚げ具合。

海苔は香ばしく揚げられており、サクサクとした食感の後で海苔の風味がふんわり口の中を包み込む。
エビは衣の食感とともに、プリプリとした甘味と旨味がジュワッと広がる。
天つゆがとても美味しくて、濃いめだけれど、素材の味を全く邪魔しない。

ホタテは分厚く食べ応えがあり、旨みがしっかりとしている。

カニも香ばしく揚がっており美味しい。
そして、にんじんって、なんで天ぷらにするとこんなにも美味いんだろう。
衣の香ばしさの中ににんじんの甘みの絶妙なバランス。
そして、春菊は苦味がそんなになく、こちらもむしろ甘みさえ感じる。
こんなに美味しい天ぷらに、ご飯が進まないはずがない。
そして、何気に御新香も美味くておかわりが欲しくなる。
と思っていたら勝手に追加してくれる(笑)。
お味噌汁もレベルが高い。
あまりに美味し過ぎて、天ぷらを追加で頼んだ。
アスパラ¥110と春の風物詩フキノトウ¥110

アスパラは一口サイズに切られており、塩で食べると甘くて美味しい。
フキノトウも爽やかな苦味がクセになる。
なんで春になると苦いものが食べたくなるんだろう。
とっても最高に美味しい、素晴らしい天ぷら屋さんでした。
勝手に高いお店だとずっと勘違いしていたけれど、実はとっても入りやすい、リーズナブルなお店。
結局ドライブ中、ずっと雨が降っていて、桜並木もまだ蕾すら見えない状況だけれど、雪室りんごにフキノトウ、春を味わえる程に、着実に桜の季節が近づいていく。
今度遠く県外にいる大学時代の友人が、弘前の桜を見に行こうかなとか言っていた。
3年ぶりに桜の下で宴会をやりたいな。
止むことのない雨の中、徐々に迫り来る春に期待を膨らませる。
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写真を撮っても映えないし、外に出ると濡れるし。
そろそろロードバイクに乗れるのかなと期待していたけれど、この日も雨が邪魔をした。
そんな天気ですら、音楽を聴くとまた違う楽しみが出てくるから、不思議ですね。
僕がよく聴く、日本のアーティストの一人、秦基博。
(Official videoより)
彼の繊細かつ伸びやかな声は、「鋼と硝子でできた声」によく例えられる。
そんな彼の曲の中で一番好きなのが「Rain」という曲。
大江千里が80年代に発表したオリジナル曲のカバーで、新海誠監督の2013年の映画「言の葉の庭」のエンディングテーマにもなりました。
この曲を聴くと、雨の日ですら、ロマンチックに感じるから不思議ですね。
(Official audioより)
慌ただしく過ぎていく日々。
最近は少しバタバタしていて、実家の青森市へ帰れない日々が続いた。
そんな中、僕の中で津軽欠乏症の症状が出る。

夢の中で、津軽の夢にうなされる。
津軽中華を食べる夢。
岩木山を登山する夢。
平川で温泉に浸かる夢。
大鰐でスキーをする夢。
太宰治の小説「津軽」を読む夢。
大学時代の研究室の皆んなと、弘前のカレーの人気店「カレー&コーヒーかわしま」でカレーを食べる夢。
それだけ、津軽は僕にとっていい思い出が詰まった地なのだ。
コレは津軽を補充しなければなるまい。
少し無理して、僕は週末津軽をドライブすることにした。
この日は一日中の雨。
少しも止む気配はなく、雨足は強くなるばかり。

そんな中、僕はつがる市車力にある「むらおこし拠点館フラット」へ。

この日3月26日(日)は「雪室りんご」が販売されていた。

雪国では古来から雪の中に野菜を埋めて貯蔵しており、その雪を利用してりんごを保存・熟成させたのが雪室りんご。
雪の中は温度変化が無く、さらに適度な湿度のおかげでりんごの水分の蒸発を防くことができる。

この日は、鶴田町の「拓光園」さんが出店していて、地元小学校に雪室りんごの掘り出し体験を提供している有名な農園ですね。
そこで買った雪室りんごは食べたら甘く、熟成された深い味わい。

とっても美味しいりんごでした。
大体、この雪室りんご掘り出されるのが3月下旬~4月上旬くらい。
春を告げるりんごに、雨の中フワッと咲く桜のイメージが広がる。

そのほかフラットで売っている、「自家焙煎工房アウル」のコーヒーも売っていてこちらも購入。


ココのコーヒー、美味しいんです。
そして、お次は弘前市へ。
大学時代からずっと気になっていたけれど、長年行かずじまいのお店があった。
そのお店の名は「天ぷらいもや」。

弘前では有名な天ぷらの専門店で、実は東京神保町にある有名店「天ぷらいもや」の暖簾分けのお店。
大学時代、同じ研究室の友人がこのお店をすごく絶賛していたのを憶えていて、ずっといつか行ってみたいと思っていたのだ。
隠れた人気店で、いつもお昼時は多くのお客さんで賑わっている。
席はまるでお寿司屋さんの様にカウンター席のみ。
綺麗で落ち着く雰囲気で、天ぷら屋さんにありがちなベタベタ感は全く無い。
ピチピチと天ぷらを揚げている音が食欲をそそる。
注文をすると、その場で揚げてくれる方式。
そして、メニューを見ると、かなりリーズナブル。
一番高いメニューが海鮮天ぷら定食の¥1450で、天丼は¥900と大変リーズナブル。
こんなに入りやすいお店だったのか。
定食の他にも舞茸や旬のものなど、単品でも揚げてくれる。
そして僕は、海鮮天ぷら定食を注文。
店主のほか店員が2人いて、狭いスペースを手際よく捌いている。
店主の手捌きは達人技。
周りをよく見ていて、お客さんのお茶や天つゆが少なくなると足したりしている。
お盆に次々と、味噌汁、ご飯、お新香、天つゆがセッティングされていき、残るは天ぷら。
僕の番が来てジュワッと目の前で、天ぷらが揚げられ、香ばしく揚がった匂いが、食欲をそそる。

そしてやってきた天ぷらは美味しそう。
いや、絶対美味しいはずだ。

天ぷらはエビ、ホタテ、カニ、海苔、にんじん、春菊。
そして、食べてみるとどれも美味い。
カラッと揚がっていて、油感はあまり無い絶妙な揚げ具合。

海苔は香ばしく揚げられており、サクサクとした食感の後で海苔の風味がふんわり口の中を包み込む。
エビは衣の食感とともに、プリプリとした甘味と旨味がジュワッと広がる。
天つゆがとても美味しくて、濃いめだけれど、素材の味を全く邪魔しない。

ホタテは分厚く食べ応えがあり、旨みがしっかりとしている。

カニも香ばしく揚がっており美味しい。
そして、にんじんって、なんで天ぷらにするとこんなにも美味いんだろう。
衣の香ばしさの中ににんじんの甘みの絶妙なバランス。
そして、春菊は苦味がそんなになく、こちらもむしろ甘みさえ感じる。
こんなに美味しい天ぷらに、ご飯が進まないはずがない。
そして、何気に御新香も美味くておかわりが欲しくなる。
と思っていたら勝手に追加してくれる(笑)。
お味噌汁もレベルが高い。
あまりに美味し過ぎて、天ぷらを追加で頼んだ。
アスパラ¥110と春の風物詩フキノトウ¥110

アスパラは一口サイズに切られており、塩で食べると甘くて美味しい。
フキノトウも爽やかな苦味がクセになる。
なんで春になると苦いものが食べたくなるんだろう。
とっても最高に美味しい、素晴らしい天ぷら屋さんでした。
勝手に高いお店だとずっと勘違いしていたけれど、実はとっても入りやすい、リーズナブルなお店。
結局ドライブ中、ずっと雨が降っていて、桜並木もまだ蕾すら見えない状況だけれど、雪室りんごにフキノトウ、春を味わえる程に、着実に桜の季節が近づいていく。
今度遠く県外にいる大学時代の友人が、弘前の桜を見に行こうかなとか言っていた。
3年ぶりに桜の下で宴会をやりたいな。
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