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田舎の生活~Nothern life~

日々遊びながら青森の魅力を発信

 青森県蓬田村 下北半島から津軽半島へ。おふくろのエクストリームバースデーの宴。蓬田村を代表する名店はやっぱ最高でした。【居酒屋とり清】

1968年に発売された9作目のオリジナル・アルバム「The Beatles」。

別名「ホワイト・アルバム」とも言われていて、白一色のジャケットがシンプルだけど、それが逆にインパクトがある。

彼らのオリジナルアルバムとしては、唯一の二枚組で、当時メンバーの仲がギスギスしていて、ソロ作品の集合体といった趣で、よく言えばバラエティ豊かだけど、悪く言えばカオスになっているアルバム。

それでも名盤と言われているのは、さすがはビートルズ。

現代の音楽のあらゆるジャンルの要素がこのアルバムに詰め込まれているとも言われていて、「Helter Skelter」なんかは、後のヘヴィ・メタルの原型なんじゃないかって言われてますね。

僕が結構好きなのが「Birthday」という曲。

主にポール・マッカートニーによって書かれた曲で、メンバー全員で1956年のロックンロール映画「女はそれを我慢できない」を見てその影響を受けて書いた、サクッといけるバースデーソングになっています。

(Official audioより)


僕の小学校は青森市の街中にあって、会社の社長令嬢や、医者の息子、老舗の倅など、結構裕福な家庭の同級生もいた。

その中で、僕の家族は決して裕福ではなく、僕は彼らと比べては、家族に反発していた。

友人の家に行けば3階建てで、当時高価だった100メガショックNEOGEOがプレイできる(でも、やたらロード時間が長かった笑)、結構お小遣いを彼らはもらっていて、駄菓子を買いに行くと、僕の分を奢ってくれるなど、随分と羽振りが良かった。

友人宅でよくあん玉大会が開催された。

ケーブルテレビとつながっていて、フジテレビやテレ東も見れる。

なんでそれがウチにはないんだ。

僕は無い物ねだりをしてはおふくろに反発していた。

それが社会人になるまで続き、行きたい大学に行けないと、車も買えないと、愚痴り続けていた。

そんな中、俺だったら「ウルセェ、金がねぇものはねぇ!」って怒鳴り散らしているはずが、おふくろは何も言わずただオレの文句を聞いてくれた。

そして全ての夢が過ぎ去り、僕が社会人になると、稼ぐことの大変さ、おふくろの苦労が身に沁みてわかる。

生きて生活する事はこんなにも大変だ。

今思えば、なんという無茶な要求を(笑)。

皆んなが欲しがる様なモノは実はハリボテの奥行きのない幻で、石ころみたいに周りに転がっているものが、実はかけがえのないお宝。

それに気づいてしまったら、今はもう、こんな浅ましい自分を育ててくれた、家族に感謝しか無いのである。

さて、とある土曜日。

僕は下北半島で仕事をしていた。

いざ仕事を終えると、時計は15時半。

実はおふくろの誕生日を、津軽半島蓬田村で祝う約束をしていた。

何故に、蓬田村。

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僕とおふくろが絶賛してやまない、津軽半島が誇る居酒屋の名店「とり清」さんを予約していたからだ。

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とり清さんは18時半からで予約していて、3時間でむつ市から蓬田村まで行かねばならないエクストリームな行程(笑)。

久々の来店に、おふくろも楽しみにしている。

おう、俺は柴T、諦めの悪い男。

てか、こんなキツキツの行程で組んだ僕が大馬鹿なのだけど(笑)。

途中、遅いトラックが前にいたり、工事で片側通行になっていたり、時にイライラしながらも、青森市でおふくろを拾い、なんとか時間通りに到着。

久々に大好きな「とり清」で過ごすことができる。

その期待に胸が膨らむ。

運転手なので、また僕は飲めないのだけど(笑)。

ココは知る人ぞ知る、焼き鳥居酒屋の名店である。

メニューはこんな感じ。

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むつ市脇野沢にも実は熱烈なファンがいる。

料理は何を食べても美味しいし、青森市と蓬田村の境にあり、隠れ家感も半端ない。

まさに僕のブログに相応しいお店(笑)。

多分、青森市街にお店を構えたら、予約が殺到するであろう。

そして、店主夫婦がいい人で、娘さん達もお店を手伝う、家族経営の温かさにほっこりする。

店内は地元のお客さんでほぼ満席。

本当、予約してよかった。

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僕はもちろん、ノンアルコールビールで。

お通しはなんともつ煮込み。

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コレがまた美味い。

モツは臭みがなく、適度に柔らかく美味い。

おふくろはモツが苦手だったけれど、とても美味しいと驚いていた。

もう、お通しから既にこのクオリティ(笑)。

そして、焼き鳥が安い。

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今時焼き鳥一本90円とか。

そしてその焼き鳥は、安いだけじゃなく、ものすごく美味しいのだ。

レバー¥90、正肉¥90、皮¥90、もう最高。

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ココはつくね¥110が本当美味しい。

そして、このお店のオリジナルメニュー「津軽さん下がり」¥100は、甘めの味噌に絡んだサガリがめちゃくちゃ美味い。

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このお店に来たら是非食べていただきたい逸品です。

そして、何気にピザ¥670もうまい。

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かなり大きくて、チーズがたっぷり。

そして、ココまではいつも頼んでいるメニュー。

最高に美味いのは想定の範囲内だ。

このとり清さん、メニューが大変豊富で、つけ麺から定食まで、なんでもある。

今まで頼んだことのないメニューを開拓してみよう。

おふくろも僕の提案に頷く。

そして、うな重¥1150頼んでみた。

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うな重でこの値段も凄いけど、やって来てもっと驚く。

すげぇ肉厚のうなぎの蒲焼が乗った、ボリュームたっぷりの定食。

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しかも、味噌汁やお新香まで付く。

それでこの値段は凄すぎる。

そして、めちゃくちゃ美味しい。

甘じょっぱいタレに絡んだうなぎは、皮はカリっとしていて、身はふっくらの絶妙な焼き加減。

おふくろもとっても美味しいと喜んでいた。

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イワシのぬか漬け焼き¥300。

ニシンのぬか漬けは食べたことがあるけれど、イワシのぬか漬けは初めてだ。

ふっくら焼かれていて、熟成された旨味がいいですね。

お酒が欲しくなるが我慢(笑)。

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そして、僕とおふくろが感動したのが、とり清風山賊焼¥600

コレが本当すごく美味しかった。

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カリッとスモーキーに焼かれていて、胡椒のパンチと甘辛いタレが本当最高。

本当ビールがあったら進むでしょうね。

おふくろも美味しいと大絶賛。

本当は親父も行く予定だったけれど、諸事情により参加中止。

そのせいか、おふくろの背後に親父の生き霊が見えたのか、2人で来たのに、どう見ても3人分の食事量を注文している(笑)。

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そして、もうお腹いっぱいだけど、おふくろが頼んだチャーハン¥690が最後来てしまう。

しかしながら、チャーハン美味い。

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もうお腹に入る余地がないと思っていたけれど、美味しくていくらでも入っちゃいます。

因みにキムチチャーハンもオススメ。

途中、このお店でお昼に弁当屋さんをやっていた、店主の娘さんが挨拶に来てくれて、良い報告をしてくれました(おめでとう!)。

美味しくて、安くて、居心地の良い場所。

3人分くらい飲み食いしたのに、6千円ちょっとしかかかっていないことにびっくり。

帰り際、店主夫婦と談笑し(旦那さんとは初めて話しましたがとてもいい人でした)お土産までもらった。

気分良くお店を後にする。

おふくろも大満足の様で、車の中で、お誕生日祝ってくれてありがとうと言ってくれた。

親父の目が悪くなって、車の免許を返納することに。

コレで本格的に僕は週末、青森市に帰らなきゃいけなくなった。

俺らで、親父を支えようぜ、この場で結束を高める。

人を幸せにするのは人。

小さい頃はウチは貧乏で、おふくろは人が良く、誰かのために生きていつも損をしている、そう思って来たけれど、実は周りに幸せをばら撒き、自分も幸せにしていたのだ。

本当の幸せはモノに溢れる事じゃない。

本当の幸せはそこら辺に、ゴロゴロと転がっている。

俺も人に感謝される生き方を。

コレからも僕は、ブログ通して楽しみながら親孝行をし、それを発信して幸せを増幅させるのだ。

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