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田舎の生活~Nothern life~

日々遊びながら青森の魅力を発信

 青森県五所川原市 細い路地に隠された人気町中華で、とっても美味しいカツ丼を食べた。【鳳天雄】

ニューヨークで結成された5人組ロックバンド、 ザ・ストロークス。

1960年代に一世を風靡した、ガレージロック・ムーブメントが2000年代になんとリバイバル。

その火付け役の一つが、彼らストロークスが2001年に発表したアルバム「Is This It」。

(Official videoより)


1960年代は限られた人達のムーヴメントだったのに対し、彼らのアルバムで一気にガレージロックがメインストリームに。

彼らの影響を受けたアーティストは今も後をたたない。

ガレージロックといっても、ニューヨーク出身だからか、どこかオシャレなのが彼ら。

僕が大好きな曲が、アルバムに収録されている「Someday」。

歌詞は別れがあって、そんな辛い思い出も、いつか懐かしく思える日が来るだろうという、若干湿っぽいナンバーになってます(笑)。

(Official videoより)


どんな人にも暗黒時代なるものを持っている。

臭いものに蓋をして過去を封印し、やがて熟成され、いい思い出になることもあれば、未だ悪臭を放ち続けるヤバい思い出もあって、僕はまた再び蓋をするのだ。

子供の頃おねしょをした事、あまり話したことのない女の子にいきなり告ってフラれた事。

そして、ずっと騙し続けた事。

小学校の頃、夏休みの宿題があって、毎回工作か自由研究の課題を出されていた。

僕自身、おふくろに似て手先が不器用だったけれど、親父がすごい器用で、ノリノリで親父が僕の代わりに工作を作ってくれた。

僕も手伝ったけど、9割親父(笑)。

親父も気合が入って、金魚ネブタ、からくり人形、ロボットなど、到底小学生が作れないようなものを制作する(笑)。

毎回金賞で、大絶賛され、天才とか言われたものの、中学校に進学し工作の授業で、釘剥き出しの椅子(後に中世の拷問器具、アイアン・メイデンと呼ばれる)を作り出し、座った担任の叫び声とともに、小学校からの同級生に、僕の不器用さがバレるのである。

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さて、中学校の頃、旅したことがあった。

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旧金木町にあった、太宰治の生家、斜陽館へ。

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当時、太宰の代表作「人間失格」を読んで、少し人生の闇に飲み込まれていた頃。

僕は闇に吸い込まれる様に、旅し、感傷に浸るのだけど、バスにお金を払えばお釣りが出てくると思って、余剰なお金を突っ込んだら、運転手に注意され、途中道に迷い、挙げ句の果てには、津軽鉄道の切符を車内で無くす不器用ぶり。

そんな中、とあるおばあさんが助けてくれた。

道案内してくれ、金木駅でおばあさんが息子さんと車で待ち合わせていて、斜陽館まで送ってくれ、挙げ句の果てに、見学後に五所川原市内まで連れてってくれ、中華料理まで奢ってくれた。

その時、食べた中華料理が美味しくて、思えば僕の心がダークサイドに陥らなかったのは、そのおばあさんのおかげかも知れない。

僕の数あるポンコツ史の一つとして長い間封印していたけれど、最近、僕が食べた五所川原市の中華料理屋さんが判明した。

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そのお店の名は繁華街川端町にある、中華料理の名店「鳳天雄(ほうてんゆう)」さん。

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五所川原市では意外に町中華のお店が少ないので、大変貴重なお店ですね。

五所川原の街中を、一車線くらいしかない細い路地へ入っていくとある隠れた町中華。

創業40年以上にもなる、長きにわたり、五所川原市民に愛される老舗である。

有料駐車場を利用すると、お店から1時間の無料券がもらえます。

親子2代でお店を切り盛りし、お昼を過ぎても常連客がひっきりなしに訪れ、店内はいつも満席。

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常にメニューには改良を加え、研究熱心な店主が作る中華料理は常に進化し続けている。

何を食べても美味しいと評判ですが、僕のオススメメニューがカツ丼¥830

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このお店の人気メニューの一つですね。

程なくしてやって来たカツ丼は、湯気とともに甘い香りを放ち、僕は思わずうっとりする。

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中華スープとお新香も付いてきます。

カツは肩ロースで、柔らかめのカツはしっかり味が染み込んでいて、しっとりとした濃い味わい。

すげぇ美味いです。

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味付けや衣だけじゃなく、しっかり肉自体も美味しい。

使われている和風出汁には独特な深みがあって、ハマりますね。

卵は甘めで、カツを優しく包み込む。

美味しいツユがご飯の底まで浸透し、最後のご飯一粒まで美味しく味わえます。

中華スープも深い味わいで、多分ラーメンも美味しいこと確定。

とっても美味しいカツ丼でした。

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友人が頼んだ五目そば¥830もとっても美味しかったそう。

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また行きたくなる素敵な名店でした。

ずっと昔、見知らぬおばあさんにおごってもらい、食べたメニューが、長い間封印していたため、ずっと思い出せずにいたけれど、お店を出た後で、麻婆丼を食べていた事を思い出す。

コレはまた、行かなきゃいけませんね(笑)。

昔恥をかきまくった、失敗した思い出も、20年経ってようやく笑える。

そして、僕は当時のおばあさんの優しさに、食べた中華料理の美味しさに、今更ながら気づき心が温かくなる。

あのおばあさん、元気だろうか。

後ろめたい思い出も、いつの日かはいい思い出になり、それが優しさに変わる。

自分だってたくさん失敗したんだから、誰かを見下したり、笑ったり出来ない。

自分に誰かに影響を与える特技があったとしても、一つの側面にすぎず、誰かを下に見る資格もなければ、逆恨みされる筋合いもない。

僕の人生は至極「Is This It(それだけですかね)」って感じ。

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