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田舎の生活~Nothern life~

日々遊びながら青森の魅力を発信

 青森県青森市 夜の本町にて。大人気の居酒屋で、おまかせコースの美味しさに酔いしれる。【ふく田水産】

アメリカのペンシルバニア州で結成された、女性ボーカルグループ、ザ・スリー・ディグリース。

アメリカのことわざ「Man,Woman,and Devil,are the three degrees of comparison.」からとっていて、まあ、女性は悪魔に近いという意味で(笑)、小悪魔的なイメージで最初売り出していた様です。

1963年に結成し、1974年でようやく「When Will I See You Again(天使のささやき)」が全米No.1の大ヒット。

この曲、歌詞をよく見ると全て疑問符(笑)。

1970年代のディスコブームにのって世界的ヒットとなり、日本でも人気に火がついて、本国アメリカを凌ぐ人気となりました。

(Official audioより)


もう一つのお気に入りが、「Dirty Ol’ Man(荒野のならず者)」で、日本ではこの「天使のささやき」を凌ぐ人気。

タイトルをそのまま直訳すると「スケベなオジサン」です(笑)。

(Official audioより)


いつも飄々としているので、何を考えているか分からないと言われる柴T。

まあ、ぶっちゃけ何も考えてないのだけど(笑)、同時に分かってたまるかとも思っている。

自分ですら自分が何を考えているか全く分からないのだから。

昔、心理テストブームなるものがあって、よく「本当の自分」なるものを探していた。

今の自分は本当の自分じゃない、本当の自分は潜在的に隠れているのだ。

そう思いながら、心理テストの本を買って、自分のエゴグラムを分析したり、自分探しの旅に出かけたり。

結局、本当の自分なんて見つかるはずもなく、ただ今ある自分を否定しているだけだった。

今の自分が本当じゃなかったら今の自分は一体なんなんだろう。

多分、自分と向き合わないと、永遠に自分なんて見つかるはずがないのだ。

さて、週末青森市の実家へ帰っていた柴T。

なんとなく一人の時間が欲しかった。

家族の買い物手伝ったり、料理を作ったり、仕事したり、友人とドライブしたり、段々歳をとると周りの付き合いから、自分の時間が貴重になってくる。

自分と向き合う時間が欲しい。

僕は夜の本町へと出向き、一人飲みすることにした。

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今宵は本町にある大人気の居酒屋「大衆割烹ふく田水産」へ。

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煉瓦館ビル1階にあり、西洋料理出身のご主人と女将さんの2人で切り盛りしている。

手が込んだ海鮮料理を、安く提供する、大変コスパの良いお店で、日本酒も結構いいものが揃っている。

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まずはビールを注文。

1人で飲むと気が楽なのか、酔いが回るのが早いですね。

猛吹雪の中歩いて来たけれど、やはりビールは外が寒かろうがキンキンに冷えた方がいい。

僕は今回、予約不要のおまかせコース¥2000を注文。

突き出しと料理4品が付く、大変お得なコースになっています。

無くなり次第終了のため、お早めの注文がオススメ。

まずは突き出し。

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白身魚の南蛮漬けと鴨のローストでしょうか。

すげぇ美味い。

南蛮漬けは程よい酸味がクセになりますね。

お酒が進みます。

鴨のローストはクリームチーズが添えてあって、鴨の旨味と、クリームチーズのコクがたまりませんな。

この突き出しで、ビールを瞬殺してしまいそうな勢い(笑)。

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なんとか耐えてやって来たのがクロダイの刺身。

タイの刺身、そんなに好きではないのですが、このタイは美味しい。

程よい新鮮な弾力と、淡白な旨味がたまりませんな。

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そして次にやって来たのはセリの天ぷら。

セリって春の七草の一つですが旬は冬。

正月の雑煮と、秋田のきりたんぽ等にも使われてますね。

そんなセリを天ぷらにしたものって、初めて食べるかも。

衣はサクサクで、爽やかな苦味がとっても美味しい、アダルトな味。

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そして、お次は天然真鯛のポワレ。

西京味噌のクリームソースを塗られ、バーナーで炙られている。

食べると最高。

味噌とチーズって合いますねー

コクと旨味を纏った真鯛はしっとりホクホクで、とっても美味しい。

ビールが進んでココで全部飲み干す。

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続いて、大好きな田酒特別純米¥850を注文。

青森県産酒造好適米「華吹雪」を使用したこのお酒。

辛口ながらもコクもしっかりしていて、飲み飽きないすっきりとした味わい。

あー田酒最高。

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コースの最後は、鶏もも肉のロースト。

周りの黒いのはなんと、トリュフソースらしい。

トリュフって、ソースとか間接には食べたことあるけれど、実際どんな味がするか、一度丸ごと食べてみたい(笑)。

鶏ももは皮目がカリッと焼かれて香ばしく、トリュフソースがすごく美味しい。

思わず1人「うめっ!」と呟いてしまう。

コレでコース料理は終わり。

そして、この時期、コレは外せない。

青森県産たつの刺身¥900を追加注文

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「たつ」とはマダラの白子の事。

もしかして我が下北半島脇野沢産だろうか?

子供の頃は苦手だった白子も、オジサンになると最高の食べ物。

トロッと口の中でとろけ、旨味とコクがふわっと口に広がる。

この幸せに思わず悶絶する。

日本酒とも最高に合いますね。

この幸せの波状攻撃に酔いしれる柴T。

酔いが深まると、肉体と魂が分離するように、客観的に自分を見る、もう一人の自分が顔を出す。

一人にならないとなかなか現れない自分。

彼とは唯一無二の親友であり、人生を振り返り、まあまあ自分にしてはよくやってるよと褒めてくれる。

コレが本当の自分かなんて分からないけれど、こういう一人飲みの時間は、冷静に自分の人生を振り返るいい時間だ。

もう一人の自分は、会計が終わり、外に出て夜気に触れると、ゴミみたいな噂なんぞに心惑わされるな、そしてもう小悪魔に引っかかるなよと、(むっつり)スケベオジサンの俺に釘を刺し、夜のネオンに溶けていく(笑)。

次いつまた会えるだろうか、そう思いながら僕は千鳥足で、きもちよく実家へと帰るのである。

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2 Comments

愛読者より  

下北半島グルメを世に伝え、そのうえ東北のトップブロガーさん。
柴Tさんの下北半島に対する経済効果が知りたいです。
意図的に他地域も取り入れる?作戦も見事です。
頑張ってください。

2023/01/13 (Fri) 12:40 | EDIT | REPLY |   

柴T  

To 愛読者よりさん

お褒めいただきありがとうございます(笑)。

ただ、下北半島をウロチョロしていると面白いのに当たるので、それをただ、発信しているだけです。

大したことをしている自覚はないです。


家庭の事情により、定期的に青森と下北半島を往復しているので自然と範囲が幅広になってしまうのですが、お見込みのとおり青森市に興味がある人がこのブログを見てくれて、下北半島にも興味を持ってもらえたらいいなという計算は、あるっちゃああります(笑)。

引き続き更新していく予定ですので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

2023/01/18 (Wed) 07:10 | EDIT | REPLY |   

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