青森県野辺地町 下北半島の玄関口で、朝6時から始まる、素晴らしいワンコインモーニングと朝定食。【のへじ活き活き常夜燈市場】
昔、ケルト音楽にハマっていた柴T。
僕が小学生だった頃、当時RABにいたアナウンサーが深夜にやっていたラジオで、ケルト音楽を絶賛していて、それから何年間かずっと聴いていた時期があった。
ケルト音楽とは、ケルト語や関連する文化を残すケルト系民族の音楽の事を指します。
ケルト民族は主にスコットランド、アイルランド、マン島、ウェールズ、コーンウォール、ブルターニュの6地域が主な文化圏となっていて、ハープやバグパイプが代表的な楽器として使われる。
日本人に意外とケルト音楽ファンが多いのは、ヨーロッパでは珍しい5音階の構造で、同じ5音階である日本の民謡と似ていて馴染みやすいというのがあるかもしれませんね。
僕が好きな曲が、キャット・スティーヴンスこと、ユスフ・イスラムの1971年の大ヒットシングル「Morning has broken」。
ケルト系のゲール語民謡「Bunessan」を基にして作られた曲で、多くのアーティストにもカバーされている、朝に聴くと大変心洗われる名曲です。
(Official videoより)
月曜日の朝、毎週僕は午前4時に起きる。
そして早朝、青森市から下北半島むつ市へと旅立つのだ。
冬の時期はこの行程に2時間半程かかる。
途中除雪車に阻まれ、さらに遅れることもあれば、平内町や横浜町でホワイトアウトし、神経をすり減らすことだってある。
12月には下北縦貫道で事故があって、六ヶ所インターから先が通行止めになって、警察の指示で、野辺地北インターまで戻り遠回りすることもあった。
そして、むつ市の近川まで来たところで、ようやく辺りがしらみ始める。
天も地も白く曖昧な中、前述の「Morning has broken」をカーステレオから流すと、まるで世界が始まるかの様に僕の下北半島での生活が始まるのだ。
さて、年末年始、肉続きでお腹がブロークンの柴T。
ようやく最近、お腹の調子が戻る。
お腹の調子が戻ると、異常なくらいに食欲が沸く。
最近は親父が心配なので土日は青森市に帰り、いろいろ手伝って月曜の早朝に下北半島に帰るルーティンが毎週の様に続く。
そして、東バイパスにあるスーパー「ザ・ビッグ」で買い物するのが我が柴T家のルーティン。
「ザ・ビッグ」は朝7時から始まり、モノがきちんと揃うのは8時くらい。
朝5時前にはとっくに起きている柴T家は時間をいつも持て余す。
しかしながら最近、下北半島の玄関口、野辺地町にて面白い情報を聞きつけた。
僕とおふくろは、朝の5時半に出発し、「ザ・ビッグ」を一時素通りし、野辺地町へと向かった。


僕らの目的地は、「のへじ活き活き常夜燈市場」。
2019年より新型コロナウイルス感染症の影響により休業していた市場が、2022年12月13日に経営者が変わって新たにオープン。
イートインコーナーを新たに設け、なんと朝の6時から営業しているのだ。


野辺地で獲れるホタテや鮮魚、それらを使った水産加工品、そのほか地元野菜や地場産品等を取り揃え、そして我が柴T家の大好物、野辺地煎餅まで販売されていた。



そして、驚くことに、朝6時からココでモーニングを取ることができるのです。

朝6時から8時半までワンコイン¥500でモーニングセットを頼むことできて、玉子サンドセットと朝定食の2種類を選ぶことが出来ます。
僕は玉子サンドセット、おふくろは朝定食を注文。

玉子サンドセットはドリンクとして、コーヒーか、かわらけつめい茶のどちらかを選ぶことができます。
僕はかわらけつめい茶。
玉子サンドは、マスタードの有無を選ぶことができる。

そして玉子サンドめちゃくちゃ美味い。
びっくりしました。
東京玉栄の厚焼き玉子を使っており、スクランブルエッグじゃないので、パンに味が負けるかなと思ったら、ものすごい玉子の存在感。

しっかり甘い玉子で、しっとりと柔らかく、マスタードのツンとくる辛さとのバランスが絶妙。
パンの食パンは我が下北半島が誇るソウルパン、吉田ベーカリーさんの食パンを使用。
しっとりふわふわの食パンは食感がよく、玉子の美味しさに寄り添う様にアシストする。
そして、かわらけつめい茶は、この野辺地町の特産品。
弘法大師が広めたという説もあって、「弘法茶」なんて言われています。
藩政時代に北前船で上方より野辺地町に伝えられたとされ、特に野辺地の豪商の家々でかわらけつめいの茶粥が好んで食べられていたらしい。
お茶は甘く香ばしい香り。
あまり野辺地町以外では聞いたことのない名前のお茶だけれど、とても飲みやすい美味しいお茶。
コレステロール低下や、デトックス効果もあるのだとか。
激ウマな玉子サンドと温かいお茶にホッとする。
そして、おふくろが頼んだ朝定食が物凄かった。

生卵プラスで¥560
なんとあら汁、ご飯、長芋の小鉢に刺身などがついて来て、この値段は凄すぎる。
少しもらったのですが、あら汁はプルプルと脂の乗ったアラがたっぷり。

漁師のみそ汁ってたまにしょっぱい時があるけれど、この味噌汁は絶妙な塩梅で、しょっぱくなく、しかしながらご飯が欲しくなるいいバランス。
小鉢のネギを振って、さらに美味しくなる。
刺身にサーモンが付くって凄すぎるでしょう。

そして、おふくろは生卵を割って、卵かけご飯にする。
その上ナガイモまで付く、ご飯泥棒だらけの定食。
次来た時はコレを頼んでみようかな。
おふくろも大満足した様子。
朝の野辺地町に新たな楽しみが創出された。
早朝、正直キツかった、下北半島への道程が途端に楽しみに変わる。
そこで朝食できるという、新たな選択肢。
むしろ早く下北半島に帰りたくてしょうがない(笑)。
僕とおふくろが食べ終わっても、時計はまだ朝の7時前。
買い物をするため、僕らは再び青森市へと戻る。
朝早くに楽しいことが起こると、まるで1日分得をしたかの様。
夜はとっくに明け、世界が始まる様に、僕らの一日がまた始まるのである。
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僕が小学生だった頃、当時RABにいたアナウンサーが深夜にやっていたラジオで、ケルト音楽を絶賛していて、それから何年間かずっと聴いていた時期があった。
ケルト音楽とは、ケルト語や関連する文化を残すケルト系民族の音楽の事を指します。
ケルト民族は主にスコットランド、アイルランド、マン島、ウェールズ、コーンウォール、ブルターニュの6地域が主な文化圏となっていて、ハープやバグパイプが代表的な楽器として使われる。
日本人に意外とケルト音楽ファンが多いのは、ヨーロッパでは珍しい5音階の構造で、同じ5音階である日本の民謡と似ていて馴染みやすいというのがあるかもしれませんね。
僕が好きな曲が、キャット・スティーヴンスこと、ユスフ・イスラムの1971年の大ヒットシングル「Morning has broken」。
ケルト系のゲール語民謡「Bunessan」を基にして作られた曲で、多くのアーティストにもカバーされている、朝に聴くと大変心洗われる名曲です。
(Official videoより)
月曜日の朝、毎週僕は午前4時に起きる。
そして早朝、青森市から下北半島むつ市へと旅立つのだ。
冬の時期はこの行程に2時間半程かかる。
途中除雪車に阻まれ、さらに遅れることもあれば、平内町や横浜町でホワイトアウトし、神経をすり減らすことだってある。
12月には下北縦貫道で事故があって、六ヶ所インターから先が通行止めになって、警察の指示で、野辺地北インターまで戻り遠回りすることもあった。
そして、むつ市の近川まで来たところで、ようやく辺りがしらみ始める。
天も地も白く曖昧な中、前述の「Morning has broken」をカーステレオから流すと、まるで世界が始まるかの様に僕の下北半島での生活が始まるのだ。
さて、年末年始、肉続きでお腹がブロークンの柴T。
ようやく最近、お腹の調子が戻る。
お腹の調子が戻ると、異常なくらいに食欲が沸く。
最近は親父が心配なので土日は青森市に帰り、いろいろ手伝って月曜の早朝に下北半島に帰るルーティンが毎週の様に続く。
そして、東バイパスにあるスーパー「ザ・ビッグ」で買い物するのが我が柴T家のルーティン。
「ザ・ビッグ」は朝7時から始まり、モノがきちんと揃うのは8時くらい。
朝5時前にはとっくに起きている柴T家は時間をいつも持て余す。
しかしながら最近、下北半島の玄関口、野辺地町にて面白い情報を聞きつけた。
僕とおふくろは、朝の5時半に出発し、「ザ・ビッグ」を一時素通りし、野辺地町へと向かった。


僕らの目的地は、「のへじ活き活き常夜燈市場」。
2019年より新型コロナウイルス感染症の影響により休業していた市場が、2022年12月13日に経営者が変わって新たにオープン。
イートインコーナーを新たに設け、なんと朝の6時から営業しているのだ。


野辺地で獲れるホタテや鮮魚、それらを使った水産加工品、そのほか地元野菜や地場産品等を取り揃え、そして我が柴T家の大好物、野辺地煎餅まで販売されていた。



そして、驚くことに、朝6時からココでモーニングを取ることができるのです。

朝6時から8時半までワンコイン¥500でモーニングセットを頼むことできて、玉子サンドセットと朝定食の2種類を選ぶことが出来ます。
僕は玉子サンドセット、おふくろは朝定食を注文。

玉子サンドセットはドリンクとして、コーヒーか、かわらけつめい茶のどちらかを選ぶことができます。
僕はかわらけつめい茶。
玉子サンドは、マスタードの有無を選ぶことができる。

そして玉子サンドめちゃくちゃ美味い。
びっくりしました。
東京玉栄の厚焼き玉子を使っており、スクランブルエッグじゃないので、パンに味が負けるかなと思ったら、ものすごい玉子の存在感。

しっかり甘い玉子で、しっとりと柔らかく、マスタードのツンとくる辛さとのバランスが絶妙。
パンの食パンは我が下北半島が誇るソウルパン、吉田ベーカリーさんの食パンを使用。
しっとりふわふわの食パンは食感がよく、玉子の美味しさに寄り添う様にアシストする。
そして、かわらけつめい茶は、この野辺地町の特産品。
弘法大師が広めたという説もあって、「弘法茶」なんて言われています。
藩政時代に北前船で上方より野辺地町に伝えられたとされ、特に野辺地の豪商の家々でかわらけつめいの茶粥が好んで食べられていたらしい。
お茶は甘く香ばしい香り。
あまり野辺地町以外では聞いたことのない名前のお茶だけれど、とても飲みやすい美味しいお茶。
コレステロール低下や、デトックス効果もあるのだとか。
激ウマな玉子サンドと温かいお茶にホッとする。
そして、おふくろが頼んだ朝定食が物凄かった。

生卵プラスで¥560
なんとあら汁、ご飯、長芋の小鉢に刺身などがついて来て、この値段は凄すぎる。
少しもらったのですが、あら汁はプルプルと脂の乗ったアラがたっぷり。

漁師のみそ汁ってたまにしょっぱい時があるけれど、この味噌汁は絶妙な塩梅で、しょっぱくなく、しかしながらご飯が欲しくなるいいバランス。
小鉢のネギを振って、さらに美味しくなる。
刺身にサーモンが付くって凄すぎるでしょう。

そして、おふくろは生卵を割って、卵かけご飯にする。
その上ナガイモまで付く、ご飯泥棒だらけの定食。
次来た時はコレを頼んでみようかな。
おふくろも大満足した様子。
朝の野辺地町に新たな楽しみが創出された。
早朝、正直キツかった、下北半島への道程が途端に楽しみに変わる。
そこで朝食できるという、新たな選択肢。
むしろ早く下北半島に帰りたくてしょうがない(笑)。
僕とおふくろが食べ終わっても、時計はまだ朝の7時前。
買い物をするため、僕らは再び青森市へと戻る。
朝早くに楽しいことが起こると、まるで1日分得をしたかの様。
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