fc2ブログ

Welcome to my blog

田舎の生活~Nothern life~

日々遊びながら青森の魅力を発信

 青森県青森市 ジャズとビールに酔いしれ、美味しい焼きそば食べた夜。【焼き鳥はまちゃん】

大変有名なジャズのスタンダードナンバー「Blue Bossa」。

勝手に古い時代のナンバーだと勘違いしていたけれど、1963年に発表されたという曲ということで、比較的新しいことに驚いた。

作曲はケニー・ドーハムによるもので、テナーサックス奏者のジョー・ヘンダーソンのアルバムに収録されたのが最初。

シャンソンの名曲「パリの空の下」が元ネタとか諸説ありますね。

キーがCマイナーの、マイナー調のボサノヴァ。

ジャズの中でも僕の大好きな曲で、ケニー・バレルやデクスター・ゴードンなど、名演も多いのですが、僕が大好きなのは伝説のジャズギタリスト、パット・マルティーノのバージョン。

もうサンバじゃないかってくらいアップテンポで(笑)、「マシンガン奏法」や「空間恐怖症」と言われるくらい、彼の演奏はこれでもかと隙間を埋め尽くすような、テクニックの連続で圧倒的。

普通ならば胸焼けしそうになるのだけど、彼のギターはカッコよくて、いつまでも聴いていたくなるのだ。

(Official audioより)


小学校の同級生って、今すれ違ったとしても、その人だって気づかないだろう。

小学校の遠い記憶なんて当てにならなければ、顔や性格も全然変わっている。

すごく変だったヤツが、まともになったり。

すごく変だったやつが、さらにすごく変なヤツになったり(え、俺の事?w)。

背が小さかったヤツが、180cmくらいに大きくなっていたり。

小学校時代のクラスメートが今どうしているかなんて、全く想像ができないのだ。

さて、小学校の頃よくゲームをしていた友人が、引っ張りだこのジャズ・ギタリストになっていた。

僕が函館高専を卒業して、地元青森に戻ってきた時、偶然青森市アウガで会った。

見た目が変わっていて、全然気づかなかったけれど、友人は僕だって気づいてくれたらしい。

小学校の頃はゲームの話しかしなかったけれど、ギターやジャズ、ブルース、文学、芸術、ラーメンなどすげえマニアックなところで波長が合うことに気づく。

気がつけばお互い、オッサンになっても長い付き合いで、よくたまにラーメンを食べに遠征することもある。

最近、引っ張りだこ過ぎて、中々ラーメン遠征の予定がつかないのだけれど(笑)。

そんな友人から先日、ライブの誘いが来た。

しかも会場は、僕の大好きな青森市古川にある人気居酒屋「焼き鳥はまちゃん」。

これは絶対行かねばなるまい。

image4_202212070738306dc.jpeg

image5_20221207073832903.jpeg

image6_20221207073834aeb.jpeg

向かう途中、青森市新町通りの車止めの土偶達がクリスマスムード。

近くのお店からポール・マッカートニーの「Wonderful Christmastime」が聴こえてくる。

image8_2022120707383736a.jpeg

程なくしてたどり着いたお店「焼き鳥はまちゃん」は、店主が元消防士という異色の経歴。

30年勤め上げたあと、焼き鳥屋さんで修行し、平成30年にお店をオープン。

焼き鳥と焼きそばが美味しいお店として、人気の居酒屋です。

店主ことはまちゃんは、音楽にも造詣が深く、定期的にお店の中でライブを開いている。

今回ライブということで特別メニュー。

通常メニューでは晩酌セット¥1500が大変お得なので、以前訪問した記事のリンクを参考までに。

このお店ははまちゃんがワンオペのため忙しく、ビール等のアルコールはセルフになっています(笑)。

image12_202212070738263d1.jpeg

ビールを飲み、酔いで心地よく脳が攪拌される。

寒くても、ビールはキンキンに冷えたほうが美味しい。

そして、ココの焼き鳥は本当美味しい。

image7_20221207073836a9c.jpeg

皮と手羽を頼んだのですが、皮も手羽も香ばしくパリパリに焼かれており、噛むとジューシーで絶妙に美味い。

絡む濃いめのタレもクセになり、お酒を加速させる。

image11_20221207073843374.jpeg

鳥汁もホッとする味で美味しい。

間も無く友人のライブ演奏が始まった。

ギターデュオによる演奏。

image0_20221207073828295.jpeg

前述の「Blue Bossa」のジャズのスタンダードナンバーのほか、ノラ・ジョーンズの「I don't know why」などのポップスも弾いたり。

ジャズって素晴らしいね。

題材はあれど、ジャズは思い描いた音を表現し、アドリブでそこから新しい音楽を創造するのだ。

どう再構築するかが、聴いていて楽しみ。

image3_2022120721233051c.jpeg

友人のトーンが素晴らしい。

クリーントーンの甘い破裂音が心地よくて、速弾きしても崩れることはなく、友人は僕のギターが及ばない、遥か先をいく。

指が指板を自由自在に動き回る。

友人の相方のギタリストも、パット・メセニーばりのテクニックで、お互い初めて共演するのに、何でこんなに息が合うのだろう。

心地良く、けれど違う世界を見せられた様な凄みも感じる。

image9_20221207073838f51.jpeg

そんな雰囲気に酔いしれ、お酒が進み、焼き鳥はまちゃんの大人気メニュー、焼きそばの大を注文。

ココの焼きそばは超美味い。

通常メニューでもやっているので、是非食べていただきたい。

店主が有名な焼きそば屋を回って、研究を重ねた末に完成したメニュー。

青森市の有名な原田製麺の麺を使い、程良いソースのコクと酸味が麺とマッチしていて最高にうまい。

image10_20221207073839d33.jpeg

ベタベタしておらず、あっさりしながらも、あと引く美味さがたまらない。

そんな美味しい焼きそばを食べながら、大盛況のうちにライブが終わる。

熱気冷めやらず、周りに良かったよーと言われる友人。

まるで自分が誉められたかの様に嬉しくなる。

友人はギター教室で教えていたり、周りから慕われている様だ。

友人が隣に座り、

「柴Tも、アル・ディ・メオラ弾くし、指動くんだから、ギターちゃんと弾きなよー」

とか言う。

ヤベェ、最近ギター弾いていないのを見透かされた様だ。

こういう素晴らしい演奏を聴くと、すげぇ弾きたくなるじゃねえか。

焼き鳥はまちゃんでは、定期的に小規模ながら、そんな素晴らしいライブをやっている。

是非、行ってみてください。

演奏がなくてもはまちゃんは、焼き鳥と焼きそばが最高。

美味しい焼き鳥や焼きそばを味わいながら、お酒と音楽に酔いしれる。

小学校来の友人の音楽に刺激を受けた夜。

こういう昔を知る友人は、オジサンになると貴重である。

あまり、音楽をやる人が少なくなってきている青森市。

こういう文化、いつまでも続いてほしいですね。

ブログを続ける励みになります!!是非一票を!!クリックすると色んなブログに会えますよー

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 青森県情報へ
にほんブログ村
こちらもクリックお願いします!!


もう一つお願いします!!  


青森県 ブログランキングへ
関連記事
スポンサーサイト



0 Comments

Add your comment