青森県深浦町~鰺ヶ沢町 美しき大イチョウのライトアップと、深夜ラーメンのネギ味噌には美味しいアレが隠れていた。【北金ケ沢の大イチョウ】【ラーメン寛】
1992年にデビューした日本のロックバンド、THE YELLOW MONKEY
ボーカルの吉井氏が、ダサくてシニカルなバンド名にしたいと思ったことと、自身のイニシャルの「Y」をつけたいと考えた末、東洋人に対する蔑称であるこのバンド名にしたらしい(笑)。
イギリスの伝説のバンド、ローリング・ストーンズもこのバンド名を聞き「すげえ名前だな。絶対忘れねぇ」と語っていたらしい(笑)。
僕が好きなのは1996年の曲「JAM」。
彼らがブレイクするきっかけとなった曲で、時代とともに、益々輝きを放つ、突き刺さる歌詞が素晴らしいですね。
僕は少年時代、深夜のラジオでこの曲が流れ、布団の中で今にも寝そうだったのに、一気に目が覚めたのを憶えている。
「時代は裏切りも悲しみも全てを僕にくれる」、「この世界に真っ赤なジャムを塗って食べようとする奴がいても」、「君に逢いたくて」
という歌詞が、絶望の状況下で「君」という存在の大きさを詠っていると僕は勝手に解釈している。
(Official videoより)
暗い部屋で一人、テレビはつけたまま。
少年時代、よく目にすることの多かった、テレビの向こう側の人達。
去年、今年と、訃報が多いですね。
人生とはなんだろうと、ふと考えることがある。
多分人が思う以上に、人生の意味なんて、大してないのかもしれない。
中学生までは人生に絶望していたけれど、今思えばくだらない事で絶望していたんだなって笑える。
時が経てば視野が広がり、笑える事なんてザラにある。
絶望を超えていくと、人生楽しいから、痩せ我慢でも生きてほしいって僕は思うのだ。
さて、友人に誘われ、青森県の西海岸へと連行された柴T。
既に16時になると夕日が岩木山に隠れ、空が次第に赤から紫へと染まる。
やがて漆黒に塗りつぶされる津軽平野を、友人と伊右衛門を飲みながら、車で駆け抜ける。
深浦町にある「日本一の大イチョウ」のライトアップを見てきました。


通称「ビック・イエロー」とも言われる圧巻の巨木。
北金ケ沢地区にあり、樹齢約1000年の大イチョウは幹回り22メートル、高さ31メートルで、イチョウの木としては日本最大。

全樹種としても全国3位の大きさを誇るのだとか。


毎年、このイチョウの巨木を見るのだけれど、飽きずにその大きさに毎度の事圧倒される。

11月28日に休みをとって行ってきたのですが、少しピークを過ぎた様で、木の葉の大半は落葉し、樹木の周りは金色に輝く絨毯に覆われていた。

明日11月30日まで、午後4時半~8時半の間、ライトアップされていて、闇夜に浮かび上がる金色に輝く大イチョウは、日中に見る姿とはまた違った、神々しい美しさを放ち、僕はしばし茫然と立ち尽くすのだ。
そんな美しい巨木に感動した後、僕らは晩御飯を食べに行く。
すっかり夜も遅くなり、西海岸は辺りも暗く、夜空と日本海の区別もつかない。
鰺ヶ沢町の街中に着いたところで、夜遅くまで営業している、柴Tお気に入りのラーメン屋さんへと向かう。

その名も「ラーメン寛」。
地元鰺ヶ沢の人々に愛される、大人気店である。
鰺ヶ沢の街中は真っ暗だけど、このお店は一際明るく目立っている。
なんと夜12時くらいまで営業しているらしい。
平日の夜に行ったにも関わらず、店内は多くの人々で賑わっていた。
ラーメンの他単品メニューもあって、唐揚げや手羽先揚げも美味しく、夜はアルコールも頼め、居酒屋としても機能する。
ココの人気メニューは坦々麺¥900ですが、僕のお気に入りがねぎ味噌ラーメン¥930。
プラス¥400でカレーセットにしました。

ねぎたっぷりのこんもりとした頂きの周りにはたっぷり油膜の貼った味噌スープ。
スープを飲んでみると、すげぇ美味い。

甘味とコクのある、クセになるスープ。
美味しさのあまり、繰り返し、繰り返し、飲んでしまう。
そして頂きを頂く。
ネギはごま油香る美味しいタレに絡み、ネギの程よいピリ辛具合がたまらない。
ネギの頂きを崩すと、ネギのタレが味噌スープと溶け合い、少しピリ辛になってよりスープが美味しくなる。

そして、頂きをさらに崩してびっくり、なんと、ネギの山の中には、お宝、肉味噌が隠されていた。
肉味噌は甘じょっぱくクセになる美味しさ。
コイツを崩すと、さらにスープが味変し、よりコクが増して美味しくなる。
味変3段構えの美味しいスープ。

麺は縮れていて、そんな美味しいスープと程よく絡む。
とっても美味しいねぎ味噌ラーメンでした。

カレーは洋食風でコクがあり、コチラもかなり美味しい。
是非食べていただきたい。
気分良くお店を出た後、夜空を見上げたら煌々と綺麗に輝く星々。
一方で街中はやや暗く、パラパラと雨が舞う。
外は冷たい風、街は矛盾の雨。
儚なさに包まれて、切なさに酔いしれて、僕は西海岸を後にした。
中学生の頃、世の中の大した事も知らずに、世の中を分かったフリして、勝手に絶望していた。
絶望の檻の中にいると、自分の視野を狭める。
美しい大イチョウのライトアップと、夜遅くに食べた美味しいラーメン。
世界を知れば知るほど、自分の世界の外は素敵なものに溢れている。
僕の実家がある、青森市の明るい街並みが見えたところで、ホッと安心する。
気がつけば人生が楽しくて、また明日を待っている自分がいた。
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ボーカルの吉井氏が、ダサくてシニカルなバンド名にしたいと思ったことと、自身のイニシャルの「Y」をつけたいと考えた末、東洋人に対する蔑称であるこのバンド名にしたらしい(笑)。
イギリスの伝説のバンド、ローリング・ストーンズもこのバンド名を聞き「すげえ名前だな。絶対忘れねぇ」と語っていたらしい(笑)。
僕が好きなのは1996年の曲「JAM」。
彼らがブレイクするきっかけとなった曲で、時代とともに、益々輝きを放つ、突き刺さる歌詞が素晴らしいですね。
僕は少年時代、深夜のラジオでこの曲が流れ、布団の中で今にも寝そうだったのに、一気に目が覚めたのを憶えている。
「時代は裏切りも悲しみも全てを僕にくれる」、「この世界に真っ赤なジャムを塗って食べようとする奴がいても」、「君に逢いたくて」
という歌詞が、絶望の状況下で「君」という存在の大きさを詠っていると僕は勝手に解釈している。
(Official videoより)
暗い部屋で一人、テレビはつけたまま。
少年時代、よく目にすることの多かった、テレビの向こう側の人達。
去年、今年と、訃報が多いですね。
人生とはなんだろうと、ふと考えることがある。
多分人が思う以上に、人生の意味なんて、大してないのかもしれない。
中学生までは人生に絶望していたけれど、今思えばくだらない事で絶望していたんだなって笑える。
時が経てば視野が広がり、笑える事なんてザラにある。
絶望を超えていくと、人生楽しいから、痩せ我慢でも生きてほしいって僕は思うのだ。
さて、友人に誘われ、青森県の西海岸へと連行された柴T。
既に16時になると夕日が岩木山に隠れ、空が次第に赤から紫へと染まる。
やがて漆黒に塗りつぶされる津軽平野を、友人と伊右衛門を飲みながら、車で駆け抜ける。
深浦町にある「日本一の大イチョウ」のライトアップを見てきました。


通称「ビック・イエロー」とも言われる圧巻の巨木。
北金ケ沢地区にあり、樹齢約1000年の大イチョウは幹回り22メートル、高さ31メートルで、イチョウの木としては日本最大。

全樹種としても全国3位の大きさを誇るのだとか。


毎年、このイチョウの巨木を見るのだけれど、飽きずにその大きさに毎度の事圧倒される。

11月28日に休みをとって行ってきたのですが、少しピークを過ぎた様で、木の葉の大半は落葉し、樹木の周りは金色に輝く絨毯に覆われていた。

明日11月30日まで、午後4時半~8時半の間、ライトアップされていて、闇夜に浮かび上がる金色に輝く大イチョウは、日中に見る姿とはまた違った、神々しい美しさを放ち、僕はしばし茫然と立ち尽くすのだ。
そんな美しい巨木に感動した後、僕らは晩御飯を食べに行く。
すっかり夜も遅くなり、西海岸は辺りも暗く、夜空と日本海の区別もつかない。
鰺ヶ沢町の街中に着いたところで、夜遅くまで営業している、柴Tお気に入りのラーメン屋さんへと向かう。

その名も「ラーメン寛」。
地元鰺ヶ沢の人々に愛される、大人気店である。
鰺ヶ沢の街中は真っ暗だけど、このお店は一際明るく目立っている。
なんと夜12時くらいまで営業しているらしい。
平日の夜に行ったにも関わらず、店内は多くの人々で賑わっていた。
ラーメンの他単品メニューもあって、唐揚げや手羽先揚げも美味しく、夜はアルコールも頼め、居酒屋としても機能する。
ココの人気メニューは坦々麺¥900ですが、僕のお気に入りがねぎ味噌ラーメン¥930。
プラス¥400でカレーセットにしました。

ねぎたっぷりのこんもりとした頂きの周りにはたっぷり油膜の貼った味噌スープ。
スープを飲んでみると、すげぇ美味い。

甘味とコクのある、クセになるスープ。
美味しさのあまり、繰り返し、繰り返し、飲んでしまう。
そして頂きを頂く。
ネギはごま油香る美味しいタレに絡み、ネギの程よいピリ辛具合がたまらない。
ネギの頂きを崩すと、ネギのタレが味噌スープと溶け合い、少しピリ辛になってよりスープが美味しくなる。

そして、頂きをさらに崩してびっくり、なんと、ネギの山の中には、お宝、肉味噌が隠されていた。
肉味噌は甘じょっぱくクセになる美味しさ。
コイツを崩すと、さらにスープが味変し、よりコクが増して美味しくなる。
味変3段構えの美味しいスープ。

麺は縮れていて、そんな美味しいスープと程よく絡む。
とっても美味しいねぎ味噌ラーメンでした。

カレーは洋食風でコクがあり、コチラもかなり美味しい。
是非食べていただきたい。
気分良くお店を出た後、夜空を見上げたら煌々と綺麗に輝く星々。
一方で街中はやや暗く、パラパラと雨が舞う。
外は冷たい風、街は矛盾の雨。
儚なさに包まれて、切なさに酔いしれて、僕は西海岸を後にした。
中学生の頃、世の中の大した事も知らずに、世の中を分かったフリして、勝手に絶望していた。
絶望の檻の中にいると、自分の視野を狭める。
美しい大イチョウのライトアップと、夜遅くに食べた美味しいラーメン。
世界を知れば知るほど、自分の世界の外は素敵なものに溢れている。
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