青森県深浦町 静観できないコスパとボリューム。静観荘におまかせ。【静観荘網元】
最近はラジオで、ロンドンでの生活について話している以外はそんなに露出が多くはないですが(笑)、最近、彼女の曲が好きで、よくドライブミュージックにしている。
お気に入りは彼女最大のヒット曲「PRIDE」・・・ではなく(笑)、その次にリリースされた、1997年のシングル「DRIVEに連れてって」。
オリコン15位と、チャートは前作程振るわなかったものの、間違いなく名曲だと個人的には思っている。
とても爽やかなアップテンポの曲で、秋が徐々に深まっていくこの時期、海岸沿いをこの曲を聴きながら走ると最高です。
思いっきり歌詞は「夏」って書いてるんですけどね(笑)。
彼女の公式チャンネルで、PVを見つけたので紹介しておきます。
(Official videoより)
「DRIVE に連れてって 今すぐに」
そう美女におねだりされたら、断るわけにはいかないのだけれど、その日の助手席は残念ながら60半ばのウチのおふくろ(笑)。
助手席に座った、ツキノワグマ、いやドラえ・・おふくろをチラチラと横目で見ながら(笑)、週末は買い物にスーパーまで連れていく。
おふくろがペーパードライバーで、親父は目が悪くなったので、週末帰って色々手伝っている。
しかしながら、おふくろと買い物に行くと、大抵目的地にたどり着かない(笑)。
この度青森市のスーパーBIGで買い物するはずが、何故か気がつけば、僕らは青森県のウエストコースト、深浦町にいた(笑)。
おふくろは僕に負けず引き出しが多く、車の中で深浦町の話をしていたら、ふと行ってみたいという話になった。

おそらく久々の深浦町。

日本海沿いを車で走行すると、とても気持ちが良い。
しかしながら、8月の豪雨災害により、五能線がストップしていたり、道路の一部が崩落し片側通行になっている部分もあり、その爪痕を今も残す。
そして、僕が大好きだった、そば・うどんのお店「三国屋」さんのご主人の訃報を知り僕は悲しみに暮れた。
僕が深浦町にしばらく行っていない間、色んな事があった様ですね。
深浦町まで行くと、僕らは岩崎地区の絶景スポット、十二湖へと行きたくなる。

五能線十二湖駅は現在も電車が運休している状況だけれど、実はココ、産直にもなっている。

この時期、旬のミョウガが¥150とメチャクチャ安い。

そして岩崎地区のかっちゃが作った笹餅、結構美味しいんです。

しかも青いソフトクリーム、青池ソフトだなんてのもある(笑)。

そんな十二湖駅を堪能した後、僕らは十二湖へと向かった。


1704年の大地震により、斜面が崩れた特徴的な山「崩山」の頂上から見ると、十二の湖沼が見えることから、十二湖と名付けられたのですが、実際は三十三湖あるらしい(笑)。

これらの湖沼の中で最も有名なのが「青池」。

まるで青のインクを落とした様に、鮮やかに輝くコバルトブルーが美しい神秘的な池。

水中には朽ちたブナが横たわり、ポコポコと下から綺麗な水が湧く。

僕らが青池に到達した時、空は曇っていたけれど、徐々に晴れて木々の隙間から光が射し、より青さが鮮やかになる。

観光客が「すごい!青い!」と連呼し、とても感動している模様。
僕はもう二十回程、この美しい景色を見ている。
最初に見た時程の感動はもう無いけれど、やはり見る度に心洗われるくらい、美しいと思うのだ。
さて、十二湖の帰り、深浦町の知る人ぞ知るコアな食堂へと向かう。

その名も「静観荘網元」。
先程紹介した十二湖駅から歩いて間もない所にあります。
外観は僕が大学時代「静」と「観」と「荘」の3つの看板があったのですが、今回行ったら「観」の1つのみしか無く、他の2つはどうやら取れた模様(笑)。

お店の前で、東北デステネーションキャンペーンの旗が暖簾代りに横にかかっていたら、営業している証拠です(笑)。
店内には券売機があり、メニューの食券を購入し、厨房で料理を作るおかあさんへと渡す仕組み。
券売機、たまによくある、中々お札が入っていかない、難易度が高いタイプ(笑)。
苦戦しながらもようやくお札が入り食券を購入。
このお店、実は人気の食堂で、直近では出川哲朗さんの某番組でも、取り挙げられたこともある。
店内は多くのお客さんが訪れ、大体8割のお客さんが「おまかせ定食」¥1000を注文する。
このおまかせ定食、コスパとボリュームが凄まじい。

メニューは日替わりで、お店のおかあさんのおまかせ。
この日は刺身の盛り合わせと、エビフライ、サザエの壺焼き2つに、イカの塩辛、もずく、ミズの水煮、ご飯、味噌汁がつく、ものすごいセットになっていた(笑)。
¥1000で本当にいいんだろうか。
むしろ、そのコスパの良さに罪悪感を感じる。
しかもご飯は自分で盛るのですが、なんとおかわり自由。
刺身の盛り合わせはマグロとイカで、イカが甘く美味しい。

エビフライも揚げたてサクサクで美味いですね。
そして、サザエの壺焼きがなんと2つも付く。

なんとか金串でサザエの蓋をほじくり、中身を取り出すとサザエってまるでエイリアンみたいですね(笑)。
程よい塩気でとっても美味しい。
イカの塩辛も美味しくて、ご飯何杯でもイケそう。
他の小鉢や、お味噌汁も美味しくて、とっても美味しい値段以上に素晴らしい定食でした。
おふくろも、そのボリュームに驚き、大変満足してくれた模様。
この後産直巡りをし、野菜やリンゴを安く買って、浪岡のBIGで買い物をし実家へと帰る。
随分と寄り道の多過ぎな、買い物ドライブ。
そんな感じで、その都度おふくろをドライブに連れて行ったら、おふくろを食通にしてしまった(笑)。
北秋田市の食堂に行ったら、インスタグラムが人気の食通夫婦と堂々と知識で渡り合い、僕が下北半島で働いている間、叔母と二人で浪岡の「小倉食堂」や、八甲田山にある知る人ぞ知るおそば屋さん「そば処きこり」など、コアな食堂を食べ歩いているらしい(笑)。
僕も負けそうになるくらいの、とんでもないグルメモンスターを育成してしまった(笑)。
しかしながら、そんな楽しそうなおふくろを見ると、態度には出さないけれど、とても嬉しい。
人生楽しんでナンボ。
今ではおふくろは、このブログにとっての大事な助手なのである。
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