青森県黒石市 黒石まちなか散歩。変なバス停と、製麺所が営む人気の味噌ラーメン。【工藤製麺所】
フランスのピアニスト、リチャード・クレイダーマン(1953年~)。
日本ではその端正なルックスから「ピアノの貴公子」と言われ、大変人気の高いピアニストですね。
パリ国立高等音楽・舞踊学校では神童と言われ、16歳には首席で卒業。
しかしながら大衆音楽の道を選び、1976年に「Ballade pour Adeline(渚のアデリーヌ)」がインストゥルメンタルながら世界的大ヒット。
(Official videoより)
僕は個人的に、「SOUVENIRS D'ENFANCE(愛しのクリスティーヌ)」が好きです。
なんか、ラジオの健康番組に流れて来そうな、耳馴染みのいい曲(笑)。
邦題は「愛しのクリスティーヌ」ですが、フランス語タイトルの「SOUVENIRS D'ENFANCE」って「若き頃の思い出」という意味で、クリスティーヌって結局誰やねん(笑)。
(Official audioより)
記憶って10年以上も経つと、本当にそんな事あったんだろうかって疑わしく感じる。
5年ぐらい前なら、まるで昨日の様に、当時の事を鮮明に憶えているけれど、10年も経つと、自分の記憶に全く自信がないのだ。
映像として鮮明に覚えているはずが、長い付き合いの友人にこんなことあったよねとか言うと、「違うよ」とか「そんなことあったっけ?」とかよく言われる。
秋田の昔の彼女と大館のバーで飲んだ時も、記憶のすれ違いがあって、もしかしたら無意識に、自分の都合のいい様に記憶を改竄しているかもしれないなと、自分で自分の記憶が信じられなくなったのだ(笑)。
疑い出したらキリがなくて、最近僕は昔ココにいたんだろうか、実は夢だったんじゃないのかって最近思えてくる。
歳月とともに、夢想と過去の境界が曖昧になるのだ。

さて、柴Tのルーツ、黒石市へ先日行って来た柴T。

黒石市は僕の母方の祖父母が生まれた土地。
5歳の頃、今は亡き叔母に連れられ黒石の親戚の家に行った記憶は以前説明したけれど、大学時代、食べ歩きが大好きな友人と、何故か弘前市からママチャリで黒石市まで遠征したことがあった。
距離にして片道約14kmの道程。
公共交通機関を使うよりも、自転車を使った方が飯代が浮くし、ダイエットになるじゃないかとの友人の思想のもと(笑)、貧乏学生だった僕らは何を犠牲にしても、自分で作った不味い食べ物を食べるよりも、食べ歩きで美味しいものがただただ食べたかったのである。
そんな事を思い出しながら、黒石市街を散歩する僕。

リスボン菓子店の近くで、人の形をしたバス停を発見(笑)。
あれ、こんなの昔からあったっけ?

そこから歩いて間も無く、浜町に知る人ぞ知る名店「工藤そばや」がある。

ココは「工藤製麺所」として製麺所も併設しており、向かいのこちらも隠れた名店「我が家」や平川市の「味助」にも麺を卸してるって昔聞いたことがあります。
大学時代、僕と友人はココで焼きそばを食べた記憶があった。
結構美味しかったいい思い出。
しかしながら最近、ココのお店の味噌ラーメンが大変人気である事を知る。
思い出の答え合わせをするよりも、今回新しいメニューを頼んでみたかった。
したがって、みそラーメン¥750を注文。
注文は厨房に行って直接メニューを頼みに行くシステム(笑)。
黙っていてもメニューを聞きにこないので注意が必要です(笑)。

そしてやって来たみそラーメン。
いかにも、津軽のみそラーメン然としたルックス。

こんもり野菜に、濃そうな味噌スープ。
そして飲んでみると津軽のスタンダード甘めの味噌。

まるで豆乳かミルクが入っているかの様なクリーミーさも感じます。
コクがしっかりして、めっちゃ美味い。
野菜の旨味が溶け込み、ごま油の効いた熱々のスープを夢中に啜る。
ちょっとしょっぱ目なのがまた津軽仕様でたまらないですね。
ピリ辛なのがまたクセになる。
そして、津軽の味噌ラーメンの醍醐味、それは野菜を食べる事。
美味しい味噌スープに浸った、甘くなった野菜がとっても美味しいのだ。
中みそと同様、この野菜だけでもご飯2杯はいけそう(笑)。
そしてさすがは製麺所。
麺は黄色い細縮れ麺で、コシがありモチッとした食感が良いですね。

しっかりスープと絡み、その美味しさを余す事なく運ぶ。
中々に美味しいラーメンでした。
一緒にママチャリで黒石まで行った学生時代の友人に、LINEでみそラーメンの写真を送ったところ、程なくして懐かしいとのメールが返って来た。
僕と食べ歩きしていた事を憶えてくれていた。
友人は結婚し、今地元新潟で働いている。
僕は2人とも焼きそばを頼んだ記憶だったけれど、友人はみそラーメンを食べたと主張した。
あれ、また食い違ったぞと思いつつ、僕は口をつぐむ。
若き頃の思い出は、自分だけの宝物。
歳月によって、熟成したり、腐ったままだったり、変わっていくもの。
答え合わせが大事ではなく、思い思いの思い出でのままでいいのだ。
「お前まだ食べ歩きしているのか?」
そう飽きられながらも、LINEのメッセージだけで収まらなくなった僕らは、今度はビデオ通話でまた話し出すのである。
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日本ではその端正なルックスから「ピアノの貴公子」と言われ、大変人気の高いピアニストですね。
パリ国立高等音楽・舞踊学校では神童と言われ、16歳には首席で卒業。
しかしながら大衆音楽の道を選び、1976年に「Ballade pour Adeline(渚のアデリーヌ)」がインストゥルメンタルながら世界的大ヒット。
(Official videoより)
僕は個人的に、「SOUVENIRS D'ENFANCE(愛しのクリスティーヌ)」が好きです。
なんか、ラジオの健康番組に流れて来そうな、耳馴染みのいい曲(笑)。
邦題は「愛しのクリスティーヌ」ですが、フランス語タイトルの「SOUVENIRS D'ENFANCE」って「若き頃の思い出」という意味で、クリスティーヌって結局誰やねん(笑)。
(Official audioより)
記憶って10年以上も経つと、本当にそんな事あったんだろうかって疑わしく感じる。
5年ぐらい前なら、まるで昨日の様に、当時の事を鮮明に憶えているけれど、10年も経つと、自分の記憶に全く自信がないのだ。
映像として鮮明に覚えているはずが、長い付き合いの友人にこんなことあったよねとか言うと、「違うよ」とか「そんなことあったっけ?」とかよく言われる。
秋田の昔の彼女と大館のバーで飲んだ時も、記憶のすれ違いがあって、もしかしたら無意識に、自分の都合のいい様に記憶を改竄しているかもしれないなと、自分で自分の記憶が信じられなくなったのだ(笑)。
疑い出したらキリがなくて、最近僕は昔ココにいたんだろうか、実は夢だったんじゃないのかって最近思えてくる。
歳月とともに、夢想と過去の境界が曖昧になるのだ。

さて、柴Tのルーツ、黒石市へ先日行って来た柴T。

黒石市は僕の母方の祖父母が生まれた土地。
5歳の頃、今は亡き叔母に連れられ黒石の親戚の家に行った記憶は以前説明したけれど、大学時代、食べ歩きが大好きな友人と、何故か弘前市からママチャリで黒石市まで遠征したことがあった。
距離にして片道約14kmの道程。
公共交通機関を使うよりも、自転車を使った方が飯代が浮くし、ダイエットになるじゃないかとの友人の思想のもと(笑)、貧乏学生だった僕らは何を犠牲にしても、自分で作った不味い食べ物を食べるよりも、食べ歩きで美味しいものがただただ食べたかったのである。
そんな事を思い出しながら、黒石市街を散歩する僕。

リスボン菓子店の近くで、人の形をしたバス停を発見(笑)。
あれ、こんなの昔からあったっけ?

そこから歩いて間も無く、浜町に知る人ぞ知る名店「工藤そばや」がある。

ココは「工藤製麺所」として製麺所も併設しており、向かいのこちらも隠れた名店「我が家」や平川市の「味助」にも麺を卸してるって昔聞いたことがあります。
大学時代、僕と友人はココで焼きそばを食べた記憶があった。
結構美味しかったいい思い出。
しかしながら最近、ココのお店の味噌ラーメンが大変人気である事を知る。
思い出の答え合わせをするよりも、今回新しいメニューを頼んでみたかった。
したがって、みそラーメン¥750を注文。
注文は厨房に行って直接メニューを頼みに行くシステム(笑)。
黙っていてもメニューを聞きにこないので注意が必要です(笑)。

そしてやって来たみそラーメン。
いかにも、津軽のみそラーメン然としたルックス。

こんもり野菜に、濃そうな味噌スープ。
そして飲んでみると津軽のスタンダード甘めの味噌。

まるで豆乳かミルクが入っているかの様なクリーミーさも感じます。
コクがしっかりして、めっちゃ美味い。
野菜の旨味が溶け込み、ごま油の効いた熱々のスープを夢中に啜る。
ちょっとしょっぱ目なのがまた津軽仕様でたまらないですね。
ピリ辛なのがまたクセになる。
そして、津軽の味噌ラーメンの醍醐味、それは野菜を食べる事。
美味しい味噌スープに浸った、甘くなった野菜がとっても美味しいのだ。
中みそと同様、この野菜だけでもご飯2杯はいけそう(笑)。
そしてさすがは製麺所。
麺は黄色い細縮れ麺で、コシがありモチッとした食感が良いですね。

しっかりスープと絡み、その美味しさを余す事なく運ぶ。
中々に美味しいラーメンでした。
一緒にママチャリで黒石まで行った学生時代の友人に、LINEでみそラーメンの写真を送ったところ、程なくして懐かしいとのメールが返って来た。
僕と食べ歩きしていた事を憶えてくれていた。
友人は結婚し、今地元新潟で働いている。
僕は2人とも焼きそばを頼んだ記憶だったけれど、友人はみそラーメンを食べたと主張した。
あれ、また食い違ったぞと思いつつ、僕は口をつぐむ。
若き頃の思い出は、自分だけの宝物。
歳月によって、熟成したり、腐ったままだったり、変わっていくもの。
答え合わせが大事ではなく、思い思いの思い出でのままでいいのだ。
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