青森県むつ市 見ていて面白い、地域に根ざした祭りと食堂。【大畑八幡宮例大祭】【街道の茶屋きんぱ】
そんなに聴く訳ではない、中島みゆきさん。
小学生の頃に流行った、彼女が主題歌を歌うドラマ「家なき子」もそんなにハマらなくて、熱く語りだす同級生達に少し温度差を感じていた。
しかしながら、同じ頃ラジオで聴いた「時代」という曲はとてもいい曲だなとずっと思っていたのだ。
でもちゃんと通しで聴いたことは一度もなくて、この度30年の時を経て、ようやく聴いてみる。
時代を超え、50年後、100年後まで残る曲って、こういうのを言うんだなって、改めて聴いて感動した。
(Official videoより)
「祭り。」
それは日本古来の文化の伝承。
参加する人やそれを観る人、或いは祭りを運営する人、全てが一体となって夢中になれる唯一の文化。
人の命には限りがあるけれど、後世に残そうと言う潜熱が亡き後も、肉体が滅びようとも受け継がれ、今を生きる生の熱気と共に夜に発散し溶けてゆく。
夏が終わり、秋になっても下北半島には祭りがある。
むつ市大畑地区で9月14~16日に「大畑八幡宮例大祭」が開催されました。
田名部祭り同様、京都祇園祭りの流れを汲み、1718年(享保3年)から300年以上も続く大畑地区最大の祭り。
僕は最終日の前日、15日に行って来ました。


通りには夜店が立ち並び、普段あまり人気のない大畑の街も家族連れで賑わいを見せる。
焼きそばが人気で行列ができ、お面をつけてはしゃぐ子供達。
そんな光景に、心洗われる。

15日の夜は春日神社前で各町内の山車7台が並び立つ。


下北地域で山車が7台も出るのは大畑だけらしい。

夜が深くなると山車に灯りがともり、その様は田名部祭りに負けず、豪華絢爛で美しい。


大畑が港町だからだろうか、船を模した山車が多く、特徴的で面白い。

囃子が鳴り響き、ココにたどり着くまではずっと肌寒いと思っていたけれど、次第にそれも忘れ、祭りの鼓動にポカポカと体が温まる。


こういう、地域に根ざした祭りって、見ていてとても温かい気持ちになりますね。

クライマックスの最終日16日は予定があって行けなかったけれど、来年の楽しみに取っておこう。
人口減少が問題となっている下北半島で、中々祭りを維持するのが大変な地域もあるらしい。
人々が紡ぎ繋いでいった文化、なんとか後世に残していってほしいですね。
さて、その少し前に同じくむつ市大畑地区へ行って来た柴T。
祭りと同じく、大畑地区の人達に、長きにわたって愛されている食堂へ行って来ました。

その店の名は「街道の茶屋 きんぱ」。
てっきり外観が新しいから昔からあるって感じはしなかったのだけれど、なんと創業70年の超老舗。
正面玄関にはお寿司屋さんのカウンターがありますが、実はお寿司の他にカレーにラーメンと、メニューが豊富で、ファミレス的感覚で地元民に愛されている。
しかも最近は、テイクアウト用のカレーパンが大人気ともう、なんでもアリですね(笑)。
このお店のウリはなんといっても「イカ」。
津軽海峡産のイカにこだわっていて、イカのお寿司も美味しいのですが、ココの大人気メニューは「イカチャンポン」。
お寿司で出来るイカの余り身をなんとか有効活用できないかという事で生み出し、今ではもはや大人気メニューに。
このイカチャンポン、麺と丼の両方あり、「麺派」と「丼派」とで人気を二分していて、常に論争が絶えないのだとか(笑)。
僕は飯派に与する(笑)。

僕がいつも頼んでいるのがチャンポン丼セット¥1100
なんと半ラーメンまで付く、最強のセットになっています。

このチャンポン丼が美味い。
魚介の旨味たっぷりの餡がかかっていて、ご飯に絡めて食べると最高。

まあ、中華丼ってヤツですね。
イカが高いご時世に、たっぷりとイカが入っていてプリプリとした食感がたまらない。
他にも具沢山で、もやし、キャベツ、にんじんと炒められた野菜の甘味と豚肉の旨味がしっかり効いている。
相変わらずとっても美味しいチャンポン丼。
やはり僕は「丼派」である(笑)。
そして、何故先程最強のセットと呼んだか。

実はきんぱ、シンプルなラーメンがとてつもなく美味しいのである。
僕の好みど真ん中のシンプルな中華そば。

シンプルながら、上品な魚介の効いたスープは少し甘めでこれがまたクセになる。
そして、たっぷりとスープを吸ったお麩は、チャンポン丼のご飯と絡めても最高。
半ラーメンながらココのチャーシュー、大きめで美味しいのだ。
トロトロと柔らかく、口の中で解けていく。
この美味しいチャーシューを食べるために、僕はセットを頼むようなものだ。
結構このセット、大変ボリュームがありお腹いっぱいになる。
以前もこのメニュー、ブログで取り上げたことがあるけれど、また食べたくて頼んじゃいました(笑)。
こういう長きにわたって続く祭りと老舗。
時代を巡り、人の寿命を超えるくらい続く事というのは、まるで魔法使いの様に、人を惹きつける大きな魔力を放つ。
僕がおじいさんになっても、死んで生まれ変わったとしてもまだ続いてくれればいいな。
そんな祭りと老舗が下北半島ひいては青森県には一杯あるのだ。
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小学生の頃に流行った、彼女が主題歌を歌うドラマ「家なき子」もそんなにハマらなくて、熱く語りだす同級生達に少し温度差を感じていた。
しかしながら、同じ頃ラジオで聴いた「時代」という曲はとてもいい曲だなとずっと思っていたのだ。
でもちゃんと通しで聴いたことは一度もなくて、この度30年の時を経て、ようやく聴いてみる。
時代を超え、50年後、100年後まで残る曲って、こういうのを言うんだなって、改めて聴いて感動した。
(Official videoより)
「祭り。」
それは日本古来の文化の伝承。
参加する人やそれを観る人、或いは祭りを運営する人、全てが一体となって夢中になれる唯一の文化。
人の命には限りがあるけれど、後世に残そうと言う潜熱が亡き後も、肉体が滅びようとも受け継がれ、今を生きる生の熱気と共に夜に発散し溶けてゆく。
夏が終わり、秋になっても下北半島には祭りがある。
むつ市大畑地区で9月14~16日に「大畑八幡宮例大祭」が開催されました。
田名部祭り同様、京都祇園祭りの流れを汲み、1718年(享保3年)から300年以上も続く大畑地区最大の祭り。
僕は最終日の前日、15日に行って来ました。


通りには夜店が立ち並び、普段あまり人気のない大畑の街も家族連れで賑わいを見せる。
焼きそばが人気で行列ができ、お面をつけてはしゃぐ子供達。
そんな光景に、心洗われる。

15日の夜は春日神社前で各町内の山車7台が並び立つ。


下北地域で山車が7台も出るのは大畑だけらしい。

夜が深くなると山車に灯りがともり、その様は田名部祭りに負けず、豪華絢爛で美しい。


大畑が港町だからだろうか、船を模した山車が多く、特徴的で面白い。

囃子が鳴り響き、ココにたどり着くまではずっと肌寒いと思っていたけれど、次第にそれも忘れ、祭りの鼓動にポカポカと体が温まる。


こういう、地域に根ざした祭りって、見ていてとても温かい気持ちになりますね。

クライマックスの最終日16日は予定があって行けなかったけれど、来年の楽しみに取っておこう。
人口減少が問題となっている下北半島で、中々祭りを維持するのが大変な地域もあるらしい。
人々が紡ぎ繋いでいった文化、なんとか後世に残していってほしいですね。
さて、その少し前に同じくむつ市大畑地区へ行って来た柴T。
祭りと同じく、大畑地区の人達に、長きにわたって愛されている食堂へ行って来ました。

その店の名は「街道の茶屋 きんぱ」。
てっきり外観が新しいから昔からあるって感じはしなかったのだけれど、なんと創業70年の超老舗。
正面玄関にはお寿司屋さんのカウンターがありますが、実はお寿司の他にカレーにラーメンと、メニューが豊富で、ファミレス的感覚で地元民に愛されている。
しかも最近は、テイクアウト用のカレーパンが大人気ともう、なんでもアリですね(笑)。
このお店のウリはなんといっても「イカ」。
津軽海峡産のイカにこだわっていて、イカのお寿司も美味しいのですが、ココの大人気メニューは「イカチャンポン」。
お寿司で出来るイカの余り身をなんとか有効活用できないかという事で生み出し、今ではもはや大人気メニューに。
このイカチャンポン、麺と丼の両方あり、「麺派」と「丼派」とで人気を二分していて、常に論争が絶えないのだとか(笑)。
僕は飯派に与する(笑)。

僕がいつも頼んでいるのがチャンポン丼セット¥1100
なんと半ラーメンまで付く、最強のセットになっています。

このチャンポン丼が美味い。
魚介の旨味たっぷりの餡がかかっていて、ご飯に絡めて食べると最高。

まあ、中華丼ってヤツですね。
イカが高いご時世に、たっぷりとイカが入っていてプリプリとした食感がたまらない。
他にも具沢山で、もやし、キャベツ、にんじんと炒められた野菜の甘味と豚肉の旨味がしっかり効いている。
相変わらずとっても美味しいチャンポン丼。
やはり僕は「丼派」である(笑)。
そして、何故先程最強のセットと呼んだか。

実はきんぱ、シンプルなラーメンがとてつもなく美味しいのである。
僕の好みど真ん中のシンプルな中華そば。

シンプルながら、上品な魚介の効いたスープは少し甘めでこれがまたクセになる。
そして、たっぷりとスープを吸ったお麩は、チャンポン丼のご飯と絡めても最高。
半ラーメンながらココのチャーシュー、大きめで美味しいのだ。
トロトロと柔らかく、口の中で解けていく。
この美味しいチャーシューを食べるために、僕はセットを頼むようなものだ。
結構このセット、大変ボリュームがありお腹いっぱいになる。
以前もこのメニュー、ブログで取り上げたことがあるけれど、また食べたくて頼んじゃいました(笑)。
こういう長きにわたって続く祭りと老舗。
時代を巡り、人の寿命を超えるくらい続く事というのは、まるで魔法使いの様に、人を惹きつける大きな魔力を放つ。
僕がおじいさんになっても、死んで生まれ変わったとしてもまだ続いてくれればいいな。
そんな祭りと老舗が下北半島ひいては青森県には一杯あるのだ。
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