青森県外ヶ浜町 義経伝説と、美味しい1500円のウニ丼。三厩地区が今アツい。【浜どころ海】
アメリカ出身の音楽デュオ、Timeflies
2010年にCal ShapiroとRob Resnickの2人で結成。
2014年に出したアルバム「After House」が全米8位を記録。
世界的には大ヒットとまではいかないものの、日本では彼らの曲が良く使われていて、一番有名なのがおそらく「All The Way」という曲。
日本語にすると「はるばる」という意味かな。
王様のブランチなんかにも使われていた曲で、この季節に相応しい爽やかな曲ですね。
(Official videoより)
はるばる来たぜ、津軽半島外ヶ浜町。
同じ青森県なのに、「半島」って付くと、何故はるばる来た感が出るんでしょう(笑)。
「津軽半島」に「下北半島」。
青森県には主にこの二つの半島があって、青森市の友人達からはかなり遠いと思われている。
けれど、津軽半島をロードバイク で走ると、ぐるっと下北半島や夏泊半島が一望できて、まるで陸奥湾が小さな湖のように思えてくる。
遠い様で、実はそんなに遠くない場所。
青森市~八戸市くらいの距離で、コレら両半島のホットスポットに辿り着くことができる。
この二つの半島があるからこそ、青森県だって形が分かる訳で。
まるで植物の先端の様に、青森県の半島の先には大きな「伸びしろ」と美味しい「栄養」がいっぱい詰まっているのである。
外ヶ浜町のご当地キャラ「風乃まち」さんの情報で、外ヶ浜町三厩地区にて、美味しくて安い食事処があるのだとか。
その情報を確かめに来たのだが、その前に準備運動してお腹を減らしておかなくては。
三厩地区の街中を散歩。
さて、この三厩地区には「義経伝説」がある事をご存知でしょうか。
史実では、兄である源頼朝が送った刺客により、奥州藤原氏の居館・衣川館で最期を遂げた源義経ですが、実は津軽海峡を渡り、蝦夷地へ落ち延びたという伝説が北東北から道南にかけて多く残されているのです。

ココ三厩地区でも義経伝説が残されていて、この「三厩」の地名の起源にもなっているのが、この「厩石(まやいし)」。

奥州藤原氏が義経を討ったと偽り、平泉から義経を逃し、義経一行が蝦夷地へと逃げる途中、津軽海峡の荒波により激しく足止めを食らう。
義経はこの厩石によじ登り、持っていた観音像を掲げ、三日三晩祈ったところ、白髪の翁が現れ、三頭の竜馬を与えられて蝦夷地を無事渡ることができたとの伝説が残っています。
この竜馬が繋がれた石は厩石と言われ、三厩は三馬屋(みうまや)から取ったらしい。


そんな伝説のある石の近く、今度は長く続く石段を登ると高台に「竜馬山義経寺」があります。


ココは、太宰治が執筆した小説「津軽」でも紹介されている場所。


義経が海を渡って500年後、円空がこの地を訪れた際に義経がかつて掲げた観音像を発見し、観音菩薩像を掘ってこの義経の観音を納め、お堂を建てたのが始まり。


1707年築の弁天堂、鐘楼、金比羅堂、阿弥陀堂などがあり、江戸時代の神仏習合の雰囲気を今も残しています。


高台からは、三厩漁港を俯瞰する絶景。
その美しい風景を眺めながら、僕は階段を降りる。

降りた先には食堂があり、その名も「浜どころ海」。
僕の今回の目的地である。
変わった名前のお店だけれど、沢山のお客さんで賑わっていた。

漁師が営むお店で、値上げラッシュのこのご時世に一石投じる衝撃的な価格の安さ。
許可をもらい写真を撮らせてもらったのですが、刺身定食¥700って凄くないですか?

そして、今回頼んだのがウニ丼¥1500
最近¥2000でも安いと思うこのご時世に、ウニ丼がまさかの千円台。
しかもサラダと小鉢、お味噌汁まで付く、まさに至れり尽くせり。

そして、外ヶ浜のウニって、とっっっても美味しいんです。
身がしっかりしていて、箸で持っても崩れない。

そして、口に放り込むと甘い。
そう、口に入れた刹那、一番に出てくる感想がこの甘さ。
苦味やクセなど一切なく、純然たる甘味の後に、ふんわりと心地よい磯の香りが追いかけてくる。
あぁ、なんで幸せなんだろう。
こんなにウニが美味しいと思ったのは、岩手県洋野町のウニを食べて以来。
何げに、とろろの味噌汁も美味しいし、ミズの和物等小鉢も美味しい。
コレで¥1500で本当に良いのだろうか。
ちゃんと利益になっているのだろうか。
すごく良いお店だけに、逆にお店の心配をしてしまう(笑)。
義経伝説に、ビックリする程安くて美味いウニ丼。
次は刺身定食を頼んでみよう。
とっても良いお店でした。
その他この三厩には、三厩マグロが食べられる「秀鮨」に、マグロの唐揚げが美味しい「レストハウス龍飛」、美味しい銘菓「うばたま」が有名な「佐渡菓子店」まである。
そして、北海道が見える絶景スポット龍泊ラインも。
はるばるたどり着いた、津軽半島の先端の、何という情報量の多さ(笑)。
三厩地区が今アツい。
僕は下北半島にいながら、また三厩まで行きたくなるのである。
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2010年にCal ShapiroとRob Resnickの2人で結成。
2014年に出したアルバム「After House」が全米8位を記録。
世界的には大ヒットとまではいかないものの、日本では彼らの曲が良く使われていて、一番有名なのがおそらく「All The Way」という曲。
日本語にすると「はるばる」という意味かな。
王様のブランチなんかにも使われていた曲で、この季節に相応しい爽やかな曲ですね。
(Official videoより)
はるばる来たぜ、津軽半島外ヶ浜町。
同じ青森県なのに、「半島」って付くと、何故はるばる来た感が出るんでしょう(笑)。
「津軽半島」に「下北半島」。
青森県には主にこの二つの半島があって、青森市の友人達からはかなり遠いと思われている。
けれど、津軽半島をロードバイク で走ると、ぐるっと下北半島や夏泊半島が一望できて、まるで陸奥湾が小さな湖のように思えてくる。
遠い様で、実はそんなに遠くない場所。
青森市~八戸市くらいの距離で、コレら両半島のホットスポットに辿り着くことができる。
この二つの半島があるからこそ、青森県だって形が分かる訳で。
まるで植物の先端の様に、青森県の半島の先には大きな「伸びしろ」と美味しい「栄養」がいっぱい詰まっているのである。
外ヶ浜町のご当地キャラ「風乃まち」さんの情報で、外ヶ浜町三厩地区にて、美味しくて安い食事処があるのだとか。
その情報を確かめに来たのだが、その前に準備運動してお腹を減らしておかなくては。
三厩地区の街中を散歩。
さて、この三厩地区には「義経伝説」がある事をご存知でしょうか。
史実では、兄である源頼朝が送った刺客により、奥州藤原氏の居館・衣川館で最期を遂げた源義経ですが、実は津軽海峡を渡り、蝦夷地へ落ち延びたという伝説が北東北から道南にかけて多く残されているのです。

ココ三厩地区でも義経伝説が残されていて、この「三厩」の地名の起源にもなっているのが、この「厩石(まやいし)」。

奥州藤原氏が義経を討ったと偽り、平泉から義経を逃し、義経一行が蝦夷地へと逃げる途中、津軽海峡の荒波により激しく足止めを食らう。
義経はこの厩石によじ登り、持っていた観音像を掲げ、三日三晩祈ったところ、白髪の翁が現れ、三頭の竜馬を与えられて蝦夷地を無事渡ることができたとの伝説が残っています。
この竜馬が繋がれた石は厩石と言われ、三厩は三馬屋(みうまや)から取ったらしい。


そんな伝説のある石の近く、今度は長く続く石段を登ると高台に「竜馬山義経寺」があります。


ココは、太宰治が執筆した小説「津軽」でも紹介されている場所。


義経が海を渡って500年後、円空がこの地を訪れた際に義経がかつて掲げた観音像を発見し、観音菩薩像を掘ってこの義経の観音を納め、お堂を建てたのが始まり。


1707年築の弁天堂、鐘楼、金比羅堂、阿弥陀堂などがあり、江戸時代の神仏習合の雰囲気を今も残しています。


高台からは、三厩漁港を俯瞰する絶景。
その美しい風景を眺めながら、僕は階段を降りる。

降りた先には食堂があり、その名も「浜どころ海」。
僕の今回の目的地である。
変わった名前のお店だけれど、沢山のお客さんで賑わっていた。

漁師が営むお店で、値上げラッシュのこのご時世に一石投じる衝撃的な価格の安さ。
許可をもらい写真を撮らせてもらったのですが、刺身定食¥700って凄くないですか?

そして、今回頼んだのがウニ丼¥1500
最近¥2000でも安いと思うこのご時世に、ウニ丼がまさかの千円台。
しかもサラダと小鉢、お味噌汁まで付く、まさに至れり尽くせり。

そして、外ヶ浜のウニって、とっっっても美味しいんです。
身がしっかりしていて、箸で持っても崩れない。

そして、口に放り込むと甘い。
そう、口に入れた刹那、一番に出てくる感想がこの甘さ。
苦味やクセなど一切なく、純然たる甘味の後に、ふんわりと心地よい磯の香りが追いかけてくる。
あぁ、なんで幸せなんだろう。
こんなにウニが美味しいと思ったのは、岩手県洋野町のウニを食べて以来。
何げに、とろろの味噌汁も美味しいし、ミズの和物等小鉢も美味しい。
コレで¥1500で本当に良いのだろうか。
ちゃんと利益になっているのだろうか。
すごく良いお店だけに、逆にお店の心配をしてしまう(笑)。
義経伝説に、ビックリする程安くて美味いウニ丼。
次は刺身定食を頼んでみよう。
とっても良いお店でした。
その他この三厩には、三厩マグロが食べられる「秀鮨」に、マグロの唐揚げが美味しい「レストハウス龍飛」、美味しい銘菓「うばたま」が有名な「佐渡菓子店」まである。
そして、北海道が見える絶景スポット龍泊ラインも。
はるばるたどり着いた、津軽半島の先端の、何という情報量の多さ(笑)。
三厩地区が今アツい。
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