北海道函館市~長万部町 12月の道南ドライブ。北海道産のりんごジュースを飲んで、国宝「中空土偶」を観て、「かにめし」食べた激しい冬。【かにめし本舗かなや】
第94回アカデミー賞の国際長編映画賞を受賞した映画、「ドライブ・マイ・カー」。
2009年の「おくりびと」以来の快挙ですね。
原作は村上春樹氏。
彼は小説のタイトルにビートルズの曲名をつけることがあって、例えば名作「ノルウェイの森」とか。
この「ドライブ・マイ・カー」もそうで、1965年のアルバム「Rubber Soul」のオープニングを飾る曲。
ポールによる曲で、とあるブルースの隠語を意味しているのですが、ココでは言えません(笑)。
(Official videoより)
そして、このアルバムは名曲揃いで、ビートルズのオリジナルアルバムで個人的に一番好きかも。
その中でもジョンの傑作「In My Life」が最高。
(Official videoより)
もうそろそろで北国の冬が終わる。
東京の人達はもう終わっているよ、と思っているかもしれないが、北国はようやく春めいてきたところだ。
春が待ち遠しいけれど、コロナのせいで更新し損ねた、12月に道南ドライブしてきた時のネタがまだまだあることに今気づく。
春めいてしまったら、冬の記事は様にならない。
したがって、急いで今回アップすることにしました。
12月のクリスマスの時期。



僕と友人は道南ドライブをしていた。
マイ・カーではなくレンタ・カーで(笑)。
宿泊先は日本一の朝食で有名な「ラビスタ函館」。

朝食が美味し過ぎて、見ての通りたらふく食べてしまい、この後一日中お腹が空きませんでした(笑)。
胃に立錐の余地もないままのドライブ。

北海道で大人気の道の駅、「道の駅なないろ・ななえ」へ。

この道の駅がある七飯町は実は西洋りんご発祥の地。

りんご栽培が盛んで、道の駅内ではりんごも販売されている。
青森県以外のりんごジュース、飲んでみたくはありませんか?

なんと、この道の駅では七飯町のりんごを使ったりんごジュースの飲み比べセット¥500があるんです。

左から「つがる」、「あかね」、「ひめかみ」。
りんごに厳しい青森県民、その味やいかに(笑)。

ちなみにココ、ガラナソフトも有名です。
更に胃に詰め込んでしまった僕らはグロッキーになりながらも再び函館市に。
実は函館市に北海道唯一の国宝があるのです。
1975年にじゃがいも畑の農作業中に主婦が見つけてしまった3500年前の縄文時代後期の土偶「中空土偶」。
世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」が登録される一つの決め手にもなったというこの土偶。
昔、函館市民には意外と知られていなくて、実はめちゃくちゃ広い函館市。

市街地から車で1時間半程の南茅部地域にある「函館市縄文文化交流センター」に展示されているのです。

函館市街よりもぶっちゃけ鹿部町から行った方が近い(笑)。
「ココも函館?」という、人気のない場所にあります。
大船・垣ノ島・著保内野(ちょぼないの)遺跡など、南茅部地域は多数の縄文遺跡が発見されており、センターではそんな遺跡から発見された遺物約1200点が展示されています。


そして中空土偶といよいよご対面。

函館にいた時は全く知らなかった土偶(笑)。
真上からスポットライトを浴びる土偶はなんか幻想的。
2007年に北海道唯一の国宝に指定されたこの土偶。

愛らしい表情、美しいボディライン、幾何学模様から「北の縄文ビーナス」とも言われているらしい。
フラッシュを使わなければ撮影自由。
世界の文明が変わりゆく中、1万年も続いた縄文時代。
これだけ長く続いた文明について、我々も学ぶことがあるんじゃないかなって最近思う。

2階の休憩スペースから、世界遺産垣ノ島遺跡を眺めることができます。
土偶を堪能した後、僕らは車を走らせ長万部町へと向かう。

途中お昼時になり、八雲町のハーベスタ八雲という大人気のバイキングレストランへ行く予定でしたが、朝のバイキングで全くお腹が減らず(笑)、そのまま長万部駅へ。

長万部町と言えば、ゆるキャラ「まんべくん」が有名ですね。
Twitterでの過激な発言が話題を呼び、カルト的人気がありましたが、2011年に太平洋戦争についての発言でTwitter閉鎖(笑)。
現在は運営主体が変わっているとのこと。


駅の構内では「長万部観光協会 インフォまんべ」という、まんべくんグッツが販売されているコーナーが。

そして、駅の斜向かいには長万部町名物「かにめし」で有名な「かにめし本舗かなや本店」さんがあります。

1928年創業にもなるこの老舗。
火で炙ったカニを塩・こしょうで味付けし、ご飯の上に盛り付けた弁当「かにめし弁当」¥1180は駅弁として全国的にファンが多い逸品です。

そして、本店には変わった休憩所があって、2017年4月から、列車を再現した無料休憩所「自由席」がオープン。

函館~青森間を運行していた、快速列車「海峡」のリクライニングシート16席をJR北海道から譲り受け、休憩スペースに設置。
座席正面には液晶画面があり、JR室蘭線の海岸線を走る風景が映し出され、まるで鉄道で旅をしているかのよう。

そんな中、食べるかにめしは絶品です。
ようやくお腹が減り始めた僕ら(笑)。

包みを広げ、蓋を開けると、かにフレークがたっぷりご飯の上にかかっており、椎茸、グリンピース、梅干しとシンプル。
付け合わせは味付けみかんと、海苔の佃煮。
そして、カニフレークは甘く煮付けられていて、フワフワとした食感がクセになります。

カニの旨味が凝縮されていて、とっても美味しいですね。
甘めの味付けに、梅干しのアクセントも効いていて、そして何気に海苔な佃煮も美味い。
食後は味付けみかんでさっぱり。
とっても美味しい駅弁でした。

かにめしパッケージの、かにめしティシュも店内で販売しています(笑)。
次は電車で旅しながら食べてみたい。
しょっぱな朝から食べ過ぎて、どうなることかと思ったけれど(笑)、最終的に胃も心も満たされた道南旅行。
何かに疲れたり、何かに飢えていないと、旅行って楽しくないのかなと思ったけれど、満たされていても旅行は楽しい。
コロナが落ち着いたら、五稜郭や松前の桜が観たいな。
また道南ドライブしながら、自分の人生を楽しもう。
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2009年の「おくりびと」以来の快挙ですね。
原作は村上春樹氏。
彼は小説のタイトルにビートルズの曲名をつけることがあって、例えば名作「ノルウェイの森」とか。
この「ドライブ・マイ・カー」もそうで、1965年のアルバム「Rubber Soul」のオープニングを飾る曲。
ポールによる曲で、とあるブルースの隠語を意味しているのですが、ココでは言えません(笑)。
(Official videoより)
そして、このアルバムは名曲揃いで、ビートルズのオリジナルアルバムで個人的に一番好きかも。
その中でもジョンの傑作「In My Life」が最高。
(Official videoより)
もうそろそろで北国の冬が終わる。
東京の人達はもう終わっているよ、と思っているかもしれないが、北国はようやく春めいてきたところだ。
春が待ち遠しいけれど、コロナのせいで更新し損ねた、12月に道南ドライブしてきた時のネタがまだまだあることに今気づく。
春めいてしまったら、冬の記事は様にならない。
したがって、急いで今回アップすることにしました。
12月のクリスマスの時期。



僕と友人は道南ドライブをしていた。
マイ・カーではなくレンタ・カーで(笑)。
宿泊先は日本一の朝食で有名な「ラビスタ函館」。

朝食が美味し過ぎて、見ての通りたらふく食べてしまい、この後一日中お腹が空きませんでした(笑)。
胃に立錐の余地もないままのドライブ。

北海道で大人気の道の駅、「道の駅なないろ・ななえ」へ。

この道の駅がある七飯町は実は西洋りんご発祥の地。

りんご栽培が盛んで、道の駅内ではりんごも販売されている。
青森県以外のりんごジュース、飲んでみたくはありませんか?

なんと、この道の駅では七飯町のりんごを使ったりんごジュースの飲み比べセット¥500があるんです。

左から「つがる」、「あかね」、「ひめかみ」。
りんごに厳しい青森県民、その味やいかに(笑)。

ちなみにココ、ガラナソフトも有名です。
更に胃に詰め込んでしまった僕らはグロッキーになりながらも再び函館市に。
実は函館市に北海道唯一の国宝があるのです。
1975年にじゃがいも畑の農作業中に主婦が見つけてしまった3500年前の縄文時代後期の土偶「中空土偶」。
世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」が登録される一つの決め手にもなったというこの土偶。
昔、函館市民には意外と知られていなくて、実はめちゃくちゃ広い函館市。

市街地から車で1時間半程の南茅部地域にある「函館市縄文文化交流センター」に展示されているのです。

函館市街よりもぶっちゃけ鹿部町から行った方が近い(笑)。
「ココも函館?」という、人気のない場所にあります。
大船・垣ノ島・著保内野(ちょぼないの)遺跡など、南茅部地域は多数の縄文遺跡が発見されており、センターではそんな遺跡から発見された遺物約1200点が展示されています。


そして中空土偶といよいよご対面。

函館にいた時は全く知らなかった土偶(笑)。
真上からスポットライトを浴びる土偶はなんか幻想的。
2007年に北海道唯一の国宝に指定されたこの土偶。

愛らしい表情、美しいボディライン、幾何学模様から「北の縄文ビーナス」とも言われているらしい。
フラッシュを使わなければ撮影自由。
世界の文明が変わりゆく中、1万年も続いた縄文時代。
これだけ長く続いた文明について、我々も学ぶことがあるんじゃないかなって最近思う。

2階の休憩スペースから、世界遺産垣ノ島遺跡を眺めることができます。
土偶を堪能した後、僕らは車を走らせ長万部町へと向かう。

途中お昼時になり、八雲町のハーベスタ八雲という大人気のバイキングレストランへ行く予定でしたが、朝のバイキングで全くお腹が減らず(笑)、そのまま長万部駅へ。

長万部町と言えば、ゆるキャラ「まんべくん」が有名ですね。
Twitterでの過激な発言が話題を呼び、カルト的人気がありましたが、2011年に太平洋戦争についての発言でTwitter閉鎖(笑)。
現在は運営主体が変わっているとのこと。


駅の構内では「長万部観光協会 インフォまんべ」という、まんべくんグッツが販売されているコーナーが。

そして、駅の斜向かいには長万部町名物「かにめし」で有名な「かにめし本舗かなや本店」さんがあります。

1928年創業にもなるこの老舗。
火で炙ったカニを塩・こしょうで味付けし、ご飯の上に盛り付けた弁当「かにめし弁当」¥1180は駅弁として全国的にファンが多い逸品です。

そして、本店には変わった休憩所があって、2017年4月から、列車を再現した無料休憩所「自由席」がオープン。

函館~青森間を運行していた、快速列車「海峡」のリクライニングシート16席をJR北海道から譲り受け、休憩スペースに設置。
座席正面には液晶画面があり、JR室蘭線の海岸線を走る風景が映し出され、まるで鉄道で旅をしているかのよう。

そんな中、食べるかにめしは絶品です。
ようやくお腹が減り始めた僕ら(笑)。

包みを広げ、蓋を開けると、かにフレークがたっぷりご飯の上にかかっており、椎茸、グリンピース、梅干しとシンプル。
付け合わせは味付けみかんと、海苔の佃煮。
そして、カニフレークは甘く煮付けられていて、フワフワとした食感がクセになります。

カニの旨味が凝縮されていて、とっても美味しいですね。
甘めの味付けに、梅干しのアクセントも効いていて、そして何気に海苔な佃煮も美味い。
食後は味付けみかんでさっぱり。
とっても美味しい駅弁でした。

かにめしパッケージの、かにめしティシュも店内で販売しています(笑)。
次は電車で旅しながら食べてみたい。
しょっぱな朝から食べ過ぎて、どうなることかと思ったけれど(笑)、最終的に胃も心も満たされた道南旅行。
何かに疲れたり、何かに飢えていないと、旅行って楽しくないのかなと思ったけれど、満たされていても旅行は楽しい。
コロナが落ち着いたら、五稜郭や松前の桜が観たいな。
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