青森県六ヶ所村 人気の食堂で、下北半島の隠れ名物マツモの貝焼き定食と大衆食堂的カツカレー。【文化食堂】
アメリカのポップ・シンガー、ニール・セダカ。
実は彼は優れた作曲家でもあります。
彼の黄金期は2回あって、1958年~1960年代前半の時期に大ヒットを連発していましたが、ビートルズ等ロックの台頭により、一度低迷期を迎えます。
その後70年代に再び復活し、1974年の「Laughter In The Rain(雨に微笑みを)」が全米No.1の大ヒット。
すっかりアダルトな曲を歌う様になり、2度目の黄金期が到来。
「雨」から連想するネガティブさとは裏腹に、彼女と手を繋ぎ土砂降りが降っても超ハッピーと歌っている歌詞で、ずっと低迷してして雨降りだった彼の人生がこの曲によって報われたことと重なって好きなのです。
(Official audioより)
次第に雪ではなく、雨が降る様になった3月の下北半島。
根雪が溶け、アスファルトが徐々に見え始める。
道路の両側の歩道を、埋め尽くす様に積み上がっていた雪山も目に見えて低くなり始めた。
3月の寒暖の差が激しいこの時期は、また雪が降る事もあるのだろうけど、滅多に気温がマイナスになることはなく、徐々に春が近づいていくはずだ。
さて、下北半島六ヶ所村までドライブして来た柴T。
六ヶ所村の今アツいホットスポット、泊地区へとまた向かう(笑)。
有名な「とまりのトトロ」があったり、面白い食堂が多く点在するこのエリア。

実は意外と知られていませんが、灯台もあるのです。

その名も「物見崎灯台」。
正式名称は「白糠灯台」。

ちょうど東通村と六ヶ所村の境界にあり、水面から高さ38mの切り立った岬にある灯台。
道路状況は決していいとはいえず、灯台の目の前まで車で行くとなると、結構崖スレスレの際どいところを通るので注意が必要。
昭和6年に設置点灯され、高さは13m、現在3代目とのこと。

南の六ヶ所村側は切り立った崖の険しい風景。

北の東通村側は白糠漁港が見渡せる穏やかな風景。
対照的な風景がこの灯台を起点として切り替わる。
その風景にしばし時間を忘れる。
お昼は泊地区の集落へ。

集落に入る際、巨大なイカがお出迎え(笑)。
泊地区はイカ漁が盛んなのです。

そしてお気に入りの食堂「文化食堂」さんへ。
ココは漁師が営む食堂で、魚介が美味しく「イカの沖漬け定食」や時期になると「ウニ丼」も有名。
しかしながら、ココはなんと、カツ丼もラーメンも美味しいという大変懐が広いお店。
漁師だからというより、そもそも腕がいいんでしょうね(笑)。

定番メニューのほかに、旬の食材を使ったメニューもあって、今回マツモの貝焼き定食¥1000を注文。

貝焼きの上にサクラマスの切り身が味噌ベースのお汁に煮込まれていて、なんと小鉢にはたっぷりのイクラが。

イクラが高い今、コレで¥1000は安すぎる。

因みにイクラ丼は¥1600とのこと。

実は隠れた下北半島の名物「マツモ」。
マツモとは下北半島で主に獲れる海藻のこと。
1月から3月までの極寒の時期にしか獲れず、松の葉の様な外観をしているからそう呼ばれています。
中々下北半島以外には出回らない貴重な食材。
海藻って脇役だと思っていたけれど、このマツモを食べると価値観が変わります。
とっても美味しいこの海藻。
その日は天候が優れなかったため、冷凍保存したマツモでしたが、美味しさは健在。

貝焼きのお汁にくぐらせて食べるのですが、ココで魔法がかかる。
黒ずんでいる海藻が、お湯をくぐらせた途端に鮮やかな緑色に変わるのだ。

この海藻、見た目でも魅了する。
ご飯に乗せて食べるとウットリする程美味い。
モズクよりもシャキシャキ感が強く、海藻のふんわりとした香ばしさが口の中に広がる。

海藻でご飯が進むって、モズク酢やごはんですよ以外に中々無い体験です(笑)。
そして、貝焼きで煮込まれたサクラマスは柔らかく、美味い。
塩気もちょうど良く、旨みが強いけれどイヤミのない優しい味。
そして、海藻を食べ終えた後の残りのご飯に、たっぷりのイクラをかけて仕上げる。

プチプチと熟成された旨味を放つ醤油漬けのイクラは本当食べていて幸せである。
とっても美味しい定食でした。
そして、その前にも僕はこの文化食堂へ行っていて、カツカレー¥750を注文していました。

ココのカツカレーは是非食べてもらいたい。
揚げたてのトンカツはサクサクと美味しく、カレーはコクのある甘めの大衆食堂的ルー。
多分万人が食べて、万人が美味しいと言うであろう、ザ・ジャパニーズカレーの鑑の様な存在。
六ヶ所村泊地区の集落に潜む、何を食べても美味しいお店。
美味しいご飯を食べ、外に出たら土砂降り。
この後も写真を撮りに行こうと思ったけれど、中止にして帰る事にした。
晴れや雪だと景色が映えるけれど、雨はあんまり映えない。
車のラジオで東京もいよいよ今週末に桜の開花宣言が出たとのニュースが流れる。
人が歩くくらいのゆっくりとした速さでいずれ、桜前線がこの北国にもやってくる。
この雨は春が近づく予兆。
そう思ったら、何故かバックミラーの向こうで笑っている自分の顔を確認した。
ブログを続ける励みになります!!是非一票を!!クリックすると色んなブログに会えますよー
↓

にほんブログ村
こちらもクリックお願いします!!
↓

もう一つお願いします!!
↓

青森県 ブログランキングへ
実は彼は優れた作曲家でもあります。
彼の黄金期は2回あって、1958年~1960年代前半の時期に大ヒットを連発していましたが、ビートルズ等ロックの台頭により、一度低迷期を迎えます。
その後70年代に再び復活し、1974年の「Laughter In The Rain(雨に微笑みを)」が全米No.1の大ヒット。
すっかりアダルトな曲を歌う様になり、2度目の黄金期が到来。
「雨」から連想するネガティブさとは裏腹に、彼女と手を繋ぎ土砂降りが降っても超ハッピーと歌っている歌詞で、ずっと低迷してして雨降りだった彼の人生がこの曲によって報われたことと重なって好きなのです。
(Official audioより)
次第に雪ではなく、雨が降る様になった3月の下北半島。
根雪が溶け、アスファルトが徐々に見え始める。
道路の両側の歩道を、埋め尽くす様に積み上がっていた雪山も目に見えて低くなり始めた。
3月の寒暖の差が激しいこの時期は、また雪が降る事もあるのだろうけど、滅多に気温がマイナスになることはなく、徐々に春が近づいていくはずだ。
さて、下北半島六ヶ所村までドライブして来た柴T。
六ヶ所村の今アツいホットスポット、泊地区へとまた向かう(笑)。
有名な「とまりのトトロ」があったり、面白い食堂が多く点在するこのエリア。

実は意外と知られていませんが、灯台もあるのです。

その名も「物見崎灯台」。
正式名称は「白糠灯台」。

ちょうど東通村と六ヶ所村の境界にあり、水面から高さ38mの切り立った岬にある灯台。
道路状況は決していいとはいえず、灯台の目の前まで車で行くとなると、結構崖スレスレの際どいところを通るので注意が必要。
昭和6年に設置点灯され、高さは13m、現在3代目とのこと。

南の六ヶ所村側は切り立った崖の険しい風景。

北の東通村側は白糠漁港が見渡せる穏やかな風景。
対照的な風景がこの灯台を起点として切り替わる。
その風景にしばし時間を忘れる。
お昼は泊地区の集落へ。

集落に入る際、巨大なイカがお出迎え(笑)。
泊地区はイカ漁が盛んなのです。

そしてお気に入りの食堂「文化食堂」さんへ。
ココは漁師が営む食堂で、魚介が美味しく「イカの沖漬け定食」や時期になると「ウニ丼」も有名。
しかしながら、ココはなんと、カツ丼もラーメンも美味しいという大変懐が広いお店。
漁師だからというより、そもそも腕がいいんでしょうね(笑)。

定番メニューのほかに、旬の食材を使ったメニューもあって、今回マツモの貝焼き定食¥1000を注文。

貝焼きの上にサクラマスの切り身が味噌ベースのお汁に煮込まれていて、なんと小鉢にはたっぷりのイクラが。

イクラが高い今、コレで¥1000は安すぎる。

因みにイクラ丼は¥1600とのこと。

実は隠れた下北半島の名物「マツモ」。
マツモとは下北半島で主に獲れる海藻のこと。
1月から3月までの極寒の時期にしか獲れず、松の葉の様な外観をしているからそう呼ばれています。
中々下北半島以外には出回らない貴重な食材。
海藻って脇役だと思っていたけれど、このマツモを食べると価値観が変わります。
とっても美味しいこの海藻。
その日は天候が優れなかったため、冷凍保存したマツモでしたが、美味しさは健在。

貝焼きのお汁にくぐらせて食べるのですが、ココで魔法がかかる。
黒ずんでいる海藻が、お湯をくぐらせた途端に鮮やかな緑色に変わるのだ。

この海藻、見た目でも魅了する。
ご飯に乗せて食べるとウットリする程美味い。
モズクよりもシャキシャキ感が強く、海藻のふんわりとした香ばしさが口の中に広がる。

海藻でご飯が進むって、モズク酢やごはんですよ以外に中々無い体験です(笑)。
そして、貝焼きで煮込まれたサクラマスは柔らかく、美味い。
塩気もちょうど良く、旨みが強いけれどイヤミのない優しい味。
そして、海藻を食べ終えた後の残りのご飯に、たっぷりのイクラをかけて仕上げる。

プチプチと熟成された旨味を放つ醤油漬けのイクラは本当食べていて幸せである。
とっても美味しい定食でした。
そして、その前にも僕はこの文化食堂へ行っていて、カツカレー¥750を注文していました。

ココのカツカレーは是非食べてもらいたい。
揚げたてのトンカツはサクサクと美味しく、カレーはコクのある甘めの大衆食堂的ルー。
多分万人が食べて、万人が美味しいと言うであろう、ザ・ジャパニーズカレーの鑑の様な存在。
六ヶ所村泊地区の集落に潜む、何を食べても美味しいお店。
美味しいご飯を食べ、外に出たら土砂降り。
この後も写真を撮りに行こうと思ったけれど、中止にして帰る事にした。
晴れや雪だと景色が映えるけれど、雨はあんまり映えない。
車のラジオで東京もいよいよ今週末に桜の開花宣言が出たとのニュースが流れる。
人が歩くくらいのゆっくりとした速さでいずれ、桜前線がこの北国にもやってくる。
この雨は春が近づく予兆。
そう思ったら、何故かバックミラーの向こうで笑っている自分の顔を確認した。
ブログを続ける励みになります!!是非一票を!!クリックすると色んなブログに会えますよー
↓

にほんブログ村
こちらもクリックお願いします!!
↓

もう一つお願いします!!
↓

青森県 ブログランキングへ
- 関連記事
-
- 青森県板柳町 りんご畑にポツンと名店。地元で人気の肉鍋定食は食べたらハマります。【りんご亭】
- 青森県むつ市 何を食べても美味しい、大畑の老舗人気店は、コロッケまでもが絶品でした。【丸美屋食堂】
- 青森県六ヶ所村 人気の食堂で、下北半島の隠れ名物マツモの貝焼き定食と大衆食堂的カツカレー。【文化食堂】
- 青森県風間浦村 ゆかいな村で、魅惑のあんこうフェス開催中。【食事処ばんやめし】
- 青森県風間浦村 至高のアンコウの共和えと、透明感のあるピクピク動くイカ刺し定食を求めて。【工藤商店】【下風呂おんせん食堂】
スポンサーサイト