青森県三沢市 新しくなった三沢駅を見て、人気店の名物ニラそばを食べる。【ラーメン幸味】
アメリカン・ニューシネマの代表作、「イージー・ライダー」。
1969年公開のアメリカ映画で、ヒッピーの若者2人が、コカイン密売で儲けた大金をタンクに隠し、真のアメリカを求め、オートバイで放浪の旅に出るというあらすじ。
当時のアメリカ社会で支配的だった、白人至上主義、権威主義等に対するナンセンスさ、理不尽さを表現した名作ですが、劇中で効果的に使われている名曲が、カナダのロックバンド「ステッペンウルフ」の「Born to Be Wild」。
作詞作曲はバンドのドラマーの兄、マーズ・ボンファイヤーで、元々バラードとして書かれていたものらしい。
映画のヒットともに、この曲も全米2位の大ヒット。
イントロのギターリフが印象的で、この曲を聴くと、どこか放浪の旅に出掛けたくなりますね(笑)。
(Official audioより)
「Born to Be Wild」の印象が強い彼らですが、決して一発屋ではなく、1968年リリースの「Magic Carpet Ride」も全米3位を獲得した名曲です。
(Official audioより)
僕の母の実家が十和田市にあって、幼い頃半年に一回はJR東北本線に乗って三沢駅まで行き、今は無き十和田観光電鉄線へと乗り継ぐ。
終点のとうてつ駅ビルまでたどり着くと、いつも祖母が迎えに来てくれた。
当時僕は5歳くらいで、長時間電車に揺られるのは正直苦痛でしかなかった。
まだ、自分の世界だけで精一杯で、周りの景色を楽しむだなんて余裕がなかったあの頃。
祖母の顔を見た途端、その苦痛から解放された事を察し、思わず祖母に抱きついた遠き日の思い出。
そんな祖母も天へと旅立ち、十和田観光電鉄線も10年前に廃線に。
ただ、その時の三沢駅が印象に残っていて、十和田の祖父母やいとこに会った後、帰りの電車で再び退屈そうな顔をする僕におふくろが
「ここは米軍の街なんだよ。」
そう言った途端、戦艦やミリタリーのおもちゃにハマっていた僕は、一転して興味を持ち始めたのを覚えている。
そういや昔、真夜中に青森市でも戦闘機の轟音が鳴り響き、目が覚めたこともあったかな。
車窓に顔を貼り付けても、米軍基地が見える事はなく、再び退屈になった僕はまた景色を眺めるのをやめた。


さて、そんな三沢駅も2020年4月に新しい駅舎となり駅前交流プラザみ~くるがオープン。

結構前におふくろとドライブしてきたのですが、2階にはデッキ、観光案内所と地場産品紹介コーナーがあり、待合スペースでは学生さんが勉強をしていた。

そして、僕が興味を惹かれたのは自動販売機。
空前の自販機ブームの青森県ですが、なんとココには三沢の特産品を購入できる自販機があるのです。

三沢名物パイカを使ったワイン煮込みやカレー、ごぼう生産量一位という特色を生かしたごぼうのお菓子等々。

僕らは「三沢おつまみごぼう」なるものを購入。
はちみつりんご味で、中々の美味しさでした。

1階には大人気店「とうてつ駅そば」もあり、こちらでお昼も考えていたのですが、今回は他のお店に行く事に。

三沢アイスアリーナから少し東側に行ったところに、人気のラーメン店「ラーメン幸味」があります。

おいらせ町にある「ラーメンToki」とは姉妹店。
お昼前に行ったのに店内はほぼ満席。
すごい人気ですね。

ココの看板メニューは「ニラそば」と「鶏そば」。
なんと、三沢で秋田県を代表する超人気店「桜木屋」インスパイアのニラそばを食べることができるのです。
僕が頼んだのはその「ニラそば」。

ニラもやし増し¥800で半チャーハン¥250も注文。
そしたらニラそばがものすごい量に(笑)。

真ん中には生卵が乗っかっていて、ニラともやし、豚肉がたっぷり入っています。

スープは自家製ニラ油の効いたピリ辛スープ。
ニンニクのパンチと甘味もあって、クセになる美味しさですね。
辛さも辛すぎずちょうどいいくらい。
桜木屋とは似て非なる、また違った魅力のあるラーメン。
とっても美味しかったです。

中細縮れ麺も美味しいスープを程よく運び、黄身を崩し絡めるとまろやかになって美味しさが増す。
スープにニラ油の油膜が張っているため、中々スープが冷めず熱々の状態で食べることができます。

そして、何気に頼んだ半チャーハンも美味かった。
シンプルな具材のチャーハンですが、塩加減が絶妙でニラそばとも相性抜群。
美味し過ぎて矢継ぎ早に口に放り込む。
おふくろが頼んだ塩ワンタン麺¥680も少しもらったのですが、あっさりながら胡椒のパンチも効いていて美味しかったです。

さすがは人気店、総じて皆んな美味しくて、次は鶏そばを頼んでみようかな。
祖母が亡くなってから、すっかり行かなくなってしまった上北方面。
社会人になってからは、僕が2週間に1回、祖母の世話のため、おふくろを連れて施設まで行っていた。
もう、十和田に僕らが寄る場所は無くなってしまった。
けれども久々に三沢駅を訪ね僕らは思い出す。
おふくろは楽しそうに昔話を始めた。
そして、僕は三沢駅での思い出を30年ぶりに思い出した。
駅舎は新しくなり、十和田観光電鉄線の線路は草がぼうぼうだけど、僕らと祖母との思い出は永遠である。
思い出の魔法の絨毯に乗りながら、過ぎ去りし日を振り返る。
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1969年公開のアメリカ映画で、ヒッピーの若者2人が、コカイン密売で儲けた大金をタンクに隠し、真のアメリカを求め、オートバイで放浪の旅に出るというあらすじ。
当時のアメリカ社会で支配的だった、白人至上主義、権威主義等に対するナンセンスさ、理不尽さを表現した名作ですが、劇中で効果的に使われている名曲が、カナダのロックバンド「ステッペンウルフ」の「Born to Be Wild」。
作詞作曲はバンドのドラマーの兄、マーズ・ボンファイヤーで、元々バラードとして書かれていたものらしい。
映画のヒットともに、この曲も全米2位の大ヒット。
イントロのギターリフが印象的で、この曲を聴くと、どこか放浪の旅に出掛けたくなりますね(笑)。
(Official audioより)
「Born to Be Wild」の印象が強い彼らですが、決して一発屋ではなく、1968年リリースの「Magic Carpet Ride」も全米3位を獲得した名曲です。
(Official audioより)
僕の母の実家が十和田市にあって、幼い頃半年に一回はJR東北本線に乗って三沢駅まで行き、今は無き十和田観光電鉄線へと乗り継ぐ。
終点のとうてつ駅ビルまでたどり着くと、いつも祖母が迎えに来てくれた。
当時僕は5歳くらいで、長時間電車に揺られるのは正直苦痛でしかなかった。
まだ、自分の世界だけで精一杯で、周りの景色を楽しむだなんて余裕がなかったあの頃。
祖母の顔を見た途端、その苦痛から解放された事を察し、思わず祖母に抱きついた遠き日の思い出。
そんな祖母も天へと旅立ち、十和田観光電鉄線も10年前に廃線に。
ただ、その時の三沢駅が印象に残っていて、十和田の祖父母やいとこに会った後、帰りの電車で再び退屈そうな顔をする僕におふくろが
「ここは米軍の街なんだよ。」
そう言った途端、戦艦やミリタリーのおもちゃにハマっていた僕は、一転して興味を持ち始めたのを覚えている。
そういや昔、真夜中に青森市でも戦闘機の轟音が鳴り響き、目が覚めたこともあったかな。
車窓に顔を貼り付けても、米軍基地が見える事はなく、再び退屈になった僕はまた景色を眺めるのをやめた。


さて、そんな三沢駅も2020年4月に新しい駅舎となり駅前交流プラザみ~くるがオープン。

結構前におふくろとドライブしてきたのですが、2階にはデッキ、観光案内所と地場産品紹介コーナーがあり、待合スペースでは学生さんが勉強をしていた。

そして、僕が興味を惹かれたのは自動販売機。
空前の自販機ブームの青森県ですが、なんとココには三沢の特産品を購入できる自販機があるのです。

三沢名物パイカを使ったワイン煮込みやカレー、ごぼう生産量一位という特色を生かしたごぼうのお菓子等々。

僕らは「三沢おつまみごぼう」なるものを購入。
はちみつりんご味で、中々の美味しさでした。

1階には大人気店「とうてつ駅そば」もあり、こちらでお昼も考えていたのですが、今回は他のお店に行く事に。

三沢アイスアリーナから少し東側に行ったところに、人気のラーメン店「ラーメン幸味」があります。

おいらせ町にある「ラーメンToki」とは姉妹店。
お昼前に行ったのに店内はほぼ満席。
すごい人気ですね。

ココの看板メニューは「ニラそば」と「鶏そば」。
なんと、三沢で秋田県を代表する超人気店「桜木屋」インスパイアのニラそばを食べることができるのです。
僕が頼んだのはその「ニラそば」。

ニラもやし増し¥800で半チャーハン¥250も注文。
そしたらニラそばがものすごい量に(笑)。

真ん中には生卵が乗っかっていて、ニラともやし、豚肉がたっぷり入っています。

スープは自家製ニラ油の効いたピリ辛スープ。
ニンニクのパンチと甘味もあって、クセになる美味しさですね。
辛さも辛すぎずちょうどいいくらい。
桜木屋とは似て非なる、また違った魅力のあるラーメン。
とっても美味しかったです。

中細縮れ麺も美味しいスープを程よく運び、黄身を崩し絡めるとまろやかになって美味しさが増す。
スープにニラ油の油膜が張っているため、中々スープが冷めず熱々の状態で食べることができます。

そして、何気に頼んだ半チャーハンも美味かった。
シンプルな具材のチャーハンですが、塩加減が絶妙でニラそばとも相性抜群。
美味し過ぎて矢継ぎ早に口に放り込む。
おふくろが頼んだ塩ワンタン麺¥680も少しもらったのですが、あっさりながら胡椒のパンチも効いていて美味しかったです。

さすがは人気店、総じて皆んな美味しくて、次は鶏そばを頼んでみようかな。
祖母が亡くなってから、すっかり行かなくなってしまった上北方面。
社会人になってからは、僕が2週間に1回、祖母の世話のため、おふくろを連れて施設まで行っていた。
もう、十和田に僕らが寄る場所は無くなってしまった。
けれども久々に三沢駅を訪ね僕らは思い出す。
おふくろは楽しそうに昔話を始めた。
そして、僕は三沢駅での思い出を30年ぶりに思い出した。
駅舎は新しくなり、十和田観光電鉄線の線路は草がぼうぼうだけど、僕らと祖母との思い出は永遠である。
思い出の魔法の絨毯に乗りながら、過ぎ去りし日を振り返る。
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