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田舎の生活~Nothern life~

日々遊びながら青森の魅力を発信

 青森県風間浦村 至高のアンコウの共和えと、透明感のあるピクピク動くイカ刺し定食を求めて。【工藤商店】【下風呂おんせん食堂】

アメリカのシンガーソングライター、ジョン・デンバー。

「誰やこいつ?」と思われる方も多くいるかも知れませんが、ジブリのアニメ「耳をすませば」の主題歌にもなった「カントリー・ロード」の原曲を作った人です。

1997年に飛行機事故で他界。

(Official audioより)


1970年代のカントリー界における代表的存在であり、ヒット曲を数多く生み出しています。

僕が好きなのは1973年の「Sunshine on My Shoulders」という曲。

彼はこの曲で全米1位を記録します。

曲を書いたのは冬から春にかけての時期だったらしく、太陽の訪れを待ち焦がれている気持ちを歌った名曲です。

(Official audioより)


忘れてしまう事って、完全に記憶から消え去る訳ではなく、何かを引き金にしてふと思い出す事がある。

どんなに奥底に沈めておいても、人は記憶を完全に消し去る事ができないのだ。

風の強い日、木々のさんざめく音を聴いて、31年前の台風19号のことを思い出したり、湿ったアスファルトと木々の香りで、小学校の頃、雨上がりの早朝に、町内会のラジオ体操に参加した時を思い出す。

自分の人生において、そこまでインパクトを残さなかった出来事も、何がきっかけで思い出すか分からない。

そんな思い出の地雷を踏むたびに、本当俺は無駄なことばかりしてきたなって思う(笑)。

でも無駄は本当に無駄なのだろうか。

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この前、下北半島風間浦村まで行ってきた柴T。

本州最北の温泉郷である、下風呂温泉郷があり、鄙びた雰囲気が旅情を誘う風情溢れる温泉地。

かつて大学時代に旅した時、下風呂の旅館に泊まった思い出があり、その事が僕が下北半島に導かれた理由の一つかもしれない。

大学のあった弘前市からと違って、40分ぐらいで辿り着けるようになった下風呂温泉郷は、あの頃みたいな神秘性は無くなったけれど、その分通うたび色んな発見があって、その度に僕の好奇心を刺激してくれる。

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さて、以前紹介した、下風呂温泉郷にあるディープスポット「工藤商店」さん。

風間浦村の人達に長年愛されているお店で、ココの飯寿司が最高に美味しい事を以前紹介したのですが、風間浦村と言えばやはり風間浦鮟鱇(アンコウ)が有名ですね。

このお店で作ったアンコウのとも和えも、最高に美味いと評判なのです。

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人によっては「日本一のとも和え」と言う人もいるくらい。

飯寿司同様、朝早々に売り切れてしまうため、事前に予約する事をお勧めします。

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海のフォアグラと言われる、あん肝をふんだんに使ったとも和えはコクがあり濃厚だけれどしつこくない。

しっとりとした白身と、プリプリした皮の食感のコントラストが面白いですね。

少ししょっぱ目な味付けが、ご飯を更に加速させる。

評判に違わず、とっても美味しいとも和えでした。

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工藤商店でとも和えを買った後、下風呂地区の人気温泉施設「海峡の湯」へ。

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ココでは「新湯」「大湯」の2つの源泉を味わえるほか、「下風呂おんせん食堂」という、下北半島や風間浦村の海の幸を味わえる大変人気の食堂があるのです。

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何を食べようか迷ったのですが、1月~3月までの期間はヤリイカの季節。

少し奮発して、数量限定の活ヤリイカ姿造り定食¥1800を注文。

そうすると店員さんが、ボウルに入った生きたままのヤリイカを持ってきた。

まるで手品師のように「これから捌きます」と、タネも仕掛けもない事を伝える様に僕に見せた後、厨房へと帰っていった。

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そして程なくしてやって来た定食にびっくり(笑)。

イカ1匹が丸々捌かれて、大迫力のイカ刺し定食がやってきた。

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イカはまだ動いていて、箸で突くと足がピクピクと動いている。

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30代後半のオッサンが、「あ、ピクピク動いているー!」と女子高生みたいなノリで騒ぐまさに地獄絵図(笑)。

そして、刺身は白くなく透明で透き通り、こんなに透明感のあるイカの刺身は初めてかもしれない。

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僕はイカ刺しのネチャネチャした感じが苦手だったけれど、新鮮なイカは食感がしっかりしていて、上品な甘味が口に広がる。

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胴体は柔らかく、耳の部分はコリコリとしていて食感の違いを楽しむ事が出来ますね。

そして、足の部分はゲソ天にしてもらえます。

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ゲソ天は衣がしっとりとしていて、柔らかく美味しい。

こんなに美味しいイカは初めてかもしれない。

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そして、同行の友人はあんこう定食¥2200を注文。

こちらは通年で食べる事のできる人気の定食で、アンコウのとも和え、唐揚げ、刺身、あんこう鍋が付くアンコウづくしの定食になります。

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アンコウの刺身はココ風間浦村じゃないと中々食べられない貴重なグルメ。

とっても大満足なランチでした。

お腹いっぱいで少しカロリーを消費するため、下風呂周辺を散歩をしていたら、幻の大間鉄道のアーチ橋付近で、実は人生最初の下風呂は函館高専時代だった事を思い出す。

函館から津軽海峡フェリーで下北半島まで。

まだ青森に興味がなかった時代、年上の彼女の車であちこち連れて行ってもらっていたのだ。

地元青森すら地理がよくわかんなくて、どこに連れていってもらったかわからないまま函館に帰った思い出(笑)。

でも、そこにはアーチがあって、青森のこんなところに温泉地があったのかなんて、二人で顔を見合わせて驚いていた。

もう20年も昔のことになる。

その後別れて以降、彼女の消息は知らない。

実らなかった恋愛はずっと無駄だと思っていたし、俺はなんて無駄な人生を歩んできたんだろうって、度々思う。

でも何故だろう、そんな無駄な日々を地雷を踏んで思い出すたびに、太陽にまるで肩を照らされているかのようにポカポカと温かいのだ。

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