青森県外ヶ浜町 ハレの日には、三厩の美味しいお寿司屋さんへ行こう。【秀鮨】
レバノン出身のシンガーソングライター、ミーカ。
ファルセットを多用する高音ボーカルに、ポップセンス溢れる楽曲が、日本でも人気の高いアーティストです。
親日家としても知られていて、宇多田ヒカルと親交があり、J-POPアーティストとしてパフィー、三味線の吉田兄弟が好きらしい(笑)。
僕が好きなのは、昨年のアサヒビールの商品「アサヒビアリー」のTVCMソングにもなった「Celebrate feat. Pharrell Williams」。
多分聴いたことのある人、結構いるかも知れません。
曲の「I want the whole world to celebrate(世界中を歓喜に沸かせたい)」というフレーズが好きで、人生には惨めに思う様な事があるけれど、落ち込んでいられない、僕が世界を沸かすんだからと歌っていて、とても前向きになれる名曲です。
(Official videoより)
日本の官僚であり、民俗学者でもあった、柳田國男(1875年- 1962年)をリスペクトしている柴T。
日本民俗学の開拓者であり、僕の学生時代の愛読書は彼の「遠野物語」でした(笑)。
したがってよく、民俗学系統の本をよく読むんですが、その中でよく出てくるのが、「ハレとケ」の話。
柳田國男曰く、日本人の伝統的な世界観として、儀礼や祭、年中行事などのお祝い事である非日常の「ハレ」と、日常である「ケ」を使い分け、我々は生活を送っているのだとか。
よくお祝い事に着る服を「ハレ着」と言いますもんね(江戸時代までは普段着を「ケ着」と言っていた)。
そんなお祝い事の「ハレの日」、いつもと違う非日常を求め、普段着ないものを着たり、食べたいものを食べたりしたくなる。
1月のまだ新型コロナが落ち着いていた時期、友人のお祝い事があって、その祝福のため、外ヶ浜町三厩地区までドライブしてきました。

と言っても天気は「ハレの日」と言うよりは猛吹雪の日(笑)


連日、蟹田⇄三厩間の電車が連日運休。
小国峠の辺りがホワイトアウトし、道路の輪郭すら捉えきれず世界が曖昧になる。


帰ろうかと、僕は友人に告げたのだけど、今日は特別な日だから、特別なことをしたいのだと言い張る。
何故こんな日に、僕らは三厩地区を目指したのか。
実は芸能人御用達の、とっても美味しいお寿司屋さんがあるのです。

その名も「秀鮨」さん。

最早全国区の知名度を持つ「三厩マグロ」を提供する三厩地区で唯一のお寿司屋さん。
「三厩マグロ」は全国的に有名な「大間マグロ」と同様、津軽海峡で採れたマグロでありながら、黒いダイヤモンドと言われる「大間マグロ」より少しリーズナブル。
それでもどんどん知名度が増し、すっかり都内でも取り扱うお店が増えて、もはや高級マグロになってしまいましたね(笑)。
そんな普段食べることはないであろう、絶品の三厩マグロを食べることで、友人の門出を祝うハレの日。
店内にはたくさんの芸能人やアスリートの写真とサインが飾られていた。
僕は三厩鮪入り海鮮丼¥3000を注文。

もずくに大根のビール漬け、しじみ汁が付きます。
そして何気にその一つ一つが美味しい。
しじみ汁はしじみの旨味がしっかりと溶け出ており、ビール漬けも何気に美味い。

もずくも美味しくて、コレだけでももしかして満足?と思った刹那、キラキラとダイヤの様に輝く海鮮丼がやってきた。
大きめの三厩マグロの大トロの切り身がどかっと、そのほか赤身に、ウニ、サーモン、エビ、いくら、数の子、あわび、卵がコレでもかとぎっしり乗っかっている。
食べてみると、口の中が幸福で満たされる。
大トロは大きく、口に含んだ瞬間トロッと濃厚な余韻を残しながら溶けていく。

脂の甘味が濃厚で、まるで霜降りの牛肉を味わっているかの様。
赤身も熟成された旨味が口の中に広がり、美味しいですねー。
普段マグロの赤身を食べ慣れているのに、本格的なお寿司屋さんに行くと、どうしてこんなにも味が違うんだろう。
大将は三厩マグロを漁協から直接買い付け、その際処理の仕方や船の設備で鮮度や味が違うため、誰が釣ったかを確認しているとの事。
そのこだわりが、このマグロの美味しさに繋がるんでしょうね。
アワビはコリコリとした食感で淡白な甘みを感じる。
サーモンは脂が乗って美味しいですね。
ネタの一つ一つが別格に美味しい。

友人は三厩鮪入り寿司¥3000を注文。
三厩マグロの赤身3貫、鉄火巻き3貫、大トロ1貫のほか、エビ、サーモン、ウニ、イクラ、数の子と盛りだくさん。

友人はすごく美味しいと、目を見開いて感動していた。


帰り際に、大将からマグロのステッカーと、外ヶ浜町のご当地キャラクター「風乃まち」さんの、『しょうせつ「つがる」』バージョンのカードをもらい、「隣の男は誰だ!?」と嫉妬する(?)。
猛吹雪の「晴れの日」ではない「ハレの日」。
車で1時間半かかる津軽半島三厩まで行き、プレミアムな三厩マグロを食べた特別な日。
帰る際、車の中で美味しかったねと笑い合う。
帰りも1時間半かかる道程の間、ずっと会話が途切れることなく話していた。
友人のお祝いの日、自分の事の様に嬉しいけれど、多分もうしばらく会えなくなることも、どこかで分かっていた。
友人は僕と話しながらも、遠くを見つめている様な、まるで覚めながら夢を見ている様だった。
少し淋しさを感じつつも、僕は明るく送り出すのだ。
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ファルセットを多用する高音ボーカルに、ポップセンス溢れる楽曲が、日本でも人気の高いアーティストです。
親日家としても知られていて、宇多田ヒカルと親交があり、J-POPアーティストとしてパフィー、三味線の吉田兄弟が好きらしい(笑)。
僕が好きなのは、昨年のアサヒビールの商品「アサヒビアリー」のTVCMソングにもなった「Celebrate feat. Pharrell Williams」。
多分聴いたことのある人、結構いるかも知れません。
曲の「I want the whole world to celebrate(世界中を歓喜に沸かせたい)」というフレーズが好きで、人生には惨めに思う様な事があるけれど、落ち込んでいられない、僕が世界を沸かすんだからと歌っていて、とても前向きになれる名曲です。
(Official videoより)
日本の官僚であり、民俗学者でもあった、柳田國男(1875年- 1962年)をリスペクトしている柴T。
日本民俗学の開拓者であり、僕の学生時代の愛読書は彼の「遠野物語」でした(笑)。
したがってよく、民俗学系統の本をよく読むんですが、その中でよく出てくるのが、「ハレとケ」の話。
柳田國男曰く、日本人の伝統的な世界観として、儀礼や祭、年中行事などのお祝い事である非日常の「ハレ」と、日常である「ケ」を使い分け、我々は生活を送っているのだとか。
よくお祝い事に着る服を「ハレ着」と言いますもんね(江戸時代までは普段着を「ケ着」と言っていた)。
そんなお祝い事の「ハレの日」、いつもと違う非日常を求め、普段着ないものを着たり、食べたいものを食べたりしたくなる。
1月のまだ新型コロナが落ち着いていた時期、友人のお祝い事があって、その祝福のため、外ヶ浜町三厩地区までドライブしてきました。

と言っても天気は「ハレの日」と言うよりは猛吹雪の日(笑)


連日、蟹田⇄三厩間の電車が連日運休。
小国峠の辺りがホワイトアウトし、道路の輪郭すら捉えきれず世界が曖昧になる。


帰ろうかと、僕は友人に告げたのだけど、今日は特別な日だから、特別なことをしたいのだと言い張る。
何故こんな日に、僕らは三厩地区を目指したのか。
実は芸能人御用達の、とっても美味しいお寿司屋さんがあるのです。

その名も「秀鮨」さん。

最早全国区の知名度を持つ「三厩マグロ」を提供する三厩地区で唯一のお寿司屋さん。
「三厩マグロ」は全国的に有名な「大間マグロ」と同様、津軽海峡で採れたマグロでありながら、黒いダイヤモンドと言われる「大間マグロ」より少しリーズナブル。
それでもどんどん知名度が増し、すっかり都内でも取り扱うお店が増えて、もはや高級マグロになってしまいましたね(笑)。
そんな普段食べることはないであろう、絶品の三厩マグロを食べることで、友人の門出を祝うハレの日。
店内にはたくさんの芸能人やアスリートの写真とサインが飾られていた。
僕は三厩鮪入り海鮮丼¥3000を注文。

もずくに大根のビール漬け、しじみ汁が付きます。
そして何気にその一つ一つが美味しい。
しじみ汁はしじみの旨味がしっかりと溶け出ており、ビール漬けも何気に美味い。

もずくも美味しくて、コレだけでももしかして満足?と思った刹那、キラキラとダイヤの様に輝く海鮮丼がやってきた。
大きめの三厩マグロの大トロの切り身がどかっと、そのほか赤身に、ウニ、サーモン、エビ、いくら、数の子、あわび、卵がコレでもかとぎっしり乗っかっている。
食べてみると、口の中が幸福で満たされる。
大トロは大きく、口に含んだ瞬間トロッと濃厚な余韻を残しながら溶けていく。

脂の甘味が濃厚で、まるで霜降りの牛肉を味わっているかの様。
赤身も熟成された旨味が口の中に広がり、美味しいですねー。
普段マグロの赤身を食べ慣れているのに、本格的なお寿司屋さんに行くと、どうしてこんなにも味が違うんだろう。
大将は三厩マグロを漁協から直接買い付け、その際処理の仕方や船の設備で鮮度や味が違うため、誰が釣ったかを確認しているとの事。
そのこだわりが、このマグロの美味しさに繋がるんでしょうね。
アワビはコリコリとした食感で淡白な甘みを感じる。
サーモンは脂が乗って美味しいですね。
ネタの一つ一つが別格に美味しい。

友人は三厩鮪入り寿司¥3000を注文。
三厩マグロの赤身3貫、鉄火巻き3貫、大トロ1貫のほか、エビ、サーモン、ウニ、イクラ、数の子と盛りだくさん。

友人はすごく美味しいと、目を見開いて感動していた。


帰り際に、大将からマグロのステッカーと、外ヶ浜町のご当地キャラクター「風乃まち」さんの、『しょうせつ「つがる」』バージョンのカードをもらい、「隣の男は誰だ!?」と嫉妬する(?)。
猛吹雪の「晴れの日」ではない「ハレの日」。
車で1時間半かかる津軽半島三厩まで行き、プレミアムな三厩マグロを食べた特別な日。
帰る際、車の中で美味しかったねと笑い合う。
帰りも1時間半かかる道程の間、ずっと会話が途切れることなく話していた。
友人のお祝いの日、自分の事の様に嬉しいけれど、多分もうしばらく会えなくなることも、どこかで分かっていた。
友人は僕と話しながらも、遠くを見つめている様な、まるで覚めながら夢を見ている様だった。
少し淋しさを感じつつも、僕は明るく送り出すのだ。
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