青森県むつ市 下北半島という異世界へようこそ。第25航空隊のカレーと懐かしの松木屋のそばを食す。【レストランEpic】
イギリスを代表するテクノユニット、ケミカル・ブラザーズ。
1989年にデビューして以来、ロックとダンスミュージックとの架け橋となり、世界のクラブミュージックシーンに多大な影響を与えました。
ブレイクビーツにロックを融合させたサウンドは、当時斬新で「ビック・ビート」という名前で定着する前は「ケミカル・ビート」なんて言われてましたね。
2000年代になって、サイケデリック方面になり、僕が好きなのは2010年のアルバム「Further(時空の彼方へ)」に収録されている「Another World」。
音がどんどん溶けていく感じが、まるで異世界へと引き込まれる様な感覚に陥ります。
(official videoより)
「新型コロナ感染症」なんて言葉がなかった頃は、秋田県の友人を良く下北半島に連れて行った。
僕は住んで10年以上も経ったから、その感覚は薄れてしまったけれど、友人の言葉を借りれば、夜野辺地町から横浜町方向へ向かうに連れ、どんどんと民家が無くなり、原野だらけになって、柴Tはどこに連れていくんだろう、山中に連れて行かれて埋められるんじゃないかって思っていたらしい(笑)。
本当にその先にむつ市という、5万人規模の都市があるのだろうか、ずっと不安だったけれど、突如として明るくなり、マクドナルドやかっぱ寿司があって結構都会でびっくりしたと。
そして、友人は次の様にも答えていた。
「むつ市はまるで異世界にでも迷い込んだかのよう。」
さて、ココは下北半島。
異世界の地である。
「仏ヶ浦」や「釜臥山の夜景」、「恐山」など分かりやすい異世界スポットがありますが、下北半島はシャイだから、中々その実態は一度来ただけでは分からない。
何度も訪れるにつれ、津軽や南部にはない異質な時空が流れている事に気づき、まるでパラレルワールドに迷い込んだかの様な錯覚に沈み込んでいくのだ。



その事が顕著に現れるのが「田名部駅前通り」。


下北交通のバスターミナルはまるで、昭和にタイムスリップしたかの様。

神様がココだけ、時間を流すのを忘れたんだろうか。


丁度、六ヶ所村の泊行きと、佐井車庫行きのバスが出発するところで、まばらに人が乗っていく。

そして、お隣には「田名部食糧加工」という、こしあんとマーガリンを食パンで挟んだ「あんバター」が美味しいパン屋さんがあります。
外観がレトロなこのお店。
「食糧加工」という名前が昭和的で、歴史を感じさせますね。

パンは信じられないぐらいフワフワで、あんこの甘さとマーガリンの塩味がマッチした、どこか懐かしい味わいの美味しいパン。
是非食べてみてください。

そして、その向かいには青森県民懐かしの「松木屋」さん。
県内にある松木屋さんは全て閉店したかと思いきや、ココむつ市にだけあるのです。
本社が閉店する前に独立し閉店を免れ、2016年に「さとちょう松木屋店」に。
そして、弘前市民にはお馴染みの「さとちょう」ですが、なんと、そのさとちょうがレストランを営んでいるのです。

そのお店の名前は「エピック」。


ラーメンに海鮮丼、ココナッツカレーに、ハンバーガーなど魅力的なメニューが盛りだくさん。
「東通牛」や「海峡サーモン」などの下北半島の特産品を使ったメニューもあります。
以前から人気の松木屋のそばも健在。
現在、松木屋のそばは「さとちょう中央店」のほか、ココ2店舗で食べることができるのです。

今回頼んだのは、かき揚げそば¥420。
大きめのかき揚げが乗っている、ルックス的に少しオシャレになった松木屋のそば。
ツユを飲んでみると、ホッと安心する美味しさ。

中央店より若干しょっぱ目。
十和田観光電鉄の駅そばの十和田(あっさり)と三沢(しょっぱ目)みたいな関係でしょうか。
安心しながらもあと引く美味さで、繰り返し飲んでしまった。

かき揚げは分厚く、そのまま食べてもサクッと美味しい。
ツユに溶かすとしんなりして、旨味がツユに溶け込みさらにおそばが美味しくなる。
そして、ご飯が欲しくなった。
ココさとちょう松木屋店でも、人気のご当地グルメ「大湊海自カレー」を味わうことができます。

第25航空隊カレーの食べることができて、今回はそのコンパクトバージョン、キーマカレー・オーバル¥700を追加注文。
野菜や挽肉たっぷりのキーマカレーで、食べたら美味い。

スパイスが効いているけれど、辛くなく、野菜や挽肉の旨味が前面に出たコクのあるカレーで、これは大当たり。
これは他のメニューも試す価値がありますね。
まさか、さとちょうがレストランをやるなんて、弘前にいた時は夢にも思わなかった(笑)。
津軽や南部にはない世界が、まるでパラレルワールドの様に存在する下北半島。
レトロなバスターミナルとパン屋に、懐かしの松木屋に、さとちょうが営むレストラン。
その他、津軽、南部では友人とラーメンの話で盛り上がるのに、下北に来た途端、美味しいカツ丼や唐揚げなど、美味しい揚げ物の話に切り替わる等々。
津軽でもない南部でもない(下北も南部だけれど(笑))、独自の文化や個性のある下北という土地に、住めば住むほど、その面白さに惹かれていくのである。
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1989年にデビューして以来、ロックとダンスミュージックとの架け橋となり、世界のクラブミュージックシーンに多大な影響を与えました。
ブレイクビーツにロックを融合させたサウンドは、当時斬新で「ビック・ビート」という名前で定着する前は「ケミカル・ビート」なんて言われてましたね。
2000年代になって、サイケデリック方面になり、僕が好きなのは2010年のアルバム「Further(時空の彼方へ)」に収録されている「Another World」。
音がどんどん溶けていく感じが、まるで異世界へと引き込まれる様な感覚に陥ります。
(official videoより)
「新型コロナ感染症」なんて言葉がなかった頃は、秋田県の友人を良く下北半島に連れて行った。
僕は住んで10年以上も経ったから、その感覚は薄れてしまったけれど、友人の言葉を借りれば、夜野辺地町から横浜町方向へ向かうに連れ、どんどんと民家が無くなり、原野だらけになって、柴Tはどこに連れていくんだろう、山中に連れて行かれて埋められるんじゃないかって思っていたらしい(笑)。
本当にその先にむつ市という、5万人規模の都市があるのだろうか、ずっと不安だったけれど、突如として明るくなり、マクドナルドやかっぱ寿司があって結構都会でびっくりしたと。
そして、友人は次の様にも答えていた。
「むつ市はまるで異世界にでも迷い込んだかのよう。」
さて、ココは下北半島。
異世界の地である。
「仏ヶ浦」や「釜臥山の夜景」、「恐山」など分かりやすい異世界スポットがありますが、下北半島はシャイだから、中々その実態は一度来ただけでは分からない。
何度も訪れるにつれ、津軽や南部にはない異質な時空が流れている事に気づき、まるでパラレルワールドに迷い込んだかの様な錯覚に沈み込んでいくのだ。



その事が顕著に現れるのが「田名部駅前通り」。


下北交通のバスターミナルはまるで、昭和にタイムスリップしたかの様。

神様がココだけ、時間を流すのを忘れたんだろうか。


丁度、六ヶ所村の泊行きと、佐井車庫行きのバスが出発するところで、まばらに人が乗っていく。

そして、お隣には「田名部食糧加工」という、こしあんとマーガリンを食パンで挟んだ「あんバター」が美味しいパン屋さんがあります。
外観がレトロなこのお店。
「食糧加工」という名前が昭和的で、歴史を感じさせますね。

パンは信じられないぐらいフワフワで、あんこの甘さとマーガリンの塩味がマッチした、どこか懐かしい味わいの美味しいパン。
是非食べてみてください。

そして、その向かいには青森県民懐かしの「松木屋」さん。
県内にある松木屋さんは全て閉店したかと思いきや、ココむつ市にだけあるのです。
本社が閉店する前に独立し閉店を免れ、2016年に「さとちょう松木屋店」に。
そして、弘前市民にはお馴染みの「さとちょう」ですが、なんと、そのさとちょうがレストランを営んでいるのです。

そのお店の名前は「エピック」。


ラーメンに海鮮丼、ココナッツカレーに、ハンバーガーなど魅力的なメニューが盛りだくさん。
「東通牛」や「海峡サーモン」などの下北半島の特産品を使ったメニューもあります。
以前から人気の松木屋のそばも健在。
現在、松木屋のそばは「さとちょう中央店」のほか、ココ2店舗で食べることができるのです。

今回頼んだのは、かき揚げそば¥420。
大きめのかき揚げが乗っている、ルックス的に少しオシャレになった松木屋のそば。
ツユを飲んでみると、ホッと安心する美味しさ。

中央店より若干しょっぱ目。
十和田観光電鉄の駅そばの十和田(あっさり)と三沢(しょっぱ目)みたいな関係でしょうか。
安心しながらもあと引く美味さで、繰り返し飲んでしまった。

かき揚げは分厚く、そのまま食べてもサクッと美味しい。
ツユに溶かすとしんなりして、旨味がツユに溶け込みさらにおそばが美味しくなる。
そして、ご飯が欲しくなった。
ココさとちょう松木屋店でも、人気のご当地グルメ「大湊海自カレー」を味わうことができます。

第25航空隊カレーの食べることができて、今回はそのコンパクトバージョン、キーマカレー・オーバル¥700を追加注文。
野菜や挽肉たっぷりのキーマカレーで、食べたら美味い。

スパイスが効いているけれど、辛くなく、野菜や挽肉の旨味が前面に出たコクのあるカレーで、これは大当たり。
これは他のメニューも試す価値がありますね。
まさか、さとちょうがレストランをやるなんて、弘前にいた時は夢にも思わなかった(笑)。
津軽や南部にはない世界が、まるでパラレルワールドの様に存在する下北半島。
レトロなバスターミナルとパン屋に、懐かしの松木屋に、さとちょうが営むレストラン。
その他、津軽、南部では友人とラーメンの話で盛り上がるのに、下北に来た途端、美味しいカツ丼や唐揚げなど、美味しい揚げ物の話に切り替わる等々。
津軽でもない南部でもない(下北も南部だけれど(笑))、独自の文化や個性のある下北という土地に、住めば住むほど、その面白さに惹かれていくのである。
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