青森県佐井村 真冬の仏ヶ浦と、佐井村の街中に隠れた、マジで美味しい本格中華の名店【南華飯店】
1989年に結成され、1994年にメジャーデビューした日本のバンド、RAZZ MA TAZZ(ラズマタズ)。
「ポストミスチル」と言われながらも、人気が出始めた最中1999年に惜しくも解散。
哀愁漂うメロディと微エロな歌詞が、当時ムッツリ小学生だった僕にハマった(笑)。
何気に名曲が多くて、僕が好きなのは「Orion」と言う曲。
オリコンチャートは18位止まりながら、もっと多くの人に知ってもらいたい名曲です。
(Official videoより)
誰しもが心の奥に、原風景なるものを秘めている。
津軽人であれば津軽平野や岩木山。
下北半島の人にとってそれはなんだろう。
釜臥山だろうか、それとも恐山(笑)?
高校を卒業して、県外へと出る若者にとって、故郷を思い出す際に真っ先に思い出す風景とはなんだろう。
僕も若者の頃は、青森県には何もないと思っていた。
ずっと暮らしていると、そこにあるものは当たり前であって、足りないもののみがひたすら目につく。
僕は中学を卒業して、すぐに北海道に出たからそういう意味では若くして、「青森にあるもの、青森にないもの」を知ることができた。
旅立つ若者に青森に留まるよう、それを講釈しても決して響く事はないだろう。
若者は一度外へ出て、そこから見える故郷を身に沁みて分かってくれればいいのだ。

さて、厳寒の下北半島佐井村。

週末下北半島にいると、何故か無性に佐井村に行きたくなる。

僕の住むむつ市から1時間半ほどかかる(冬は2時間ほど)同じ下北半島であっても遠い村。

青森市からだと多分、一日がかりの旅になる(笑)。
そんな青森県の中で最も遠い、人口1834人(11月30日現在)の小さな村ですが、そのポテンシャルは計り知れない。

日本のカッパドキアこと、青森県を代表する絶景スポット「仏ヶ浦」。

以前、仏ヶ浦展望台から写真を撮ってきました。

冬の仏ヶ浦は波が荒れ、より荘厳さを増す。

2kmにわたり巨岩・奇岩がまるで涅槃仏のように佇む光景はまさに神のいたずらという他ない。

気温はマイナス6℃を下回り、手袋を忘れた僕は手を震わせながら写真を撮る。
遊歩道で100m下まで降りようとしたけれど、積雪が多く断念。

佐井村市街へと戻り、お腹を空かせるため少し散歩。



佐井郵便局の隣に実は、長年にわたり佐井村の人々に愛される本格中華の名店がある事をご存知でしょうか。

その名も「南華飯店」。
佐井村以外の人はまさかココに中華料理店があるだなんて気づきもしないだろう。
しかしながら、ココの料理は美味しくて、いつも佐井村に来るとハナマルラーメンか南華飯店かでいつも僕の頭を悩ませるのだ。
店内はいつも佐井村の人達で賑わっている。
地元の人は結構早めに来るので、静かに食べたいならば、少し遅めに来る事をオススメします。
僕が頼んだのは、味噌ラーメン¥680とチャーハン¥680
僕のお気に入りのメニューで、以前地元の人に勧められて以来、ずっとコレばっかり食べている。

味噌ラーメンはコクのしっかりとした、甘めの濃いスープ。

万人が美味しいと思うであろうそのスープは、野菜の甘味が効いていて、その美味さの余りつい繰り返し飲んでしまう。

具沢山で、もやし、玉ねぎ、ネギ、メンマに豚肉がたっぷりと入っている。

麺は中細縮れ麺で、濃厚なスープを美味しく伝達します。
あーマジで美味い。
そして、チャーハンは是非食べて欲しい。
メリハリのしっかりした味付けのチャーハンで、塩加減が絶妙。

八戸の有名店「達」のチャーハンに近い感じ。
大きめに切られたチャーシューの旨味が際だっていて、パラパラのチャーハンと肉肉しいチャーシューの食感のコントラストが絶妙。
したがって、チャーハンも最高。
きっとチャーシュー麺とかも美味しいんだろうな。
賑わう店内では地元の人達の色んな声を聞くことができる。
この村の若者が進学のため、春から県外へと出るらしい。
春から孫と離れ離れになると嘆くおばあちゃんの後ろ姿は、聞いている僕も切なくなる。
僕の小学校の同級生も、半分ぐらいは地元青森市に戻ってきている。
東京の出版社で働いている、弘前出身の僕と同い年の友人は、しばらく見ない間に白髪になり随分と老けていた。
もう妻も子供もいるから帰れないよなんて、寂しい顔を時折覗かせながら、彼はそう言っていた。
どんな人にも必ず故郷はある。
僕はココ青森に留まり、故郷を照らす灯台の守人になる。
帰り道、色々寄ったらすっかり暗くなってしまった。
津軽海峡から見える、第二の故郷、函館の夜景を一瞥し、ふと夜空を眺めたら、オリオンが綺麗に瞬いていた。
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「ポストミスチル」と言われながらも、人気が出始めた最中1999年に惜しくも解散。
哀愁漂うメロディと微エロな歌詞が、当時ムッツリ小学生だった僕にハマった(笑)。
何気に名曲が多くて、僕が好きなのは「Orion」と言う曲。
オリコンチャートは18位止まりながら、もっと多くの人に知ってもらいたい名曲です。
(Official videoより)
誰しもが心の奥に、原風景なるものを秘めている。
津軽人であれば津軽平野や岩木山。
下北半島の人にとってそれはなんだろう。
釜臥山だろうか、それとも恐山(笑)?
高校を卒業して、県外へと出る若者にとって、故郷を思い出す際に真っ先に思い出す風景とはなんだろう。
僕も若者の頃は、青森県には何もないと思っていた。
ずっと暮らしていると、そこにあるものは当たり前であって、足りないもののみがひたすら目につく。
僕は中学を卒業して、すぐに北海道に出たからそういう意味では若くして、「青森にあるもの、青森にないもの」を知ることができた。
旅立つ若者に青森に留まるよう、それを講釈しても決して響く事はないだろう。
若者は一度外へ出て、そこから見える故郷を身に沁みて分かってくれればいいのだ。

さて、厳寒の下北半島佐井村。

週末下北半島にいると、何故か無性に佐井村に行きたくなる。

僕の住むむつ市から1時間半ほどかかる(冬は2時間ほど)同じ下北半島であっても遠い村。

青森市からだと多分、一日がかりの旅になる(笑)。
そんな青森県の中で最も遠い、人口1834人(11月30日現在)の小さな村ですが、そのポテンシャルは計り知れない。

日本のカッパドキアこと、青森県を代表する絶景スポット「仏ヶ浦」。

以前、仏ヶ浦展望台から写真を撮ってきました。

冬の仏ヶ浦は波が荒れ、より荘厳さを増す。

2kmにわたり巨岩・奇岩がまるで涅槃仏のように佇む光景はまさに神のいたずらという他ない。

気温はマイナス6℃を下回り、手袋を忘れた僕は手を震わせながら写真を撮る。
遊歩道で100m下まで降りようとしたけれど、積雪が多く断念。

佐井村市街へと戻り、お腹を空かせるため少し散歩。



佐井郵便局の隣に実は、長年にわたり佐井村の人々に愛される本格中華の名店がある事をご存知でしょうか。

その名も「南華飯店」。
佐井村以外の人はまさかココに中華料理店があるだなんて気づきもしないだろう。
しかしながら、ココの料理は美味しくて、いつも佐井村に来るとハナマルラーメンか南華飯店かでいつも僕の頭を悩ませるのだ。
店内はいつも佐井村の人達で賑わっている。
地元の人は結構早めに来るので、静かに食べたいならば、少し遅めに来る事をオススメします。
僕が頼んだのは、味噌ラーメン¥680とチャーハン¥680
僕のお気に入りのメニューで、以前地元の人に勧められて以来、ずっとコレばっかり食べている。

味噌ラーメンはコクのしっかりとした、甘めの濃いスープ。

万人が美味しいと思うであろうそのスープは、野菜の甘味が効いていて、その美味さの余りつい繰り返し飲んでしまう。

具沢山で、もやし、玉ねぎ、ネギ、メンマに豚肉がたっぷりと入っている。

麺は中細縮れ麺で、濃厚なスープを美味しく伝達します。
あーマジで美味い。
そして、チャーハンは是非食べて欲しい。
メリハリのしっかりした味付けのチャーハンで、塩加減が絶妙。

八戸の有名店「達」のチャーハンに近い感じ。
大きめに切られたチャーシューの旨味が際だっていて、パラパラのチャーハンと肉肉しいチャーシューの食感のコントラストが絶妙。
したがって、チャーハンも最高。
きっとチャーシュー麺とかも美味しいんだろうな。
賑わう店内では地元の人達の色んな声を聞くことができる。
この村の若者が進学のため、春から県外へと出るらしい。
春から孫と離れ離れになると嘆くおばあちゃんの後ろ姿は、聞いている僕も切なくなる。
僕の小学校の同級生も、半分ぐらいは地元青森市に戻ってきている。
東京の出版社で働いている、弘前出身の僕と同い年の友人は、しばらく見ない間に白髪になり随分と老けていた。
もう妻も子供もいるから帰れないよなんて、寂しい顔を時折覗かせながら、彼はそう言っていた。
どんな人にも必ず故郷はある。
僕はココ青森に留まり、故郷を照らす灯台の守人になる。
帰り道、色々寄ったらすっかり暗くなってしまった。
津軽海峡から見える、第二の故郷、函館の夜景を一瞥し、ふと夜空を眺めたら、オリオンが綺麗に瞬いていた。
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