北海道鹿部町 道南の隠れた観光スポットで、間歇泉に絶品のたらこ天丼に。【太田食堂・鮨政】
11月25日にディズニープラスで配信された、ピーター・ジャクソン監督によるザ・ビートルズのドキュメンタリー映画「Get back」を観た柴T。
コレは音楽史を塗り変える大発見だと思う。
アルバム「レット・イット・ビー」の制作過程をドキュメンタリー映画にしたもので、57時間の未発表映像を8時間くらいに編集し、3編からなる映像作品になっています。
(Offiicial videoより)
この時ギスギスして仲が悪かったと言うのが定説ですが、結構仲が良い瞬間もあって、笑い合っている彼らの笑顔を観て歴史が変わる。
僕が大好きな、ジョージ・ハリスンの名曲、「All Things Must Pass」もザ・ビートルズで演奏している映像があって、この曲は後にジョージのソロとして発表される名曲で、メンバーの反発によりビートルズとして発表されることはなかったんですよね。
この曲は老子の「道徳経」をテーマにしていて、「全ての事は過ぎ去っていく」と歌い、彼のソロを代表する名曲として、今は正当な評価を受けています。
(Official audioより)
「全ての事は過ぎ去っていく。」
僕が函館高専を卒業して15年以上が経つ。

僕が学生の時と比べて、函館が信じられないくらいにオシャレになった。

ベイエリアや五稜郭タワー、函館朝市がオシャレになり観光地としてより魅力的になる一方で、地元民の生活の拠点であった、棒ニデパートや和光デパート、西武デパートはもう無い。

函館市民の人口が駅前ではなく、五稜郭~産業道路寄りにどんどん移ってきている。
変わっていく函館の街並みとは対照的に、周辺市町村の街並みは案外変わっていない。
北海道の道南方面では「函館」と言うビッグネームがチラつきますが、断言しよう、道南は他市町村もメッチャ面白いのだ。
先日、道南ドライブに出かけた柴T。
渡島半島の北東部にある鹿部町へと行ってきました。
函館市街から車で60分程。
人口は3700人位。
街並みも昔のままで、なんか心が落ち着く。


そして海側を眺めると、車で行けば180キロ先になる室蘭市の工業地帯や全長1380mの白鳥大橋がハッキリと見える。

鹿部町には面白いスポットが結構あって、まずは「道の駅しかべ間歇泉公園」へと向かう。
ココは3年間で100万人以上が訪れる大人気の道の駅。



道の駅では町の特産品「鹿部たらこ」や「白口浜昆布」、「噴火湾湾口ホタテ」などの魅力的な水産加工品が並ぶほか、僕の個人的オススメ、コレ本当は森町のお土産ですが(笑)、ジョウヤマイチ佐藤のふぐ松前漬けも販売されています。
ふぐ松前漬け、ぜひ食べたら最後、ご飯が止まらないので食べてみてください。

そして、この道の駅のウリはなんと言っても「しかべ間歇泉」。

こちらは有料エリアになっていて、大人¥300、子供¥200となっています。

この間歇泉は北海道遺産にもなっていて、大正13年に発見されて以来、10~15分ごとに高さ15mの温泉が勢いよく吹き上がる。

吹き上がる度に「おー」という歓声が上がり、多くのお客さんで賑わっていた。
そして、鹿部町といえば「鹿部たらこ」が有名。
噴火湾近海のスケソウダラから獲れる「海の赤いダイヤ」との異名を持つ町のブランド品で、きめ細やかなプチプチとした質の良い食感と塩味がとっても美味しいのです。

その「鹿部たらこ」を思う存分食べることのできる人気の食堂が「太田食堂・鮨政」さん。
ココは昔から鹿部の漁師たちが通う、地元密着の人気の老舗です。
外観と内装はお寿司屋さんの様ですが、麺類や丼ものが人気のファミリー食堂と言った感じ。
現在は代表の幸子さんと息子の光将さんの2人で切り盛りしています。
最近では、鹿部商工会青年部と共同開発した「鹿部たらこラーメン」と「鹿部たらこ天丼」が話題になり、町外はたまた道外からの観光客も食べに訪れるほどの人気の食堂になりました。

僕が今回頼んだのが、鹿部たらこ天丼¥1300

町民から募集したメニューを基に試行錯誤した自信作。

大きめの丼には、コレでもかと旬の魚介の天ぷらが乗っているほか、断面の美しいタラコの天ぷらが赤々とまさに赤いダイヤの様に煌めいている。
そして、タラコの天ぷらがマジで美味すぎる。
ふわふわの衣の中のプチプチとしたタラコの食感のコントラストが素晴らしいですね。
熱はタラコの薄皮だけ通していて、新鮮なタラコの生の味わいの良さがきちんと残っていて、タラコの旨味塩味がまたご飯とも合います。

タラコの天ぷらは縦断面のほか、横の断面に切ったものもあり、微妙に味わいが異なるから面白い。
そのほかの天ぷらも美味しいですね。
海老天2本はプリプリしていて美味しいし、ホタテの天ぷらも肉厚、タラの天ぷらもそもそもの素材が美味しいんでしょうね、「あ、美味い」とついつい口に出して言ってしまう。
たらこ以外も噴火湾近海で獲れたものでしょうか。
ボリュームも凄まじく、とっても大満足。
この後俺、晩飯食えるだろうか(笑)。
「全ての事は過ぎ去っていく。」
コレって「諸行無常」の様な一抹の寂しさを感じる言葉だけれど、函館の街並みを歩くと置いて行かれた寂しさを感じるのに対し、鹿部町では昔と変わらない風景を残しつつも、昔よりも遥かに活気付いていることに驚く。
SNSを中心に今、鹿部町がアツイらしい。
整備され大人気になった道の駅に、新たなご当地グルメ「たらこ天丼」。
間歇泉のほか良い温泉もあるし、遠く室蘭まで見える絶景が広がる。
「あの頃はよかったのに」と言って、ペーソスに浸りたい僕のノスタルジーをぶち壊す、ポジティブな空気にむしろ感動。
過ぎ去った出来事を懐かしむだけじゃなく、過去を踏まえて今をポジティブに受け止められたら素敵だな。
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コレは音楽史を塗り変える大発見だと思う。
アルバム「レット・イット・ビー」の制作過程をドキュメンタリー映画にしたもので、57時間の未発表映像を8時間くらいに編集し、3編からなる映像作品になっています。
(Offiicial videoより)
この時ギスギスして仲が悪かったと言うのが定説ですが、結構仲が良い瞬間もあって、笑い合っている彼らの笑顔を観て歴史が変わる。
僕が大好きな、ジョージ・ハリスンの名曲、「All Things Must Pass」もザ・ビートルズで演奏している映像があって、この曲は後にジョージのソロとして発表される名曲で、メンバーの反発によりビートルズとして発表されることはなかったんですよね。
この曲は老子の「道徳経」をテーマにしていて、「全ての事は過ぎ去っていく」と歌い、彼のソロを代表する名曲として、今は正当な評価を受けています。
(Official audioより)
「全ての事は過ぎ去っていく。」
僕が函館高専を卒業して15年以上が経つ。

僕が学生の時と比べて、函館が信じられないくらいにオシャレになった。

ベイエリアや五稜郭タワー、函館朝市がオシャレになり観光地としてより魅力的になる一方で、地元民の生活の拠点であった、棒ニデパートや和光デパート、西武デパートはもう無い。

函館市民の人口が駅前ではなく、五稜郭~産業道路寄りにどんどん移ってきている。
変わっていく函館の街並みとは対照的に、周辺市町村の街並みは案外変わっていない。
北海道の道南方面では「函館」と言うビッグネームがチラつきますが、断言しよう、道南は他市町村もメッチャ面白いのだ。
先日、道南ドライブに出かけた柴T。
渡島半島の北東部にある鹿部町へと行ってきました。
函館市街から車で60分程。
人口は3700人位。
街並みも昔のままで、なんか心が落ち着く。


そして海側を眺めると、車で行けば180キロ先になる室蘭市の工業地帯や全長1380mの白鳥大橋がハッキリと見える。

鹿部町には面白いスポットが結構あって、まずは「道の駅しかべ間歇泉公園」へと向かう。
ココは3年間で100万人以上が訪れる大人気の道の駅。



道の駅では町の特産品「鹿部たらこ」や「白口浜昆布」、「噴火湾湾口ホタテ」などの魅力的な水産加工品が並ぶほか、僕の個人的オススメ、コレ本当は森町のお土産ですが(笑)、ジョウヤマイチ佐藤のふぐ松前漬けも販売されています。
ふぐ松前漬け、ぜひ食べたら最後、ご飯が止まらないので食べてみてください。

そして、この道の駅のウリはなんと言っても「しかべ間歇泉」。

こちらは有料エリアになっていて、大人¥300、子供¥200となっています。

この間歇泉は北海道遺産にもなっていて、大正13年に発見されて以来、10~15分ごとに高さ15mの温泉が勢いよく吹き上がる。

吹き上がる度に「おー」という歓声が上がり、多くのお客さんで賑わっていた。
そして、鹿部町といえば「鹿部たらこ」が有名。
噴火湾近海のスケソウダラから獲れる「海の赤いダイヤ」との異名を持つ町のブランド品で、きめ細やかなプチプチとした質の良い食感と塩味がとっても美味しいのです。

その「鹿部たらこ」を思う存分食べることのできる人気の食堂が「太田食堂・鮨政」さん。
ココは昔から鹿部の漁師たちが通う、地元密着の人気の老舗です。
外観と内装はお寿司屋さんの様ですが、麺類や丼ものが人気のファミリー食堂と言った感じ。
現在は代表の幸子さんと息子の光将さんの2人で切り盛りしています。
最近では、鹿部商工会青年部と共同開発した「鹿部たらこラーメン」と「鹿部たらこ天丼」が話題になり、町外はたまた道外からの観光客も食べに訪れるほどの人気の食堂になりました。

僕が今回頼んだのが、鹿部たらこ天丼¥1300

町民から募集したメニューを基に試行錯誤した自信作。

大きめの丼には、コレでもかと旬の魚介の天ぷらが乗っているほか、断面の美しいタラコの天ぷらが赤々とまさに赤いダイヤの様に煌めいている。
そして、タラコの天ぷらがマジで美味すぎる。
ふわふわの衣の中のプチプチとしたタラコの食感のコントラストが素晴らしいですね。
熱はタラコの薄皮だけ通していて、新鮮なタラコの生の味わいの良さがきちんと残っていて、タラコの旨味塩味がまたご飯とも合います。

タラコの天ぷらは縦断面のほか、横の断面に切ったものもあり、微妙に味わいが異なるから面白い。
そのほかの天ぷらも美味しいですね。
海老天2本はプリプリしていて美味しいし、ホタテの天ぷらも肉厚、タラの天ぷらもそもそもの素材が美味しいんでしょうね、「あ、美味い」とついつい口に出して言ってしまう。
たらこ以外も噴火湾近海で獲れたものでしょうか。
ボリュームも凄まじく、とっても大満足。
この後俺、晩飯食えるだろうか(笑)。
「全ての事は過ぎ去っていく。」
コレって「諸行無常」の様な一抹の寂しさを感じる言葉だけれど、函館の街並みを歩くと置いて行かれた寂しさを感じるのに対し、鹿部町では昔と変わらない風景を残しつつも、昔よりも遥かに活気付いていることに驚く。
SNSを中心に今、鹿部町がアツイらしい。
整備され大人気になった道の駅に、新たなご当地グルメ「たらこ天丼」。
間歇泉のほか良い温泉もあるし、遠く室蘭まで見える絶景が広がる。
「あの頃はよかったのに」と言って、ペーソスに浸りたい僕のノスタルジーをぶち壊す、ポジティブな空気にむしろ感動。
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