岩手県葛巻町 あまりのそばの美味しさとボリュームに、トドメをさされる【森のそば屋】
日本のシンガー・ソングライター、阿部真央さん。
昔よく聴いていました。
中でも好きな曲が7枚目のシングル「側にいて」。
リリースされたのが2011年だから、もう10年前にもなるんですね(^_^;)
高校3年生の頃に作った曲らしく、今現在進行形の恋愛ではなく、もう別れた恋人に対して「側にいて」と繰り返し歌う切ない曲です。
久しぶりに聴いたら、改めて彼女の表現力ものすごいなと。
(Official videoより)
三戸町を南下するとすぐ、そこはもう岩手県。
岩手県県北へ足を踏み入れると「カシオペア連邦」なる怪しい看板があちこちに点在する。
岩手県北に位置する、旧浄法寺町(現二戸市)、一戸町、二戸市、九戸村、軽米町、この5つの市町村を結ぶと星座であるカシオペア座の「W」になるため、平成3年より「カシオペア連邦」と称し、特産品のPRや情報発信など地域間連携をしているようです。
2年ぶりにカシオペア連邦を満喫。




旧浄法寺町の古い街並みを堪能し、姉帯製菓の「天台寺駄菓子」を購入。

ほんのりと上品な甘さのかりんとうで、僕の大好物。


一戸町奥中山高原にある、大人気のジェラートハウス「雪あかり」の絶品ジェラートを凍えそうになりながら堪能する。

とっても楽しいカシオペア連邦を堪能し、気分が乗ってきた僕等は青森に帰るどころかさらに南下する。
カシオペア連邦よ、さらば。
酪農とワインが盛んな岩手県中部に位置する葛巻町へ。

そんなイメージをわかりやすく伝えようと、牛がワインを飲んでいる(笑)。
人口は5,499人で、人の数より牛の数が多いんじゃないかともっぱらの噂(笑)。
あの馬淵川の源流が近くにあることで知られる、江刈川集落の中に実は僕史上トップ3に入るであろう、大好きなおそば屋さんがあるのです。

その名も「森のそば屋」。
閑散とした集落の中、突如行列が出来ているこのお店。


隣には廃校らしき建物があり、お店との間を流れる川からは水車がカタカタとそばを挽いている。
当時葛巻町役場の職員であった高家卓範・章子ご夫妻が地域おこしのために立ち上げ、地域のお母さん達を集めて開店したのが1992年。
標高500メートルという山間高冷地で栽培されるそばを使い、地域のおばあちゃんが作るそばがすごく美味しいと話題に。
今では行列が絶えず、某岩手県知事も訪れる岩手を代表する人気のおそば屋さんになりました。
店の前で待っていたら寒かろうと2階に案内される。
2階で待っている間、おばあちゃん達が蕎麦打ちをしている様子を見ることができます。
その間メニュー表を見ながらゆっくり自分達の順番を待つ。

そして、席に案内されると席の近くのいろりでヤマメやでんがくを焼いていた。
僕は「森のそば膳」¥1800を注文。
おそばの他、ヤマメ、小鉢2品、ご飯が付いてくるお得なセットになっています。

おばあさんがいろりからヤマメの塩焼きを持ってきてくれた。
ヤマメの塩焼きを頭からかぶりつく。
これがまた感動するほど美味しいのだ。
パリパリと表面は香ばしく、中はホクホクかつしっとりで、程よい塩気の中にヤマメの淡白な旨味が口の中に広がる。

その感動から間も無く、おそばがやってきた。
小鉢2つに大根の漬物とざるそば。
小鉢は煮物となますでじんわり染み入る素朴な味。

大根の漬物は大きめ。
そしておそば、とっても美味しいんです。
ふんわり新そばの心地よい香りが食欲を刺激する。
そばは驚くほどコシがあり滑らかで、この地域のそばはつなぎになんと卵と豆腐を使っているのだとか。
このそばの美味しさの秘訣はそれだったのか。
そばつゆは少しあっさり目ですが、あと引く美味しさで、そば自体の美味しさをうまく引き立てている。
大変満足してもうお腹いっぱいと思っていたら、忘れていた。


ざるそばを食べたあと、温かいおそばと雑穀ご飯がやって来るのである(笑)。
しかも、温かいおそばの量が尋常じゃない(笑)。

もう食えないよと思いつつも、美味くて不思議とお腹に入ってしまうのだ。
いつも寒かろうが、そば屋に行くといつもザルを頼む僕ですが、温かいそばの方が美味しいと思ったのはココが初めて。
ホッとするじんわり染み入る美味しさですね。
お腹いっぱいなのに温かいそばを食べるとご飯が欲しくなる。
雑穀ご飯も美味しくて本当大満足。
お店を出た後もお客さんがひっきりなしに訪れていた。
集落の人にとってもいい生きがいになっているでしょうね(すごく忙しそうだったけれど笑)。
繰り返しの美味しいそばの波状攻撃に身も心もとどめをさされた(笑)。
もう晩飯食えないんじゃないかという満腹感の中に、久しぶりの充実感。
青森にこのお店があったら毎週通い続ける自信があるのですが、多分のこの葛巻の町だからこそ、この美味しいそばが提供できるんだろうなって思う。
葛巻の町の中で最も所得が低かった江刈川集落に雇用をもたらし所得を増加させ、なおかつ岩手県でも大人気のおそば屋さんとなる奇跡。
ただ美味しいだけでなく、地域の特性を生かした町おこしの成功モデルとして大変勉強になりますね。
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昔よく聴いていました。
中でも好きな曲が7枚目のシングル「側にいて」。
リリースされたのが2011年だから、もう10年前にもなるんですね(^_^;)
高校3年生の頃に作った曲らしく、今現在進行形の恋愛ではなく、もう別れた恋人に対して「側にいて」と繰り返し歌う切ない曲です。
久しぶりに聴いたら、改めて彼女の表現力ものすごいなと。
(Official videoより)
三戸町を南下するとすぐ、そこはもう岩手県。
岩手県県北へ足を踏み入れると「カシオペア連邦」なる怪しい看板があちこちに点在する。
岩手県北に位置する、旧浄法寺町(現二戸市)、一戸町、二戸市、九戸村、軽米町、この5つの市町村を結ぶと星座であるカシオペア座の「W」になるため、平成3年より「カシオペア連邦」と称し、特産品のPRや情報発信など地域間連携をしているようです。
2年ぶりにカシオペア連邦を満喫。




旧浄法寺町の古い街並みを堪能し、姉帯製菓の「天台寺駄菓子」を購入。

ほんのりと上品な甘さのかりんとうで、僕の大好物。


一戸町奥中山高原にある、大人気のジェラートハウス「雪あかり」の絶品ジェラートを凍えそうになりながら堪能する。

とっても楽しいカシオペア連邦を堪能し、気分が乗ってきた僕等は青森に帰るどころかさらに南下する。
カシオペア連邦よ、さらば。
酪農とワインが盛んな岩手県中部に位置する葛巻町へ。

そんなイメージをわかりやすく伝えようと、牛がワインを飲んでいる(笑)。
人口は5,499人で、人の数より牛の数が多いんじゃないかともっぱらの噂(笑)。
あの馬淵川の源流が近くにあることで知られる、江刈川集落の中に実は僕史上トップ3に入るであろう、大好きなおそば屋さんがあるのです。

その名も「森のそば屋」。
閑散とした集落の中、突如行列が出来ているこのお店。


隣には廃校らしき建物があり、お店との間を流れる川からは水車がカタカタとそばを挽いている。
当時葛巻町役場の職員であった高家卓範・章子ご夫妻が地域おこしのために立ち上げ、地域のお母さん達を集めて開店したのが1992年。
標高500メートルという山間高冷地で栽培されるそばを使い、地域のおばあちゃんが作るそばがすごく美味しいと話題に。
今では行列が絶えず、某岩手県知事も訪れる岩手を代表する人気のおそば屋さんになりました。
店の前で待っていたら寒かろうと2階に案内される。
2階で待っている間、おばあちゃん達が蕎麦打ちをしている様子を見ることができます。
その間メニュー表を見ながらゆっくり自分達の順番を待つ。

そして、席に案内されると席の近くのいろりでヤマメやでんがくを焼いていた。
僕は「森のそば膳」¥1800を注文。
おそばの他、ヤマメ、小鉢2品、ご飯が付いてくるお得なセットになっています。

おばあさんがいろりからヤマメの塩焼きを持ってきてくれた。
ヤマメの塩焼きを頭からかぶりつく。
これがまた感動するほど美味しいのだ。
パリパリと表面は香ばしく、中はホクホクかつしっとりで、程よい塩気の中にヤマメの淡白な旨味が口の中に広がる。

その感動から間も無く、おそばがやってきた。
小鉢2つに大根の漬物とざるそば。
小鉢は煮物となますでじんわり染み入る素朴な味。

大根の漬物は大きめ。
そしておそば、とっても美味しいんです。
ふんわり新そばの心地よい香りが食欲を刺激する。
そばは驚くほどコシがあり滑らかで、この地域のそばはつなぎになんと卵と豆腐を使っているのだとか。
このそばの美味しさの秘訣はそれだったのか。
そばつゆは少しあっさり目ですが、あと引く美味しさで、そば自体の美味しさをうまく引き立てている。
大変満足してもうお腹いっぱいと思っていたら、忘れていた。


ざるそばを食べたあと、温かいおそばと雑穀ご飯がやって来るのである(笑)。
しかも、温かいおそばの量が尋常じゃない(笑)。

もう食えないよと思いつつも、美味くて不思議とお腹に入ってしまうのだ。
いつも寒かろうが、そば屋に行くといつもザルを頼む僕ですが、温かいそばの方が美味しいと思ったのはココが初めて。
ホッとするじんわり染み入る美味しさですね。
お腹いっぱいなのに温かいそばを食べるとご飯が欲しくなる。
雑穀ご飯も美味しくて本当大満足。
お店を出た後もお客さんがひっきりなしに訪れていた。
集落の人にとってもいい生きがいになっているでしょうね(すごく忙しそうだったけれど笑)。
繰り返しの美味しいそばの波状攻撃に身も心もとどめをさされた(笑)。
もう晩飯食えないんじゃないかという満腹感の中に、久しぶりの充実感。
青森にこのお店があったら毎週通い続ける自信があるのですが、多分のこの葛巻の町だからこそ、この美味しいそばが提供できるんだろうなって思う。
葛巻の町の中で最も所得が低かった江刈川集落に雇用をもたらし所得を増加させ、なおかつ岩手県でも大人気のおそば屋さんとなる奇跡。
ただ美味しいだけでなく、地域の特性を生かした町おこしの成功モデルとして大変勉強になりますね。
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