青森県むつ市 下北半島のお寿司の名店で、ふんわりカリカリの穴子丼を食べる幸せ【金寿司】
カーペンターズが1971年に発表したシングル、「Rainy Days and Mondays」。
カレン・カーペンターの歌声に癒されながらも、実はかなり歌詞は暗い内容。
雨の日と月曜日はいつも気が滅入ってしまうと歌っています(笑)。
(Official videoより)
生きている限り、僕はこの人生の主人公である。
主人公の座から降りようにも降りれないし、譲りたくても譲れない。
頼んでもいないのに死ぬまで演じ続ける、この理不尽な舞台は、喜劇となるか、悲劇となるか、主人公の僕ですらその結末はわからない。
咄嗟にセリフが出てこない、僕の大根役者ぶりに登場人物が舞台袖でもしかしたら笑っているかもしれない。
さて、少しずつ仕事から早く帰れる様になった柴T。
日曜日は仕事で、月曜日の夜、もし早く帰れたら気晴らしに寿司でも食べに行こうと決め込んでいた。
自分の人生に少しでもささやかな、ドラマチックな展開を欲していたのだ。
ところが、夕方から雨が降り出し、やがて寸分の隙間もなく天地を閉じ込める。
秋の長雨を思わせるような陰気な降り方の雨。
そんな日は気分が憂鬱になり、部屋に閉じこもりがちだけれど、いてもたってもいられなくて勢いで外に飛び出した。

横殴りの雨に心を折られそうだったけれど、意地でも寿司を食べてやる(笑)。

柳町を横断し、田名部の歓楽街を越え、新町の下北半島を代表するお寿司の名店、「金寿司」へ行ってきました。

さとちょう新町店の隣にあり、一見外観は高級そうなお寿司屋さんですが、思いのほかリーズナブル。
地元の常連客が脚繁く通う、長らくむつ市民に愛される名店です。
地酒のラインナップも充実し、カウンターに案内されると清潔感があってとてもいいお店だとわかる。

まずは、サッポロの瓶ビール¥600
仕事帰りのビールは最高だ。
キンキンに冷えたビールが僕の脳内を程よく攪拌してくれる。
アルコール度数の高いチューハイをいくら飲んでも酔わなかったのに、瓶ビール1本だけで酔っ払う。

お通しはイカとミョウガの和物。
そして、ここのお店はアナゴが抜群に美味い。

奮発して、穴子丼¥2500を注文。
程なくして、やってきたどんぶりはど迫力。
アナゴの焼き身がぎっしりと敷き詰められている。
一つ一つがふっくらと分厚いですね。
店主から山椒をかけて食べることを勧められた。
甘じょっぱいタレと、焼かれた穴子の香ばしい香りが鼻腔をすり抜け、条件反射でお腹が鳴る。

箸でつまみ、ご飯と共に口に運ぶとまさに至福の時。
アナゴの身はふんわりとした食感で、皮目はパリパリの絶妙な焼き具合。
このコントラストがたまらない。
そして、穴子にかかったタレはお酢の酸味も感じるさっぱりとした味。
そこに山椒を振りかけると、ピリッとパンチが効いて味が引き締まり、さらに美味しくなる。

お吸い物もとっても美味しい。

お酒も進み、東通村にしか出回らない幻の日本酒「祈水」¥700を注文。
かの居酒屋探訪家の吉田類さんからも「神様が飲むようなお酒」と絶賛していたお酒ですね。
甘すぎずスッキリとしながらも、とても飲みやすい。

筋子巻きを頼んだら、酔っ払ったせいか大量に頼んでしまう(笑)。
この後美味しいと評判の、焼き鳥を頼もうと思ったけれど筋子巻きにトドメを刺された事と、ベロベロに酔っ払った事もありギブアップ(笑)。
少しくらい後悔があった方が、生きる活力が湧くのかもね。
焼き鳥は次回にリベンジ。
4回位しか行ってないけれど、もう店主に顔を覚えられたみたい(笑)。
気分良くお店を出ると、雨は霧雨に変わっていた。
辺りの静けさの中、アスファルトと木々の湿った匂いが心地よくて思わず深呼吸をする。
じっと、部屋にいたら憂鬱に1日を過ごしていたかもしれない。
いつどこで終幕するわからない僕の人生。
せめて、ささやかな幸せを脚本に書き加える。
雨の月曜日は楽しい日だったと。
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カレン・カーペンターの歌声に癒されながらも、実はかなり歌詞は暗い内容。
雨の日と月曜日はいつも気が滅入ってしまうと歌っています(笑)。
(Official videoより)
生きている限り、僕はこの人生の主人公である。
主人公の座から降りようにも降りれないし、譲りたくても譲れない。
頼んでもいないのに死ぬまで演じ続ける、この理不尽な舞台は、喜劇となるか、悲劇となるか、主人公の僕ですらその結末はわからない。
咄嗟にセリフが出てこない、僕の大根役者ぶりに登場人物が舞台袖でもしかしたら笑っているかもしれない。
さて、少しずつ仕事から早く帰れる様になった柴T。
日曜日は仕事で、月曜日の夜、もし早く帰れたら気晴らしに寿司でも食べに行こうと決め込んでいた。
自分の人生に少しでもささやかな、ドラマチックな展開を欲していたのだ。
ところが、夕方から雨が降り出し、やがて寸分の隙間もなく天地を閉じ込める。
秋の長雨を思わせるような陰気な降り方の雨。
そんな日は気分が憂鬱になり、部屋に閉じこもりがちだけれど、いてもたってもいられなくて勢いで外に飛び出した。

横殴りの雨に心を折られそうだったけれど、意地でも寿司を食べてやる(笑)。

柳町を横断し、田名部の歓楽街を越え、新町の下北半島を代表するお寿司の名店、「金寿司」へ行ってきました。

さとちょう新町店の隣にあり、一見外観は高級そうなお寿司屋さんですが、思いのほかリーズナブル。
地元の常連客が脚繁く通う、長らくむつ市民に愛される名店です。
地酒のラインナップも充実し、カウンターに案内されると清潔感があってとてもいいお店だとわかる。

まずは、サッポロの瓶ビール¥600
仕事帰りのビールは最高だ。
キンキンに冷えたビールが僕の脳内を程よく攪拌してくれる。
アルコール度数の高いチューハイをいくら飲んでも酔わなかったのに、瓶ビール1本だけで酔っ払う。

お通しはイカとミョウガの和物。
そして、ここのお店はアナゴが抜群に美味い。

奮発して、穴子丼¥2500を注文。
程なくして、やってきたどんぶりはど迫力。
アナゴの焼き身がぎっしりと敷き詰められている。
一つ一つがふっくらと分厚いですね。
店主から山椒をかけて食べることを勧められた。
甘じょっぱいタレと、焼かれた穴子の香ばしい香りが鼻腔をすり抜け、条件反射でお腹が鳴る。

箸でつまみ、ご飯と共に口に運ぶとまさに至福の時。
アナゴの身はふんわりとした食感で、皮目はパリパリの絶妙な焼き具合。
このコントラストがたまらない。
そして、穴子にかかったタレはお酢の酸味も感じるさっぱりとした味。
そこに山椒を振りかけると、ピリッとパンチが効いて味が引き締まり、さらに美味しくなる。

お吸い物もとっても美味しい。

お酒も進み、東通村にしか出回らない幻の日本酒「祈水」¥700を注文。
かの居酒屋探訪家の吉田類さんからも「神様が飲むようなお酒」と絶賛していたお酒ですね。
甘すぎずスッキリとしながらも、とても飲みやすい。

筋子巻きを頼んだら、酔っ払ったせいか大量に頼んでしまう(笑)。
この後美味しいと評判の、焼き鳥を頼もうと思ったけれど筋子巻きにトドメを刺された事と、ベロベロに酔っ払った事もありギブアップ(笑)。
少しくらい後悔があった方が、生きる活力が湧くのかもね。
焼き鳥は次回にリベンジ。
4回位しか行ってないけれど、もう店主に顔を覚えられたみたい(笑)。
気分良くお店を出ると、雨は霧雨に変わっていた。
辺りの静けさの中、アスファルトと木々の湿った匂いが心地よくて思わず深呼吸をする。
じっと、部屋にいたら憂鬱に1日を過ごしていたかもしれない。
いつどこで終幕するわからない僕の人生。
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