青森県むつ市 久々の深夜食堂でカツ丼と塩ラーメンを食す【御食事処むらかみ】
1976年の歴史的名盤「Hotel California」が中学生の頃から好きでよく聴いていました。
同名曲がバンドの代表曲として有名ですが、アルバム通して捨て曲なしの名曲揃い。
最初は心地よく聴いていたのですが、英語がわかってくると、非常にメッセージ性があって、当時の病めるアメリカを象徴的に歌ったものが多い。
このアルバムの中で最も好きな曲が最後の曲「The Last Resort」。
「最後の楽園」、「最後の手段」という意味もあり、アメリカ社会が神の名のもと先住民を迫害した歴史が今も社会を歪めていると歌う非常に奥深い曲。
(Official videoより)
人生とはなんだろうと時々思う。
思うこと自体が実は贅沢なのだろうか。
ただ偶然に、生を与えられただけなのだろうけれど、幼くして正義という名の銃弾を浴びて命を落としたり、売買の対象として売り飛ばされ強制労働を強いられる子供達が世界中にはいる。
その子達には人生について考える余裕があるのだろうか。
僕は余暇に人生を見出す人間。
休みの日に音楽を聴きながら、好きな本を読み、運動がてらロードバイクで遠方まで出かける。
写真を撮りながら風景に見惚れ、帰ってきてギターを弾きながら原稿を書く。
仕事は生きる手段であり、余暇で人生を感じる。
長年そのバランスが最適だと思っていて、そのバランスが崩れた時僕はストレスを抱えてしまうのだなと。
なんと俺は弱い人間なのか。
さて金曜の夜遅く、1時間くらい散歩に出かける。

金曜の週末だというのに、人気の少ない本州最北の歓楽街、むつ市田名部の飲み屋街。

週末賑わっていた頃がまるで遠い昔のようだ。
長らく、忙しくて寄ることもできず、下北ネタがたまらず津軽のブログ状態に(笑)。

新しいお店を開拓する気力もなく、行きつけの深夜食堂「御食事処むらかみ」へ。
ココは20時になると開く、深夜食堂である。
店主は下北半島を代表する老舗「大衆割烹 王将」で働いていた人。
よって腕は確かで、エビフライ定食や、ラーメン、カツ煮がとても美味しいのである。

まずは瓶ビール¥650
ビールって自分の疲労度で美味しさが決まる。
よってマジ美味。

そして、今回注文したのは頼んでそうで頼んでなかったカツ丼¥1000
このお店の人気メニューの一つです。
味噌汁、お新香が付いてきます。

甘過ぎないあっさりとしたダシが心地よい。
しっとりトロッとした卵をかき分けると、カツが顔を出し、口に含むとサクサク感を未だしっかり残している。
熱々なので口の中で転がして冷ます。
転がりながらカツの美味しさが舌に伝わり、思わずウットリする。
カツ煮を以前食べた時とっても美味しかったので、カツ丼にしたらもっと美味いだろうと思っていたら御名答。
すり減った心をスッと温める。

そして、ここは何気に塩ラーメン¥800が美味しい。
王将もラーメン人気ですからね。
しかし、塩ラーメンに関してはココが好きかな。
鶏ガラのあっさりながらもあと引くスープの味わいが堪らない。
チャーシューも柔らかく、今度はチャーシューメンを頼んでみようかな。
段々と通うにつれ、下北半島の中で上位に入るくらい好きなお店に変わる。
カツ丼は近くに下北半島を代表するカツ丼の店「みゆき食堂」があるので、あっさりは「むらかみ」、濃いめは「みゆき」で使い分けるのが面白いのかも。
気分が良くなりお店を出る。
めっきり短くなった余暇を使って、仄暗い夜の田名部を歩く。
少し疲れた僕にはまるで「最後の楽園」のようだ。
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