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田舎の生活~Nothern life~

日々遊びながら青森の魅力を発信

 青森県弘前市 お寺の駐車場で美味しいラーメンを【久渡寺のラーメン屋さん】

「スカートが好きです。」

そう30代後半のオッサンが言うと逮捕されてしまうが(笑)、好きなのはアーティストの方。

ミュージシャン、澤部渡によるソロプロジェクト「スカート」。

澤部さんはずんぐりした大男で、スピッツのバックバンドとしてとタンバリン叩きながら口笛吹いたと思ったら、今度は川本真琴のバンドでサックスを吹いたり、ドラムを叩いたりベースを弾いたりと、音楽的才能に溢れた方。

いい曲が多くて、いいアーティストを発掘したなって一人ほくそ笑んでいる。

彼の「ストーリー」と言う曲が本当、大好きです。

(Official videoより)


大学時代、菌類を研究していた柴T。

面白おかしく言うと、そして少し物騒なことを言うと、キノコの細胞内にある赤血球を爆発させる毒素を研究していた。

37℃の温度下、30分位で活性を失うので、人体には影響ないと思われるが、細胞膜に付着して集合体になり針でぶっ刺して、浸透圧の変化により細胞を破裂させるタンパク質の研究。

果たして、世の中のなんの役に立つのだろうと、疑問に思いながら研究していた。

発見して教授と一緒に適当に名付けたら、後日、理化学研究所により、その物質がアフリカの難病、眠り病の病気に効くかも知れないというニュースが流れ、飲んでいた麦茶を吹き出した。

よく弘前時代は教授と弘前市久渡寺付近の山で菌のサンプルの採取を行っていました。

田んぼからいきなりアオダイショウが出てきて、驚きのあまり転んで田んぼに顔から突っ込んだり、採取したキノコを恐る恐るキノコ鍋にして食べてみたり、社会的責任をそんなに負わない学生の頃は、今思えばそれなりに楽しかったな。

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久渡寺は、津軽三十三観音霊場の一番札所で、真言宗智山派のお寺。

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弘前市街から少し離れたところにあります。

延々続く長い石段は結構、登っていて汗が噴き出す。

開山開基は不詳ですが、一説では坂上田村麻呂が阿闍羅山(あじゃらやま)に建立した寺院を、鎌倉時代に円智法印が再興。

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最勝院や百沢寺(廃寺)、橋雲寺、国上寺とともに津軽真言五山の一つと言われ、かの円山応挙作と言われている幽霊画がある事でも有名ですね。

独自のオシラ様信仰である「オシラ講(王志羅講)」は国の無形民俗文化財に指定されています。

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そんな津軽の隠れたパワースポット、久渡寺ですが、子供たちもよく訪れていて、久渡寺山に自然観察野外活動の場である「子供の森」があり、6月6日(日)からカエル展が開催されているらしい。

パワースポットだけでなく、多くのご家族連れで活気のある久渡寺ですが、実はその駐車場に人気のラーメン屋さんがあるのです。

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その名も「久渡寺のラーメン屋さん」。

弘前市郊外の人里離れたお寺の敷地にありながら、いつも激混みする有名店。

メニューはみそ、しょうゆのラーメン、おにぎり、チャーシュー丼、リンゴジュース等。

しょうゆラーメン¥550は中々安いですね。

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今回頼んだのはチャーシュー麺¥700と、大葉のおにぎり¥100

どんぶり一面にチャーシューがぎっしり敷き詰められている。

津軽中華の定番、お麩も乗っている。

美味しそうだ。

煮干しとガラの香りが食欲を刺激する。

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スープを飲むと少し野菜の甘味も感じ、醤油が割とキリッとしている。

しかしながら、しょっぱ過ぎず、程よい塩気に出汁が効いて奥行きも感じます。

とっても美味しい。

そして、チャーシューは柔らかく厚みもあって食べ応えがある。

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麺はアキモト製麺の麺を使っているらしい。

細縮れの麺がスープと合います。

昔ながらの津軽中華って味わいの、美味しいラーメンでした。

「普通」が折り重なって、バランス良く「最高」になる典型的ラーメンです。

この日は茹だるように暑く、店を出たらラーメンを食べたこともあって汗が吹き出す。

研究者の道を生きるために捨てた僕。

昔は難しい化学式を書いたり、複雑な実験をやったりしていたけれど、今ではごっそり忘れてしまった。

僕の人生の中で、サイエンスは必要なくなってしまったのだ。

少し前まで、大学の前を通ると若干後ろめたさを感じた。

でも少しずつ、弘前での研究した思い出を面白おかしく思い出す様になった。

今では僕人生というストーリーの、大事なアクセントの一つである。

住所 青森県弘前市坂元字山元7-2

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