青森県大鰐町 激坂の先に弘前の街並みと最高のカツカレー【さかえ食堂】
アメリカのバンド、ベルリン。
アメリカ出身なのにベルリンである(笑)。
トム・クルーズが不動のスターの地位を固めることとなった、1986年の映画「トップガン」のテーマ曲「Take My Breath Away」が大変有名ですね。
(Official videoより)
桜咲く季節、弘前公園だけでなく、何気ない公園の桜の美しさに見惚れたりする。
青森県内至る所に桜があって、普段は見向きもしない風景にその季節だけ心を奪われるのだ。
肌を撫でる風も柔らかく、澄んだ青空に映える未だ雪に覆われた岩木山。
雪に解放された高揚感もあるのだろうか。
春の津軽は僕の心を躍らせる。
弘前のアップルロード沿いに車を走らせるともう、リンゴの花が咲いていた。
そんな目一杯の春の風景を見ると、ついつい僕は遠出をしてしまう。
先日、弘前市をさらに南下し大鰐町へ。
大鰐町は鎌倉時代初期から続く奥津軽の温泉地「大鰐温泉」があることでも有名ですね。
一躍その名が知られることになるのは、江戸時代津軽藩主の湯治場が置かれるようになってから。
泉質は主に「硫酸塩泉」で、ぽかぽか温まり、きりきず・末梢循環障害・冷え性・皮膚乾燥症に効果があるそうです。


大鰐の街中を歩くと、温泉街の風情を残していて、ちょっとした鄙び具合がどこか心地よい。

実は学生時代以来、見たい風景があったのだ。
もう雪がない阿闍梨山(あじゃらやま)のスキー場の坂を車で登る。

傾斜のキツイ、うねる激坂をひたすら登り、大鰐スキー場のリフト付近まで行くと弘前の街並みが俯瞰できる。

眼下には満開の桜が点在し、僕はマスクを取って深呼吸をする。

実はその坂の途中に、地元で大人気の食堂があるのです。

その名も「さかえ食堂」さん。
街中にある訳でもなく、通常はスキー場に向かう目的がないと通らないような、坂道の途中にあります。
立地がいいとは言えない中、根強いファンが多く、いつもお昼は混んでます。
ココの名物がカツカレー¥700
注文すると、ジューっとカツを揚げる音とともに美味しそうな匂いが店内に広がる。

間も無くしてやってきた、見た目だけで美味しいこと確定のルックス。
カツはルーの中に隠れている。

とろみがあるルーで、食べた瞬間「美味い。」とうっかり口に出してしまう。
スパイシーという訳ではないが、甘めの大衆食堂的カレーで本当美味しいですね。
具はジャガイモ、にんじん、玉ねぎ、豚肉が細かく入っている。
野菜の甘味が強いですね。
万人が美味しいと間違いなく言うであろう、ザ・国民的カレー。

カツはルーの中に潜んでいても、サクサク感を残していて、食べ応えがあります。
美味しいカレーを纏ったカツは最高です。

そして、同行の友人が頼んだもやしラーメン¥650も美味しかった。
こちらもカツカレーと並ぶ人気メニュー。
たっぷりと大鰐名物「大鰐温泉もやし」が入っています。
スープは鶏ガラ、豚骨ベースに野菜の甘味も感じる美味しいスープ。
地元「マルシチ」の醤油をタレとして使っているらしく、奥深い味わいのスープが大変美味しいですね。
どこか煮干しも感じるので、魚介も入っているのかな。

麺は縮れ麺で、あっさりスープの美味しさを程よく伝達します。
そして名物、温泉もやしは繊維質で歯応えがあり、とても存在感がありますが、ラーメンの味を邪魔しない。
大変バランスの取れたラーメンですね。
相変わらずとっても美味しい素晴らしい食堂。
カツカレーは僕の中でも上位に入る程の味。
気分良く外に出ると、桜吹雪が舞い散る。
大学時代、博士号を取得したらパリやベルリンの研究機関に送り出される計画があった。
パリやベルリンじゃ桜は観れない。
日本の大衆食堂でこうして、美味しいカツカレーを食べることもできない。
ベルリンは歌だけで充分だ(笑)。
人生の激坂を登り、今は安らぎが欲しい。
僕は青森に一生いたいと思うのだ。
住所 青森県大鰐町虹貝清川113-264
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アメリカ出身なのにベルリンである(笑)。
トム・クルーズが不動のスターの地位を固めることとなった、1986年の映画「トップガン」のテーマ曲「Take My Breath Away」が大変有名ですね。
(Official videoより)
桜咲く季節、弘前公園だけでなく、何気ない公園の桜の美しさに見惚れたりする。
青森県内至る所に桜があって、普段は見向きもしない風景にその季節だけ心を奪われるのだ。
肌を撫でる風も柔らかく、澄んだ青空に映える未だ雪に覆われた岩木山。
雪に解放された高揚感もあるのだろうか。
春の津軽は僕の心を躍らせる。
弘前のアップルロード沿いに車を走らせるともう、リンゴの花が咲いていた。
そんな目一杯の春の風景を見ると、ついつい僕は遠出をしてしまう。
先日、弘前市をさらに南下し大鰐町へ。
大鰐町は鎌倉時代初期から続く奥津軽の温泉地「大鰐温泉」があることでも有名ですね。
一躍その名が知られることになるのは、江戸時代津軽藩主の湯治場が置かれるようになってから。
泉質は主に「硫酸塩泉」で、ぽかぽか温まり、きりきず・末梢循環障害・冷え性・皮膚乾燥症に効果があるそうです。


大鰐の街中を歩くと、温泉街の風情を残していて、ちょっとした鄙び具合がどこか心地よい。

実は学生時代以来、見たい風景があったのだ。
もう雪がない阿闍梨山(あじゃらやま)のスキー場の坂を車で登る。

傾斜のキツイ、うねる激坂をひたすら登り、大鰐スキー場のリフト付近まで行くと弘前の街並みが俯瞰できる。

眼下には満開の桜が点在し、僕はマスクを取って深呼吸をする。

実はその坂の途中に、地元で大人気の食堂があるのです。

その名も「さかえ食堂」さん。
街中にある訳でもなく、通常はスキー場に向かう目的がないと通らないような、坂道の途中にあります。
立地がいいとは言えない中、根強いファンが多く、いつもお昼は混んでます。
ココの名物がカツカレー¥700
注文すると、ジューっとカツを揚げる音とともに美味しそうな匂いが店内に広がる。

間も無くしてやってきた、見た目だけで美味しいこと確定のルックス。
カツはルーの中に隠れている。

とろみがあるルーで、食べた瞬間「美味い。」とうっかり口に出してしまう。
スパイシーという訳ではないが、甘めの大衆食堂的カレーで本当美味しいですね。
具はジャガイモ、にんじん、玉ねぎ、豚肉が細かく入っている。
野菜の甘味が強いですね。
万人が美味しいと間違いなく言うであろう、ザ・国民的カレー。

カツはルーの中に潜んでいても、サクサク感を残していて、食べ応えがあります。
美味しいカレーを纏ったカツは最高です。

そして、同行の友人が頼んだもやしラーメン¥650も美味しかった。
こちらもカツカレーと並ぶ人気メニュー。
たっぷりと大鰐名物「大鰐温泉もやし」が入っています。
スープは鶏ガラ、豚骨ベースに野菜の甘味も感じる美味しいスープ。
地元「マルシチ」の醤油をタレとして使っているらしく、奥深い味わいのスープが大変美味しいですね。
どこか煮干しも感じるので、魚介も入っているのかな。

麺は縮れ麺で、あっさりスープの美味しさを程よく伝達します。
そして名物、温泉もやしは繊維質で歯応えがあり、とても存在感がありますが、ラーメンの味を邪魔しない。
大変バランスの取れたラーメンですね。
相変わらずとっても美味しい素晴らしい食堂。
カツカレーは僕の中でも上位に入る程の味。
気分良く外に出ると、桜吹雪が舞い散る。
大学時代、博士号を取得したらパリやベルリンの研究機関に送り出される計画があった。
パリやベルリンじゃ桜は観れない。
日本の大衆食堂でこうして、美味しいカツカレーを食べることもできない。
ベルリンは歌だけで充分だ(笑)。
人生の激坂を登り、今は安らぎが欲しい。
僕は青森に一生いたいと思うのだ。
住所 青森県大鰐町虹貝清川113-264
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