青森県むつ市 「塩辛の貝焼き」と「渓流サーモン」の美味しさに衝撃を受ける【武田屋】
アメリカのコーラス・グループ、スタイリスティックス。
ブラック・ミュージックを甘く味付けした、スウィート・ソウルが持ち味のグループ。
彼らの1974年の名曲「You Make Me Feel Brand New」が大好きなのですが、公式動画が無く、Simply Redのカバーの公式動画があったのでこちらを紹介。
たまに大甘なバラードが聴きたくなるんですよね。
(Official videoより)
僕の愛読書「dancyu」

全国的人気を誇る、毎月6日発売のグルメ雑誌である。
「クッキング」「店紹介」「蘊蓄(知識)」を3番柱とし、1990年12月創刊と30年以上もの歴史を持つ。
コロナ前は東京出張に行く際のお店の参考にしたり、難易度の高いプロ向けのレシピがあって、頑張って作ると本当にお店の味になる。
料理人の夢を諦めて、弘前の大学に進学し、不貞腐れていた僕を再び料理の道に戻した(?)、僕にとって恩人であり、師匠のような存在(笑)。
実はその雑誌の昨年11月号に、とある下北半島のお店が取り上げられているのである。

そのお店の名は「武田屋」さん。

むつ市柳町にある、観光客がよく訪れる大人気の居酒屋である。
結構前に一人飲みして来た時のことです。
実は雑誌にこのお店の「かやき」が取り上げられていた。
「かやき」とは貝焼きの事で、陸奥湾沿岸で食べられる貝殻を器にした郷土料理のこと。
ココで食べる「かやき」は絶品。
その前にまずはお酒。
このお店の日本酒のラインナップは素晴らしい。

田酒特別純米酒の小徳利を注文。
やはり田酒、美味すぎるわ。
お米の旨味をしっかり感じながらも穏やかな味わい。
最高の食中酒ですね。
そして、お通しの美味しさに感動する。

南蛮漬けがめちゃくちゃ美味い。
玉ねぎと鯖だけのシンプルな料理なのに、なんでこんなに美味いのだろう。
脂ののった鯖のなんと美味しいこと。

そして、茶碗蒸しもいいですね。
青森らしくない、甘さ控えめの茶碗蒸し。
あっさりしながらも出汁がしっかり効いていて、こちらも美味。
お通しだけで既に感動しそうになる程、細やかな美味さ。
お通しが美味いと、料理を頼むのが楽しくなる。

そして、僕が頼んだのは「塩辛の貝焼き」。
貝殻に塩辛、大根おろしと煮干しを乗せただけのシンプルな料理。

最初はそのままで食べても美味しいのだけど、火を通していくと次第に大根おろしの水分が染み出て、鍋状になる。
熱が加わった塩辛の風味が変わり、食欲を刺激する。
熱が通った塩辛も美味いですね。
そしてこのかやき、次のステージが最大の醍醐味。

大根の水分を蒸発させていくと、どんどん大根と塩辛の旨味が凝縮され、貝殻におこげがつくのである。

おこげをこそぎ取りながら、白飯に乗せるとマジでご飯が止まらない。
おこげの香ばしさと、塩辛の旨味。
大根があるおかげで塩辛のコクがしつこくなく、あっさり食べれるのです。
ご飯瞬殺どころか、お酒も瞬殺。

次は濃厚な偕楽園の梅酒を注文。
とろみがあり、こちらも美味しいお酒ですね。

次に渓流サーモンの刺身を注文。
海峡サーモンがあまりにも有名ですが、この大畑地区の山口養魚場で養殖されている渓流サーモンも絶品。
大畑川支流の高橋川で養殖されているニジマスで、下北半島が育んだ澄んだ水で育てられたサーモンの刺身は、さっぱりながらもしっかりとした旨味があり、本当に最高。

外国産のクドめなサーモンとは違い上品ですね。
仄かな甘味もあり、しっかりとした食感があります。

最後はサービスのきゅうりの漬物で口の中をさっぱりと。
さすがは全国区の雑誌で紹介されるほどのお店。
雑誌の中で、食通ライターもこのお店を絶賛していた。
シンプルな中にも、厳選された食材と確かな腕。
気持ちよく酔っ払って、お店を後にする。
美味しい料理を食べると自分で作ってみたくなる。
塩辛と大根の貝焼き、鯖の南蛮漬け。
でも僕にあんな繊細な味ができるだろうか。
まだまだ僕には料理の修行が必要である(笑)。
住所 青森県むつ市柳町1丁目1-7
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ブラック・ミュージックを甘く味付けした、スウィート・ソウルが持ち味のグループ。
彼らの1974年の名曲「You Make Me Feel Brand New」が大好きなのですが、公式動画が無く、Simply Redのカバーの公式動画があったのでこちらを紹介。
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(Official videoより)
僕の愛読書「dancyu」

全国的人気を誇る、毎月6日発売のグルメ雑誌である。
「クッキング」「店紹介」「蘊蓄(知識)」を3番柱とし、1990年12月創刊と30年以上もの歴史を持つ。
コロナ前は東京出張に行く際のお店の参考にしたり、難易度の高いプロ向けのレシピがあって、頑張って作ると本当にお店の味になる。
料理人の夢を諦めて、弘前の大学に進学し、不貞腐れていた僕を再び料理の道に戻した(?)、僕にとって恩人であり、師匠のような存在(笑)。
実はその雑誌の昨年11月号に、とある下北半島のお店が取り上げられているのである。

そのお店の名は「武田屋」さん。

むつ市柳町にある、観光客がよく訪れる大人気の居酒屋である。
結構前に一人飲みして来た時のことです。
実は雑誌にこのお店の「かやき」が取り上げられていた。
「かやき」とは貝焼きの事で、陸奥湾沿岸で食べられる貝殻を器にした郷土料理のこと。
ココで食べる「かやき」は絶品。
その前にまずはお酒。
このお店の日本酒のラインナップは素晴らしい。

田酒特別純米酒の小徳利を注文。
やはり田酒、美味すぎるわ。
お米の旨味をしっかり感じながらも穏やかな味わい。
最高の食中酒ですね。
そして、お通しの美味しさに感動する。

南蛮漬けがめちゃくちゃ美味い。
玉ねぎと鯖だけのシンプルな料理なのに、なんでこんなに美味いのだろう。
脂ののった鯖のなんと美味しいこと。

そして、茶碗蒸しもいいですね。
青森らしくない、甘さ控えめの茶碗蒸し。
あっさりしながらも出汁がしっかり効いていて、こちらも美味。
お通しだけで既に感動しそうになる程、細やかな美味さ。
お通しが美味いと、料理を頼むのが楽しくなる。

そして、僕が頼んだのは「塩辛の貝焼き」。
貝殻に塩辛、大根おろしと煮干しを乗せただけのシンプルな料理。

最初はそのままで食べても美味しいのだけど、火を通していくと次第に大根おろしの水分が染み出て、鍋状になる。
熱が加わった塩辛の風味が変わり、食欲を刺激する。
熱が通った塩辛も美味いですね。
そしてこのかやき、次のステージが最大の醍醐味。

大根の水分を蒸発させていくと、どんどん大根と塩辛の旨味が凝縮され、貝殻におこげがつくのである。

おこげをこそぎ取りながら、白飯に乗せるとマジでご飯が止まらない。
おこげの香ばしさと、塩辛の旨味。
大根があるおかげで塩辛のコクがしつこくなく、あっさり食べれるのです。
ご飯瞬殺どころか、お酒も瞬殺。

次は濃厚な偕楽園の梅酒を注文。
とろみがあり、こちらも美味しいお酒ですね。

次に渓流サーモンの刺身を注文。
海峡サーモンがあまりにも有名ですが、この大畑地区の山口養魚場で養殖されている渓流サーモンも絶品。
大畑川支流の高橋川で養殖されているニジマスで、下北半島が育んだ澄んだ水で育てられたサーモンの刺身は、さっぱりながらもしっかりとした旨味があり、本当に最高。

外国産のクドめなサーモンとは違い上品ですね。
仄かな甘味もあり、しっかりとした食感があります。

最後はサービスのきゅうりの漬物で口の中をさっぱりと。
さすがは全国区の雑誌で紹介されるほどのお店。
雑誌の中で、食通ライターもこのお店を絶賛していた。
シンプルな中にも、厳選された食材と確かな腕。
気持ちよく酔っ払って、お店を後にする。
美味しい料理を食べると自分で作ってみたくなる。
塩辛と大根の貝焼き、鯖の南蛮漬け。
でも僕にあんな繊細な味ができるだろうか。
まだまだ僕には料理の修行が必要である(笑)。
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