青森県黒石市 ディープな焼き鳥屋さん、山本やきとり店でやきとり弁当をテイクアウト。
最近の音楽に「アメリカーナ」なんてサブジャンルが存在する。
アメリカのルーツ・ミュージックである、フォーク、カントリー、ブルース、リズム・アンド・ブルース、ゴスペルなどをごちゃ混ぜにして、再構築した現代の音楽と定義されている。
ジュリアン・ラージ等、昨今において再び脚光がこのジャンルに集まっていますが、個人的に注目しているのが、フェニックス生まれのアーティスト、コートニー・マリー・アンドリュース。
彼女の「Kindness Of Strangers」という曲を聴いた時、その澄んだ歌声に心を鷲掴みにされた。
ルーツ的な懐かしさを感じながらも、新しさも同居する、最近お気に入りの佳曲です。
(Official videoより)
さて、時に人は自分のルーツを知りたくなる。
十和田市生まれの青森市育ちで、僕のルーツは黒石市と青森市。
母方の祖父母が黒石市出身で、十和田市に移り住んで来たらしい。
父方は元から青森市で、個人商店を営むまでは農家をやっていたらしい。
人間の面白いところって、母方と父方両方の人生を融合させる事にあると思う。
僕は母のようにアクティブだが、父のように口下手で静かだ。
相反する性格が混在し僕がいる。
幼い頃、5歳くらいに叔母に連れられて、母方の本家へ行ったのが僕の最古の黒石市の記憶。
こみせ通りは今よりも長く感じて、まるで大正や明治にタイムスリップしたかのように僕を魅了し、車の窓に張り付くようにその風景を眺めていた。
その時の叔母の怪訝そうな顔を今でも良く憶えている。
本家は漆喰の匂いがし、付け梁のある立派な日本家屋。
井戸があり、蔵には江戸時代の刀と槍があって、その鋭さと鈍い輝きに少したじろいだ。
そんな記憶から30年が経ち、社会人になった僕は車でいつでも黒石市を訪れることができる。
連れて行ってくれた叔母も10年前に亡くなり、その立派な日本家屋も今はないそうだ。



30年を経て、僕は黒石市のこみせ通りを今歩いている。



こみせはあの時より少し短く感じるけれど(笑)、まるでタイムスリップしたような、情緒は今もなお健在である。



そして、温湯温泉の温泉街も相変わらず。

30年経っても変わらない景色がこの黒石にはあるのである。
僕のルーツを辿れど、僕の先祖がたどった記憶は蘇るわけではない。
しかしながら、懐かしさを感じるのは何故なのだろう。
散策をしていたらお腹が空いた。
学生時代、よく弘前市から田舎館村のみならず自転車で黒石市まで行っていた。
俺は何をしていたのだろう(笑)。
その時黒石市出身の同級生が、とあるお店をオススメしていた事を思い出す。

黒石市末広にある、知る人ぞ知る焼き鳥の名店「山本やきとり店」さん。
中郷中学校の近くにある、黒石のディープスポットである。
レトロな外観と店内。
その歳月が織りなす雰囲気がいいお店に来たことを確信させる。
店名はやきとり店ですが、黒石やきそばも評判が良く、ビーフカレーや駄菓子など幅広く、平日は子供達のタマリバとなる地元に愛されているお店。
ココの人気メニューがやきとり弁当¥390

頼むと強火で焼かれる焼き鳥の香ばしい匂いが漂い、待っているだけでも幸せだ。
ご飯に海苔、焼き鳥が3本乗ってこの値段はお得ですね。
豚トロ、ねぎまに、山ちゃんという、お店の名前を冠した皮、玉ねぎ、鶏胸肉からなる焼き鳥が、タレにくるまりご飯の上に乗っている。
タレは意外とあっさりで甘め。
しかしながら食べていくうちにどんどんとハマっていく。
炭火で焼かれた焼き鳥はスモーキーで香ばしく、パリッとした食感がお持ち帰りで冷えても残っている。
とっても美味しいですね。
そして、なんと言ってもやきとり弁当の醍醐味は焼き鳥のタレが染み込んだご飯。
県産つがるロマンを使った米に、あっさり目のタレが程よくかかり、ご飯に手をかけた瞬間箸が止まらない。
とっても美味しいやきとり弁当でした。
ウチのおふくろも幼少期黒石市にいたらしく、黒石市の話を振ると楽しそうに話す。
母がいなければ僕は存在しないし、同時に父がいなければ存在できなかった。
父と母が出会わなければもちろん僕なんて生まれてこなかったし、タイミング次第では僕ではない誰かがこの世界に存在していたかもしれない。
それは時代を遡っても言えるはずで、僕のご先祖の誰かが欠けても僕は居なかった。
そして、黒石市がなければ僕は居なかったのだろう。
ルーツを辿るということは奇跡に遭遇すること。
そして、今を大切に生きなければという一つの教訓だ。
美味しいやきとり弁当を食べながら、僕はそう思うのである。
住所 青森県黒石市末広140-3
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アメリカのルーツ・ミュージックである、フォーク、カントリー、ブルース、リズム・アンド・ブルース、ゴスペルなどをごちゃ混ぜにして、再構築した現代の音楽と定義されている。
ジュリアン・ラージ等、昨今において再び脚光がこのジャンルに集まっていますが、個人的に注目しているのが、フェニックス生まれのアーティスト、コートニー・マリー・アンドリュース。
彼女の「Kindness Of Strangers」という曲を聴いた時、その澄んだ歌声に心を鷲掴みにされた。
ルーツ的な懐かしさを感じながらも、新しさも同居する、最近お気に入りの佳曲です。
(Official videoより)
さて、時に人は自分のルーツを知りたくなる。
十和田市生まれの青森市育ちで、僕のルーツは黒石市と青森市。
母方の祖父母が黒石市出身で、十和田市に移り住んで来たらしい。
父方は元から青森市で、個人商店を営むまでは農家をやっていたらしい。
人間の面白いところって、母方と父方両方の人生を融合させる事にあると思う。
僕は母のようにアクティブだが、父のように口下手で静かだ。
相反する性格が混在し僕がいる。
幼い頃、5歳くらいに叔母に連れられて、母方の本家へ行ったのが僕の最古の黒石市の記憶。
こみせ通りは今よりも長く感じて、まるで大正や明治にタイムスリップしたかのように僕を魅了し、車の窓に張り付くようにその風景を眺めていた。
その時の叔母の怪訝そうな顔を今でも良く憶えている。
本家は漆喰の匂いがし、付け梁のある立派な日本家屋。
井戸があり、蔵には江戸時代の刀と槍があって、その鋭さと鈍い輝きに少したじろいだ。
そんな記憶から30年が経ち、社会人になった僕は車でいつでも黒石市を訪れることができる。
連れて行ってくれた叔母も10年前に亡くなり、その立派な日本家屋も今はないそうだ。



30年を経て、僕は黒石市のこみせ通りを今歩いている。



こみせはあの時より少し短く感じるけれど(笑)、まるでタイムスリップしたような、情緒は今もなお健在である。



そして、温湯温泉の温泉街も相変わらず。

30年経っても変わらない景色がこの黒石にはあるのである。
僕のルーツを辿れど、僕の先祖がたどった記憶は蘇るわけではない。
しかしながら、懐かしさを感じるのは何故なのだろう。
散策をしていたらお腹が空いた。
学生時代、よく弘前市から田舎館村のみならず自転車で黒石市まで行っていた。
俺は何をしていたのだろう(笑)。
その時黒石市出身の同級生が、とあるお店をオススメしていた事を思い出す。

黒石市末広にある、知る人ぞ知る焼き鳥の名店「山本やきとり店」さん。
中郷中学校の近くにある、黒石のディープスポットである。
レトロな外観と店内。
その歳月が織りなす雰囲気がいいお店に来たことを確信させる。
店名はやきとり店ですが、黒石やきそばも評判が良く、ビーフカレーや駄菓子など幅広く、平日は子供達のタマリバとなる地元に愛されているお店。
ココの人気メニューがやきとり弁当¥390

頼むと強火で焼かれる焼き鳥の香ばしい匂いが漂い、待っているだけでも幸せだ。
ご飯に海苔、焼き鳥が3本乗ってこの値段はお得ですね。
豚トロ、ねぎまに、山ちゃんという、お店の名前を冠した皮、玉ねぎ、鶏胸肉からなる焼き鳥が、タレにくるまりご飯の上に乗っている。
タレは意外とあっさりで甘め。
しかしながら食べていくうちにどんどんとハマっていく。
炭火で焼かれた焼き鳥はスモーキーで香ばしく、パリッとした食感がお持ち帰りで冷えても残っている。
とっても美味しいですね。
そして、なんと言ってもやきとり弁当の醍醐味は焼き鳥のタレが染み込んだご飯。
県産つがるロマンを使った米に、あっさり目のタレが程よくかかり、ご飯に手をかけた瞬間箸が止まらない。
とっても美味しいやきとり弁当でした。
ウチのおふくろも幼少期黒石市にいたらしく、黒石市の話を振ると楽しそうに話す。
母がいなければ僕は存在しないし、同時に父がいなければ存在できなかった。
父と母が出会わなければもちろん僕なんて生まれてこなかったし、タイミング次第では僕ではない誰かがこの世界に存在していたかもしれない。
それは時代を遡っても言えるはずで、僕のご先祖の誰かが欠けても僕は居なかった。
そして、黒石市がなければ僕は居なかったのだろう。
ルーツを辿るということは奇跡に遭遇すること。
そして、今を大切に生きなければという一つの教訓だ。
美味しいやきとり弁当を食べながら、僕はそう思うのである。
住所 青森県黒石市末広140-3
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