青森県風間浦村 ばんやめしで絶品の風間浦アンコウをたらふく食べる。
埼玉県坂戸市出身のバンド、キリンジ。
1996年に兄の堀込高樹と弟の堀込泰行の2人で結成。
2013年に弟の泰行が脱退し、新たに5人のメンバーを加えて活動し定評を得るも2020年1月でバンド活動終了。
ポップながら一癖あるサウンドと、独特な詞世界に定評のある、知る人ぞ知るバンドです。
2人構成の頃は弟の泰行が主に作詞作曲を行い、2000年の曲「エイリアンズ」は今もなお、色んなアーティストにカバーされている名曲です。
(Official videoより)
函館時代、レストランでバイトしていた時にあだ名で「エイリアン」と言われていた奴がいた。
今考えるとホントにひどいあだ名なのだが、函館で採れる魚「ごっこ」の様な、愛嬌のある外見をした奴だった。
温厚な性格でおっとりしている彼はいじられキャラで、人間的に未熟だった僕は正直少し下に見ていた。
俺の方が器用だし、その時期だけ何故か少し女の子にモテていたので、かなり調子に乗っていた頃だ(笑)。
でもある時、たまたま寄った札幌のライブで、まるでジェフ・ポーカロのごとく「ハーフタイム・シャッフル」を軽快にスティックで刻む、ドラマーとしての彼の姿を見た瞬間、彼は僕にとってヒーローになった。
話せばすごくいい奴で、そこから彼の色んないいところが見え始め、僕は改心する。
さて時は変わり、気がつけば下北半島10年目を迎えた僕。
下北半島での暮らしの中で、自分の中で最も驚くべき変化は魚が大好きになった事。
以前はあまり魚を食べない人間で、おふくろにしょっちゅう嗜められていたのだが、下北半島の魚が美味しいのか、気がつけば魚中心の食生活を送っている。
この時期は高級魚「アンコウ」が美味しい時期。


下北半島風間浦村では毎年60トンほどのアンコウが水揚げされ、東日本で最大のアンコウ漁獲量を誇る青森県の中でも2番目の水揚げ量を誇ります。
漁場条件の良さと、高い処理技術があることから地域ブランドとして、アンコウとしては初めての地域団体商標に登録されているのだとか。

そんな有名な風間浦アンコウを、風間浦村内ではいくつかのお店で提供しており、今回は蛇浦地区にある人気店「ばんやめし」へ行ってきました。

僕が頼んだのは、「風間浦あんこう鍋定食」¥1650
少し値段が高いと思いきや、アンコウの共和え、アンコウの唐揚げ、アンコウ鍋にイカの塩辛、ご飯、お新香、小鉢がついてくる大変お得なセットになっています。

アンコウ鍋はアンコウの身がぎっしり。

なんかでっかい鶏肉があるなと思ったら、なんと巨大なあん肝でした。
こんな巨大なあん肝見た事ねえ(笑)。

贅沢にもご飯にオンザライスしてみる。
ご飯とともにかき込むと、海のフォアグラと言われるだけあって、濃厚なとろける旨さに悶絶する。
鍋には他にもプルプルの皮や、白身があって、野菜少なめのほとんどがアンコウで構成される贅沢鍋。
醤油ベースのスープはアンコウの旨味がしっかり溶け込みスープだけでもご飯を消化出来る。
ご飯がいくつあっても足りないと思っていたら、そういえば他の料理もあった事をすっかり忘れる(笑)。

アンコウの共和えもボリュームたっぷりで、味噌でしっかり味が締まった、白身と皮の弾力と、肝の濃厚な旨味のコントラストが素晴らしい。

またご飯が進んで、食べるペースを間違える。
ご飯はもう、いくばくも残っていない。


アンコウの唐揚げもカリッとした衣を破るとホクホクした淡白な白身の旨みが広がる。

そして、何気にイカの塩辛も絶品である。
イカスミを使った真っ黒な塩辛はリンゴの様なまろやかな甘味もあって、中々に美味しい。
屈強なごはん泥棒で構成される、絶品のアンコウの定食。
津軽にいた僕にとって、アンコウは高級で手が届かないものだと思っていたけれど、こうして下北半島に移住し、お手軽な値段でこうしてたらふく食べることができる。
帰りの車の中で、アンコウの写真を見てみたらやっぱり外観は「エイリアン」。
ナマコ同様、最初に食べた人間を尊敬する(笑)。
しかしながら、アンコウはこんなにも美味しい。
まさに風間浦村のヒーロー。
物事は一つの側面だけで判断してはいけない。
僕のように冴えない人間も、ところ変わればヒーローになれる。
かつての「エイリアン」と呼ばれていた友人は今もドラムを叩いているのだろうか。
僕は彼の連絡先を知らないし、二度と会うことも無いだろうけど、下北半島の片隅で、ふと彼の幸せを祈っている。
住所 青森県下北郡風間浦村大字蛇浦字石積12-13
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1996年に兄の堀込高樹と弟の堀込泰行の2人で結成。
2013年に弟の泰行が脱退し、新たに5人のメンバーを加えて活動し定評を得るも2020年1月でバンド活動終了。
ポップながら一癖あるサウンドと、独特な詞世界に定評のある、知る人ぞ知るバンドです。
2人構成の頃は弟の泰行が主に作詞作曲を行い、2000年の曲「エイリアンズ」は今もなお、色んなアーティストにカバーされている名曲です。
(Official videoより)
函館時代、レストランでバイトしていた時にあだ名で「エイリアン」と言われていた奴がいた。
今考えるとホントにひどいあだ名なのだが、函館で採れる魚「ごっこ」の様な、愛嬌のある外見をした奴だった。
温厚な性格でおっとりしている彼はいじられキャラで、人間的に未熟だった僕は正直少し下に見ていた。
俺の方が器用だし、その時期だけ何故か少し女の子にモテていたので、かなり調子に乗っていた頃だ(笑)。
でもある時、たまたま寄った札幌のライブで、まるでジェフ・ポーカロのごとく「ハーフタイム・シャッフル」を軽快にスティックで刻む、ドラマーとしての彼の姿を見た瞬間、彼は僕にとってヒーローになった。
話せばすごくいい奴で、そこから彼の色んないいところが見え始め、僕は改心する。
さて時は変わり、気がつけば下北半島10年目を迎えた僕。
下北半島での暮らしの中で、自分の中で最も驚くべき変化は魚が大好きになった事。
以前はあまり魚を食べない人間で、おふくろにしょっちゅう嗜められていたのだが、下北半島の魚が美味しいのか、気がつけば魚中心の食生活を送っている。
この時期は高級魚「アンコウ」が美味しい時期。


下北半島風間浦村では毎年60トンほどのアンコウが水揚げされ、東日本で最大のアンコウ漁獲量を誇る青森県の中でも2番目の水揚げ量を誇ります。
漁場条件の良さと、高い処理技術があることから地域ブランドとして、アンコウとしては初めての地域団体商標に登録されているのだとか。

そんな有名な風間浦アンコウを、風間浦村内ではいくつかのお店で提供しており、今回は蛇浦地区にある人気店「ばんやめし」へ行ってきました。

僕が頼んだのは、「風間浦あんこう鍋定食」¥1650
少し値段が高いと思いきや、アンコウの共和え、アンコウの唐揚げ、アンコウ鍋にイカの塩辛、ご飯、お新香、小鉢がついてくる大変お得なセットになっています。

アンコウ鍋はアンコウの身がぎっしり。

なんかでっかい鶏肉があるなと思ったら、なんと巨大なあん肝でした。
こんな巨大なあん肝見た事ねえ(笑)。

贅沢にもご飯にオンザライスしてみる。
ご飯とともにかき込むと、海のフォアグラと言われるだけあって、濃厚なとろける旨さに悶絶する。
鍋には他にもプルプルの皮や、白身があって、野菜少なめのほとんどがアンコウで構成される贅沢鍋。
醤油ベースのスープはアンコウの旨味がしっかり溶け込みスープだけでもご飯を消化出来る。
ご飯がいくつあっても足りないと思っていたら、そういえば他の料理もあった事をすっかり忘れる(笑)。

アンコウの共和えもボリュームたっぷりで、味噌でしっかり味が締まった、白身と皮の弾力と、肝の濃厚な旨味のコントラストが素晴らしい。

またご飯が進んで、食べるペースを間違える。
ご飯はもう、いくばくも残っていない。


アンコウの唐揚げもカリッとした衣を破るとホクホクした淡白な白身の旨みが広がる。

そして、何気にイカの塩辛も絶品である。
イカスミを使った真っ黒な塩辛はリンゴの様なまろやかな甘味もあって、中々に美味しい。
屈強なごはん泥棒で構成される、絶品のアンコウの定食。
津軽にいた僕にとって、アンコウは高級で手が届かないものだと思っていたけれど、こうして下北半島に移住し、お手軽な値段でこうしてたらふく食べることができる。
帰りの車の中で、アンコウの写真を見てみたらやっぱり外観は「エイリアン」。
ナマコ同様、最初に食べた人間を尊敬する(笑)。
しかしながら、アンコウはこんなにも美味しい。
まさに風間浦村のヒーロー。
物事は一つの側面だけで判断してはいけない。
僕のように冴えない人間も、ところ変わればヒーローになれる。
かつての「エイリアン」と呼ばれていた友人は今もドラムを叩いているのだろうか。
僕は彼の連絡先を知らないし、二度と会うことも無いだろうけど、下北半島の片隅で、ふと彼の幸せを祈っている。
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