青森県青森市 明治35年創業の老舗、入〆(いりしめ)のラーメンとカレーはホッとする美味しさ。
アメリカが生んだ偉大なジャズ・ピアニスト、歌手であった、ナット・キング・コール。
1965年に、45歳の若さで肺がんで亡くなってしまうのですが、生前最後のヒット曲が「L-O-V-E」。
今やジャズのスタンダードとなっているこの曲。
実は彼が日本語で歌ったバージョンもあるのですが、公式のものではないので、某動画サイトで探してみてください(笑)。
めっちゃ日本語上手いです。
ナット・キング・コール自体の公式動画がなく、グラミー賞歌手であるグレゴリー・ポーターのバージョンを今回紹介します。
(Official videoより)
その当時に生まれていた訳ではないのに、昔のものを見ると懐かしいと思ってしまうのは何故だろう。
テレビや映画の刷り込みだろうか、それとも遺伝子の記憶だろうか。
はたまた前世の記憶か。
小学生のころ、青森市の祖父の書斎には、青森の郷土史の本が沢山置いてあって、それを読むのが好きだった。
かつての青函連絡船の写真、新町通りの写真等、戦前戦後の写真を見ながら、歴史を辿るのが学校帰りの僕の日課。
自分の通学路にかつて映画館があったのだなとか、散歩をしながら青森市の過去に思いを馳せる。
祖父が亡くなったら本が全て勝手に処分されたのだけど、今でも郷土史の本が書店に陳列されているのを見ると、ついつい気になって買ってしまう。



さて、話は現代に戻り、週末青森市の実家に帰ってきた僕は、いつも日課の散歩をする。


かつて活気があった堤町や莨町も面影はない。



歩いていたらちょうどお昼時で、ご飯を食べに青柳地区へ。
明治35年(1902年)、今から119年前と聞くとあまりピンと来ないと思いますが、大隈重信が創立した東京専門学校が「早稲田大学」に改称された年、八甲田雪中行軍遭難事件があった年に創業し、今もなお続いている、青森市屈指の老舗がこの青柳地区にあることをご存知でしょうか。

その名も「入〆(いりしめ)」と言うお店。
初代の創業者の父が何と島根県出身。
北海道へ渡って一旗あげる予定がうまく行かず青森へ移り、そして創業者である息子がこの青森市にお店を構えたのが前身。
「入〆」と言う名前はかつて港町にあった遊郭から譲り受けたものらしい。
今は4代目が切り盛りしています。
昔ながらの老舗蕎麦屋なのですが、ラーメンとカレーも人気。
ラーメンは昭和15年から始め、青森市内で一番最初にラーメンを提供した店とも言われています。

僕が小さい頃から食べていたお気に入りが、小ラーメンと小カレーが付く、カレーセット¥880
人気メニューが両方食べれるお得なセットになっています。

小ラーメンは煮干しと昆布ベースのあっさりスープ。
鶏ガラ、豚骨の動物系と野菜の旨味も感じるかな。
最近の塩分強めのキリッとしたスープとは違って、じんわりとくる優しい味が癒されます。
あっさりしてますが、旨味もしっかりしていて、大変バランスが良いですね。

麺は細縮れ麺で、スープとの相性抜群。
とっても美味しいです。

小カレーはお蕎麦屋さんのカレーで、そばの出汁を使っているのでしょうか、和風な奥深い味です。

ルーはサラサラですが、しっかりコクもあり、何度もその余韻を確かめる。
甘めかなと思ったらしっかり辛さもあって、とても美味しかったです。
青森市の中華そばの源流となるラーメンを食べて、レトロなお蕎麦屋さんのカレーを食べる。
明治、大正を体験していないどころか、物心ついた時には昭和が終わっていた僕ですが、それでも食べていて懐かしいと思うのは何故なのだろう。
人の記憶は遺伝しないとは言うけれど、遠い過去に安らぎを感じるのは何故なのだろう。
そんな懐かしさの根源を解明するため、僕はまた郷土史の本を紐解くのである。
住所 青森県青森市青柳1-12-22
営業時間 [平日] 11:00~14:10(L.O)
[土・日・祝] 11:00~15:00(L.O)
定休日 火曜日
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1965年に、45歳の若さで肺がんで亡くなってしまうのですが、生前最後のヒット曲が「L-O-V-E」。
今やジャズのスタンダードとなっているこの曲。
実は彼が日本語で歌ったバージョンもあるのですが、公式のものではないので、某動画サイトで探してみてください(笑)。
めっちゃ日本語上手いです。
ナット・キング・コール自体の公式動画がなく、グラミー賞歌手であるグレゴリー・ポーターのバージョンを今回紹介します。
(Official videoより)
その当時に生まれていた訳ではないのに、昔のものを見ると懐かしいと思ってしまうのは何故だろう。
テレビや映画の刷り込みだろうか、それとも遺伝子の記憶だろうか。
はたまた前世の記憶か。
小学生のころ、青森市の祖父の書斎には、青森の郷土史の本が沢山置いてあって、それを読むのが好きだった。
かつての青函連絡船の写真、新町通りの写真等、戦前戦後の写真を見ながら、歴史を辿るのが学校帰りの僕の日課。
自分の通学路にかつて映画館があったのだなとか、散歩をしながら青森市の過去に思いを馳せる。
祖父が亡くなったら本が全て勝手に処分されたのだけど、今でも郷土史の本が書店に陳列されているのを見ると、ついつい気になって買ってしまう。



さて、話は現代に戻り、週末青森市の実家に帰ってきた僕は、いつも日課の散歩をする。


かつて活気があった堤町や莨町も面影はない。



歩いていたらちょうどお昼時で、ご飯を食べに青柳地区へ。
明治35年(1902年)、今から119年前と聞くとあまりピンと来ないと思いますが、大隈重信が創立した東京専門学校が「早稲田大学」に改称された年、八甲田雪中行軍遭難事件があった年に創業し、今もなお続いている、青森市屈指の老舗がこの青柳地区にあることをご存知でしょうか。

その名も「入〆(いりしめ)」と言うお店。
初代の創業者の父が何と島根県出身。
北海道へ渡って一旗あげる予定がうまく行かず青森へ移り、そして創業者である息子がこの青森市にお店を構えたのが前身。
「入〆」と言う名前はかつて港町にあった遊郭から譲り受けたものらしい。
今は4代目が切り盛りしています。
昔ながらの老舗蕎麦屋なのですが、ラーメンとカレーも人気。
ラーメンは昭和15年から始め、青森市内で一番最初にラーメンを提供した店とも言われています。

僕が小さい頃から食べていたお気に入りが、小ラーメンと小カレーが付く、カレーセット¥880
人気メニューが両方食べれるお得なセットになっています。

小ラーメンは煮干しと昆布ベースのあっさりスープ。
鶏ガラ、豚骨の動物系と野菜の旨味も感じるかな。
最近の塩分強めのキリッとしたスープとは違って、じんわりとくる優しい味が癒されます。
あっさりしてますが、旨味もしっかりしていて、大変バランスが良いですね。

麺は細縮れ麺で、スープとの相性抜群。
とっても美味しいです。

小カレーはお蕎麦屋さんのカレーで、そばの出汁を使っているのでしょうか、和風な奥深い味です。

ルーはサラサラですが、しっかりコクもあり、何度もその余韻を確かめる。
甘めかなと思ったらしっかり辛さもあって、とても美味しかったです。
青森市の中華そばの源流となるラーメンを食べて、レトロなお蕎麦屋さんのカレーを食べる。
明治、大正を体験していないどころか、物心ついた時には昭和が終わっていた僕ですが、それでも食べていて懐かしいと思うのは何故なのだろう。
人の記憶は遺伝しないとは言うけれど、遠い過去に安らぎを感じるのは何故なのだろう。
そんな懐かしさの根源を解明するため、僕はまた郷土史の本を紐解くのである。
住所 青森県青森市青柳1-12-22
営業時間 [平日] 11:00~14:10(L.O)
[土・日・祝] 11:00~15:00(L.O)
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