青森県佐井村 冬でも行列ができるラーメン屋、ハナマルラーメンはカツ丼も最高でした。
京都府出身のロックバンド、くるり。
立命館大学の音楽サークル「ロックコミューン」に所属していた岸田繁、佐藤征史、森信行の3人がバンド初期のメンツで、今は岸田繁、佐藤征史、ファンファンの3人に。
結構、メンバーの入れ替わりが早いですが、音楽性もアルバムによってガラリと変わっていて、それでも後のロックバンドに多大な影響を与え、ファンがついて来るのはひとえに岸田氏が天才だから。
僕が好きなのは人気曲の一つ「ばらの花」。
エレピの音が心地よいのですが、東進ハイスクールのCMのピアノのメロディがよく似ていて、TVCMを観ると何故か笑ってしまう(笑)。
(Official videoより)
冬の下北半島は人気もなく、どこか寂しげだ。
むつ市から北へ1時間半ほど移動すると、青森県佐井村へ。
人口1920人の、元青森市民の僕からすると車で3時間半かかる青森県でも最も遠い自治体の一つ。
それがむしろ魅力なのか、ついつい僕は何度も来てしまうのだ。

その日の前日が飲み会で、飲み過ぎ&食べ過ぎたため、僕の胃袋は立錐の余地もなく、少し運動しなければいけないなと思い立ち、佐井村の街を闊歩する。


歩いても歩いても人が現れない、まるで異世界に迷い込んだかのような静けさで少し不安になる。
フラフラしていると、おばあさんに出会い、こんにちわと挨拶を交わし安堵する。

街中を歩くと、県重宝「旧三上家住宅」があります。

代々医家である佐井村三上家の家で、赤十字の心に生きた医師、三上剛太郎の生家。

1905年の日露戦争時に、満州(現中国北東部)へ軍医として従軍した際、包帯所がロシアのコサック騎兵に包囲される。
剛太郎がその時、手元にあった三角巾2枚を縫い合わせ、赤十字旗を作り掲げたところ、騎兵が立ち去り、数十名の負傷兵の生命が救われた。
そのエピソードが、1963年にスイス、ジュネーブで開催された赤十字100周年記念国際博覧会において、負傷兵を救った名誉ある「手縫いの赤十字旗」として世界に紹介されました。
そんな、佐井村が生んだ英雄の生家を見ながらフラフラしていたらようやく俺のお腹も鳴り始める。

佐井郵便局の隣にある、本格中華の名店「南華飯店」の暖簾がかかっていて、どっちに行くか迷ったのですが、今回は津軽海峡文化館アルサスへと向かう。
冬は売店や定期船・観光船も閉鎖していて、1Fは照明も暗くて静かさが漂う。
しかし、さすがはコロナ感染者未だゼロの我が下北半島。


ゆるキャラや、ブロンズ像ですら感染症対策バッチリ(笑)。
そして、2Fから聞こえる賑やかな喧騒に誘われ、僕は階段を昇った。

この青森県内で最も遠い自治体とも言われる、佐井村においてなんと、行列のできるラーメン屋さんがこのハナマルラーメンさん。
夏だろうが冬だろうが、この1920人くらいの人口のこの村に、青森市の人気店でもなかなか起こらない、行列という現象が起きるのである。
検温機と消毒液と感染症対策はバッチリで、待っている人は密にならないよう、隣の喫茶店の席に座らせて待ってもらう。

そして、ココのラーメンは下北半島には中々ない、濃厚ラーメンが有名。
以前ライターとして、この美味しいラーメンを紹介した事がありました。

しかし、今回佐井村の知り合いの情報で、カツ丼もすごく美味しいとの情報をいただき、「こだわりポークのカツ丼」¥800を注文。
お味噌汁付きでどんぶりがやって来る。

蓋を開けると湯気と共に、卵と割り下の甘い香りが僕の鼻腔と空きっ腹を刺激する。

コレが美味しくないはずがない。
食べてみると自信が確信に変わる。
箸でカツをつまみ、矢継ぎ早に口に放り込むと、カツはしっとりしていて、プルプル、トロトロ卵がまとわりつき、甘めの味付けがたまらない。

コレは美味しい。
割り下のツユも最高に美味しいですね。
この美味しいツユがご飯の底まで浸透し、最後のご飯まで美味しく食べられる。
ずっとラーメンばかり頼んでいたけれど、コレからはラーメンかカツ丼か判断に迷ってしまうかも知れない。
もし僕が青森市に住んでいたら片道3時間半かかる道程で、ラーメンの有名店でカツ丼を頼む余裕なんて絶対になかった(笑)。
むつ市からも1時間半かかるけれど、ラーメンばかり頼んでいて、ようやくカツ丼を頼む余裕ができた。
下北半島に住む優越感、すごくちっちゃな事ですが(笑)、誇らしく思えるのです(笑)。
住所 青森県下北郡佐井村大佐井112 津軽海峡文化館アルサス 2階
営業時間 11:00~14:00
定休日 不定休
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立命館大学の音楽サークル「ロックコミューン」に所属していた岸田繁、佐藤征史、森信行の3人がバンド初期のメンツで、今は岸田繁、佐藤征史、ファンファンの3人に。
結構、メンバーの入れ替わりが早いですが、音楽性もアルバムによってガラリと変わっていて、それでも後のロックバンドに多大な影響を与え、ファンがついて来るのはひとえに岸田氏が天才だから。
僕が好きなのは人気曲の一つ「ばらの花」。
エレピの音が心地よいのですが、東進ハイスクールのCMのピアノのメロディがよく似ていて、TVCMを観ると何故か笑ってしまう(笑)。
(Official videoより)
冬の下北半島は人気もなく、どこか寂しげだ。
むつ市から北へ1時間半ほど移動すると、青森県佐井村へ。
人口1920人の、元青森市民の僕からすると車で3時間半かかる青森県でも最も遠い自治体の一つ。
それがむしろ魅力なのか、ついつい僕は何度も来てしまうのだ。

その日の前日が飲み会で、飲み過ぎ&食べ過ぎたため、僕の胃袋は立錐の余地もなく、少し運動しなければいけないなと思い立ち、佐井村の街を闊歩する。


歩いても歩いても人が現れない、まるで異世界に迷い込んだかのような静けさで少し不安になる。
フラフラしていると、おばあさんに出会い、こんにちわと挨拶を交わし安堵する。

街中を歩くと、県重宝「旧三上家住宅」があります。

代々医家である佐井村三上家の家で、赤十字の心に生きた医師、三上剛太郎の生家。

1905年の日露戦争時に、満州(現中国北東部)へ軍医として従軍した際、包帯所がロシアのコサック騎兵に包囲される。
剛太郎がその時、手元にあった三角巾2枚を縫い合わせ、赤十字旗を作り掲げたところ、騎兵が立ち去り、数十名の負傷兵の生命が救われた。
そのエピソードが、1963年にスイス、ジュネーブで開催された赤十字100周年記念国際博覧会において、負傷兵を救った名誉ある「手縫いの赤十字旗」として世界に紹介されました。
そんな、佐井村が生んだ英雄の生家を見ながらフラフラしていたらようやく俺のお腹も鳴り始める。

佐井郵便局の隣にある、本格中華の名店「南華飯店」の暖簾がかかっていて、どっちに行くか迷ったのですが、今回は津軽海峡文化館アルサスへと向かう。
冬は売店や定期船・観光船も閉鎖していて、1Fは照明も暗くて静かさが漂う。
しかし、さすがはコロナ感染者未だゼロの我が下北半島。


ゆるキャラや、ブロンズ像ですら感染症対策バッチリ(笑)。
そして、2Fから聞こえる賑やかな喧騒に誘われ、僕は階段を昇った。

この青森県内で最も遠い自治体とも言われる、佐井村においてなんと、行列のできるラーメン屋さんがこのハナマルラーメンさん。
夏だろうが冬だろうが、この1920人くらいの人口のこの村に、青森市の人気店でもなかなか起こらない、行列という現象が起きるのである。
検温機と消毒液と感染症対策はバッチリで、待っている人は密にならないよう、隣の喫茶店の席に座らせて待ってもらう。

そして、ココのラーメンは下北半島には中々ない、濃厚ラーメンが有名。
以前ライターとして、この美味しいラーメンを紹介した事がありました。

しかし、今回佐井村の知り合いの情報で、カツ丼もすごく美味しいとの情報をいただき、「こだわりポークのカツ丼」¥800を注文。
お味噌汁付きでどんぶりがやって来る。

蓋を開けると湯気と共に、卵と割り下の甘い香りが僕の鼻腔と空きっ腹を刺激する。

コレが美味しくないはずがない。
食べてみると自信が確信に変わる。
箸でカツをつまみ、矢継ぎ早に口に放り込むと、カツはしっとりしていて、プルプル、トロトロ卵がまとわりつき、甘めの味付けがたまらない。

コレは美味しい。
割り下のツユも最高に美味しいですね。
この美味しいツユがご飯の底まで浸透し、最後のご飯まで美味しく食べられる。
ずっとラーメンばかり頼んでいたけれど、コレからはラーメンかカツ丼か判断に迷ってしまうかも知れない。
もし僕が青森市に住んでいたら片道3時間半かかる道程で、ラーメンの有名店でカツ丼を頼む余裕なんて絶対になかった(笑)。
むつ市からも1時間半かかるけれど、ラーメンばかり頼んでいて、ようやくカツ丼を頼む余裕ができた。
下北半島に住む優越感、すごくちっちゃな事ですが(笑)、誇らしく思えるのです(笑)。
住所 青森県下北郡佐井村大佐井112 津軽海峡文化館アルサス 2階
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