青森県青森市 青森県立美術館にて阿部合成展と小鹿の焼きそば。
1970年代後半から1980年代にかけて世界的ヒットを放ったAORを代表するシンガー、Boz Scaggs
え?気がつけばもう76歳!?
僕が小さい頃はおじさんだったアーティストも、今ではおじいさんとして、着実に歳を取るようです。
日本でも大変人気があって、1988年のアルバム「Other Road」は日本のオリコン洋楽チャートで3週連続1位を記録した程。
僕が好きなのは、アルバムに収録されている「Heart of Mine」。
もろAORど真ん中の甘い曲で、本当はブルース大好きおじさんなんですがね(笑)。
(Official videoより)
小学校の頃、職員室近くにあったカラスの絵。
少し薄気味悪いなってずっと思っていた。
クラスの同級生が、自由研究だか文集だかに、その絵のことを取り上げたら、地方の新聞に取り上げられ、どうやら有名な画家であった事を知る。
その名も「阿部合成」。
どうやら僕と同じ小学校出身だったらしい。
僕が当時通った小学校は青森市の街中にあって、寺山修司、沢田教一とも実は同窓生であった。
阿部合成(1910–1972)は青森県南津軽郡浪岡村(現在ら青森市浪岡)出身の、昭和に活躍した洋画家である。
1938年の「見送る人々」が大変有名で、若くして才能を認められましたが、時流にそぐわないと排斥されたり、反戦の画家と言われ画壇から孤立しながらも独自の画境を追求し、「苦悩の画家」「修羅の画家」とも言われた大変有名な方。
作品によっては、よくカラスなど動物をモチーフに描いている事もあって、同窓生として僕の小学校にはその絵が常に飾られていた。


ちょうど、青森県立美術館にて2020年11月28日(土)-2021年1月31日(日)まで、「生誕110周年記念 阿部合成展 修羅をこえて~「愛」の画家」が開催されていたため、友人と行ってきました。
この企画展は写真撮影、SNS掲載OK(動画、フラッシュ、三脚禁止)。


敗戦後シベリアで2年間抑留生活した過酷な出来事が、のちの作品にも影を落とし、その後メキシコに渡ってからは、宗教色が強くなり、髑髏などが多く描かれている作品が多くみられます。


小学校の頃から、おどろおどろしい、怖い絵を描く画家だと勝手に思っていたけれど、ピエロや曲芸などのサーカスの絵、闘牛や公園の風船売りの絵など、躍動感がある楽しい絵も数多くあって、インパクトのある作風ながらも、彼の人間味にも触れる事もでき、大変素晴らしい回顧展でした。
皆さんも是非。

ちょうど、僕の小学校に飾ってあった、カラスの絵も展示されていて、20年以上ぶりに見ることができました。
あの時無性に怖かった絵も、不思議と今は怖くなく、カラスの表情も柔和に見え、懐かしさが僕の心を支配した。
ついでに常設展も観て、写真撮影OKのあおもり犬もパシャリと撮ってみる。
ちょうどお腹が減って、僕らは前から気になっていた、焼きそば屋さんへと向かう。

その名も「小鹿焼きそば店」。
小学校の頃、運動公園で行われた大会で、知り合った金沢小学校のヤツが自慢げにココの焼きそばを絶賛していたのを思い出した。
県立美術館から金沢小学校通りへ向かい、甲田中学校の手前で左に曲がった住宅街の中にあります。
暖簾がないと普通の民家の様で、なかなか探し出すのが困難な老舗の焼きそば屋さん。
たまに生徒さんが中学校から抜け出して食べに来るという噂のある、地元に人気の名店です(笑)。
メニューは焼きそばと焼きうどんの2種類。
夏はかき氷、冬はおでんもやっているらしい。
僕らが頼んだのは焼きそばの(中)¥350
鉄板のジュジューという音とともに、香ばしいソースの香りが店内に漂い、食欲を刺激する。

そして程なくしてボリュームたっぷりの焼きそばがやって来た。
焼きそばって、本当リーズナブルですよねー
結構なボリームでこの値段は安い。

麺は中太ストレートで、ラードで少しテカっていますが、すこし酸味の効いたソースにより、意外とさっぱりとした味わいで大変に美味しい。

麺はモチモチと存在感があり、しかしながら喉越しよくスルスルと食べられます。
なんとまあ、飽きの来ない焼きそばですね。
しばらくしてまた食べたくなる、そんな焼きそばだと思います。
そして、冬限定のおでんも注文。

「お得な一皿」というセット¥400を注文。
豆腐が切れてしまったため、代わりに大根を増量。
おでんには赤味噌ダレがかかっていて、具はしっかり味が染みている。
大根が柔らかく箸で簡単に解れていく。
おでんも美味しいですね。
阿部合成に小鹿焼きそば店、もう僕にとってはふた昔も前の遠い思い出。
昔の文集を取り出しても、俺こんな文章書いてたっけ?って思うくらい遠い過去。
あの頃の少年達も、今ではもういい歳だ。
とっくに母になり、父になっているかもしれない。
同級生の顔の半分も覚えていないし、小鹿の焼きそばを絶賛していたヤツの事もしばらく忘れていた。
でも時々ひょんなきっかけで思い出す記憶の断片。
そんな朧げな記憶の積み重ねで、僕自身ができているのだ。
●小鹿焼きそば店
住所 青森県青森市金沢4-16-41
営業時間 8:00~20:00
定休日 不定休
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え?気がつけばもう76歳!?
僕が小さい頃はおじさんだったアーティストも、今ではおじいさんとして、着実に歳を取るようです。
日本でも大変人気があって、1988年のアルバム「Other Road」は日本のオリコン洋楽チャートで3週連続1位を記録した程。
僕が好きなのは、アルバムに収録されている「Heart of Mine」。
もろAORど真ん中の甘い曲で、本当はブルース大好きおじさんなんですがね(笑)。
(Official videoより)
小学校の頃、職員室近くにあったカラスの絵。
少し薄気味悪いなってずっと思っていた。
クラスの同級生が、自由研究だか文集だかに、その絵のことを取り上げたら、地方の新聞に取り上げられ、どうやら有名な画家であった事を知る。
その名も「阿部合成」。
どうやら僕と同じ小学校出身だったらしい。
僕が当時通った小学校は青森市の街中にあって、寺山修司、沢田教一とも実は同窓生であった。
阿部合成(1910–1972)は青森県南津軽郡浪岡村(現在ら青森市浪岡)出身の、昭和に活躍した洋画家である。
1938年の「見送る人々」が大変有名で、若くして才能を認められましたが、時流にそぐわないと排斥されたり、反戦の画家と言われ画壇から孤立しながらも独自の画境を追求し、「苦悩の画家」「修羅の画家」とも言われた大変有名な方。
作品によっては、よくカラスなど動物をモチーフに描いている事もあって、同窓生として僕の小学校にはその絵が常に飾られていた。


ちょうど、青森県立美術館にて2020年11月28日(土)-2021年1月31日(日)まで、「生誕110周年記念 阿部合成展 修羅をこえて~「愛」の画家」が開催されていたため、友人と行ってきました。
この企画展は写真撮影、SNS掲載OK(動画、フラッシュ、三脚禁止)。


敗戦後シベリアで2年間抑留生活した過酷な出来事が、のちの作品にも影を落とし、その後メキシコに渡ってからは、宗教色が強くなり、髑髏などが多く描かれている作品が多くみられます。


小学校の頃から、おどろおどろしい、怖い絵を描く画家だと勝手に思っていたけれど、ピエロや曲芸などのサーカスの絵、闘牛や公園の風船売りの絵など、躍動感がある楽しい絵も数多くあって、インパクトのある作風ながらも、彼の人間味にも触れる事もでき、大変素晴らしい回顧展でした。
皆さんも是非。

ちょうど、僕の小学校に飾ってあった、カラスの絵も展示されていて、20年以上ぶりに見ることができました。
あの時無性に怖かった絵も、不思議と今は怖くなく、カラスの表情も柔和に見え、懐かしさが僕の心を支配した。
ついでに常設展も観て、写真撮影OKのあおもり犬もパシャリと撮ってみる。
ちょうどお腹が減って、僕らは前から気になっていた、焼きそば屋さんへと向かう。

その名も「小鹿焼きそば店」。
小学校の頃、運動公園で行われた大会で、知り合った金沢小学校のヤツが自慢げにココの焼きそばを絶賛していたのを思い出した。
県立美術館から金沢小学校通りへ向かい、甲田中学校の手前で左に曲がった住宅街の中にあります。
暖簾がないと普通の民家の様で、なかなか探し出すのが困難な老舗の焼きそば屋さん。
たまに生徒さんが中学校から抜け出して食べに来るという噂のある、地元に人気の名店です(笑)。
メニューは焼きそばと焼きうどんの2種類。
夏はかき氷、冬はおでんもやっているらしい。
僕らが頼んだのは焼きそばの(中)¥350
鉄板のジュジューという音とともに、香ばしいソースの香りが店内に漂い、食欲を刺激する。

そして程なくしてボリュームたっぷりの焼きそばがやって来た。
焼きそばって、本当リーズナブルですよねー
結構なボリームでこの値段は安い。

麺は中太ストレートで、ラードで少しテカっていますが、すこし酸味の効いたソースにより、意外とさっぱりとした味わいで大変に美味しい。

麺はモチモチと存在感があり、しかしながら喉越しよくスルスルと食べられます。
なんとまあ、飽きの来ない焼きそばですね。
しばらくしてまた食べたくなる、そんな焼きそばだと思います。
そして、冬限定のおでんも注文。

「お得な一皿」というセット¥400を注文。
豆腐が切れてしまったため、代わりに大根を増量。
おでんには赤味噌ダレがかかっていて、具はしっかり味が染みている。
大根が柔らかく箸で簡単に解れていく。
おでんも美味しいですね。
阿部合成に小鹿焼きそば店、もう僕にとってはふた昔も前の遠い思い出。
昔の文集を取り出しても、俺こんな文章書いてたっけ?って思うくらい遠い過去。
あの頃の少年達も、今ではもういい歳だ。
とっくに母になり、父になっているかもしれない。
同級生の顔の半分も覚えていないし、小鹿の焼きそばを絶賛していたヤツの事もしばらく忘れていた。
でも時々ひょんなきっかけで思い出す記憶の断片。
そんな朧げな記憶の積み重ねで、僕自身ができているのだ。
●小鹿焼きそば店
住所 青森県青森市金沢4-16-41
営業時間 8:00~20:00
定休日 不定休
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