青森県五所川原市 金木散歩と人気の喫茶店「驢馬」の絶品カレー。
ロックバンドKing Gnuで大活躍中の常田大希率いるソロプロジェクト、Millennium parade
様々なアーティストやクリエイターを巻き込み斬新な音楽を発信していて、個人的にKing Gnuよりも好きかもしれません。
中でもお気に入りは「Plankton」という曲。
(official videoより)
三十路を超えてから、ハッピーエンドの映画しか観なくなった。
このご時世だからという訳ではなく、悲劇や破滅に美学を感じなくなったのだ。
函館高専時代は理系の学校の癖に、何故か文学にハマっていた。
ロシア文学で言えば、トルストイの「アンナ・カレーニナ」、ツルゲーネフの「初恋」、イギリス文学ならばジョン・ゴールズワージーの「林檎の樹」、フランス文学だと、サルトルの「嘔吐」やラディゲの「肉体の悪魔」等々、いずれも救いようのない悲劇的・破滅的内容(笑)。
僕は周りに馴染めない悲劇の主人公を気取って(本当はいじられキャラだったのにw)、さも人生の落伍者かのように、悦に浸っては大森浜で今は亡き友人と文学談義を語っていた。
しかしながら、悲劇の主人公を気取っても、小説のように、謎の美女が救いの手を差し伸べてくれる訳ではなく、函館をフラフラしても何の出会いもなく、「俺ってダサくね?」という事にようやく気づくのだ(笑)。
悲劇の主人公を気取っても結局は悲劇しか訪れず、自分を救えるのは自分しかいないという事に、二十歳くらいでようやく悟った。
今ではすっかりリア充の柴T(笑)。
先日、友人と五所川原市金木地区へと行ってきました。

金木と言えばかの有名な小説家「太宰治」の生家「斜陽館」がある事で有名ですね。

もう何度行ったことだろう。

僕の心が闇に包まれていた時は、「人間失格」が僕の愛読書だった。
太宰治の代表作「人間失格」は私小説形式のフィクションでありつつも、太宰自身の人生を色濃く反映した自伝的な小説とも考えられています。
「恥の多い生涯を送って来ました。 」
が有名なフレーズで、周囲に馴染めずひたすら道化を演じて過ごしてきた主人公が、どんどん演じきれなくなる物語。
その1ヶ月後に太宰は入水自殺をする。
何度もこの場所に行っては主人公の葉蔵と自分とを重ね合わせていた。
コロナの影響により休館中だった金木観光物産館「マディニー」ですが休館を延長し、2022年のリニューアルに向けて工事が進められているそう。

そして、実はこの近くに隠れスポットがあって、曹洞宗寺院、雲祥寺に「奥津軽大観音」なるものがあるのです。

平成13年に完成したもので、高さは10m程。
21世紀が平和な100年であってほしいとの祈りで作られたもの。

柔和な表情はこれから根雪が降るであろう、薄く雪化粧した金木の街並みを温かく見守っていた。
そして散策した後で、ちょうど良くお腹が空く。

金木地区にて、地元に愛される人気の喫茶店「軽食・喫茶 驢馬」に行ってきました。
「驢馬」と書いて「ロバ」と読みます。
50代くらいの夫婦が営んでいます。
息子さんは今や藤崎町で大人気のラーメン店「麺屋 謝」の店主。
この驢馬でラーメンを出したところ話題を呼び、独立してお店を構えたそう。
お昼は12時からですが、数分しか過ぎていないのにほぼ店内は満席。
家族連れのお客さんが多く、店主と仲良く話している事から、いかにこのお店が地元に愛されているかわかりますね。
本棚には漫画本が大量に積んであり、待ち時間も苦ではありません。
メニューはパスタ、カレー、ドリアから定食、ラーメンまで幅広く、値段もリーズナブル。

僕が頼んだのはエビカレー¥700
ここはカレーが大人気なのです。
何とサラダ付きでこの値段はお得です。
パセリと生クリーム、チリペッパーがかかった、喫茶店らしいルックスのカレー。
しかしながら食べてみると、結構スパイシー。
しっかりコクと深みがあり、甘めかなと思ったら、しっかりその後でスパイスの辛さが追いかけてくる。

なんと美味しいカレーなのだろう。
カレーの中にはプリプリのエビがふんだんに入っていて、エビの食感を楽しみながら、ルーと絡めて食べると口の中が幸福で満たされる。
因みにエビカレーではなく、エビフライカレーを頼むと巨大なエビフライがつくので、ガッツリ食べたい人にはおすすめです。
僕にはその時、色々つまみ過ぎて、そこまでの食欲がなかった(笑)。

友人が頼んだハンバーグ定食¥900もなかなか美味しかったらしい。
とてもいいお店ですね。
また来ます。
僕は週末、土日は悲劇の主人公を気取る事もなく、車で友人と出掛けては、つねに面白い事を探している。
気がつけば、僕の人生は喜劇になった。
一緒に飲みに行く仲間もいれば、音楽や写真について語り合う友人もいる。
今は人生が楽しくてしょうがない。
孤独でいる時すら僕は楽しい。
そんな時、太宰治の人間失格を再び読んだらどう感じるだろうか。
人と違う事なんてどうでもいい。
だいたいみんな変なのだ(笑)
深みを持ちつつも薄っぺらに生きたいですね。
住所 青森県五所川原市金木町菅原83-17
営業時間 12:00~20:00
定休日 火曜日
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様々なアーティストやクリエイターを巻き込み斬新な音楽を発信していて、個人的にKing Gnuよりも好きかもしれません。
中でもお気に入りは「Plankton」という曲。
(official videoより)
三十路を超えてから、ハッピーエンドの映画しか観なくなった。
このご時世だからという訳ではなく、悲劇や破滅に美学を感じなくなったのだ。
函館高専時代は理系の学校の癖に、何故か文学にハマっていた。
ロシア文学で言えば、トルストイの「アンナ・カレーニナ」、ツルゲーネフの「初恋」、イギリス文学ならばジョン・ゴールズワージーの「林檎の樹」、フランス文学だと、サルトルの「嘔吐」やラディゲの「肉体の悪魔」等々、いずれも救いようのない悲劇的・破滅的内容(笑)。
僕は周りに馴染めない悲劇の主人公を気取って(本当はいじられキャラだったのにw)、さも人生の落伍者かのように、悦に浸っては大森浜で今は亡き友人と文学談義を語っていた。
しかしながら、悲劇の主人公を気取っても、小説のように、謎の美女が救いの手を差し伸べてくれる訳ではなく、函館をフラフラしても何の出会いもなく、「俺ってダサくね?」という事にようやく気づくのだ(笑)。
悲劇の主人公を気取っても結局は悲劇しか訪れず、自分を救えるのは自分しかいないという事に、二十歳くらいでようやく悟った。
今ではすっかりリア充の柴T(笑)。
先日、友人と五所川原市金木地区へと行ってきました。

金木と言えばかの有名な小説家「太宰治」の生家「斜陽館」がある事で有名ですね。

もう何度行ったことだろう。

僕の心が闇に包まれていた時は、「人間失格」が僕の愛読書だった。
太宰治の代表作「人間失格」は私小説形式のフィクションでありつつも、太宰自身の人生を色濃く反映した自伝的な小説とも考えられています。
「恥の多い生涯を送って来ました。 」
が有名なフレーズで、周囲に馴染めずひたすら道化を演じて過ごしてきた主人公が、どんどん演じきれなくなる物語。
その1ヶ月後に太宰は入水自殺をする。
何度もこの場所に行っては主人公の葉蔵と自分とを重ね合わせていた。
コロナの影響により休館中だった金木観光物産館「マディニー」ですが休館を延長し、2022年のリニューアルに向けて工事が進められているそう。

そして、実はこの近くに隠れスポットがあって、曹洞宗寺院、雲祥寺に「奥津軽大観音」なるものがあるのです。

平成13年に完成したもので、高さは10m程。
21世紀が平和な100年であってほしいとの祈りで作られたもの。

柔和な表情はこれから根雪が降るであろう、薄く雪化粧した金木の街並みを温かく見守っていた。
そして散策した後で、ちょうど良くお腹が空く。

金木地区にて、地元に愛される人気の喫茶店「軽食・喫茶 驢馬」に行ってきました。
「驢馬」と書いて「ロバ」と読みます。
50代くらいの夫婦が営んでいます。
息子さんは今や藤崎町で大人気のラーメン店「麺屋 謝」の店主。
この驢馬でラーメンを出したところ話題を呼び、独立してお店を構えたそう。
お昼は12時からですが、数分しか過ぎていないのにほぼ店内は満席。
家族連れのお客さんが多く、店主と仲良く話している事から、いかにこのお店が地元に愛されているかわかりますね。
本棚には漫画本が大量に積んであり、待ち時間も苦ではありません。
メニューはパスタ、カレー、ドリアから定食、ラーメンまで幅広く、値段もリーズナブル。

僕が頼んだのはエビカレー¥700
ここはカレーが大人気なのです。
何とサラダ付きでこの値段はお得です。
パセリと生クリーム、チリペッパーがかかった、喫茶店らしいルックスのカレー。
しかしながら食べてみると、結構スパイシー。
しっかりコクと深みがあり、甘めかなと思ったら、しっかりその後でスパイスの辛さが追いかけてくる。

なんと美味しいカレーなのだろう。
カレーの中にはプリプリのエビがふんだんに入っていて、エビの食感を楽しみながら、ルーと絡めて食べると口の中が幸福で満たされる。
因みにエビカレーではなく、エビフライカレーを頼むと巨大なエビフライがつくので、ガッツリ食べたい人にはおすすめです。
僕にはその時、色々つまみ過ぎて、そこまでの食欲がなかった(笑)。

友人が頼んだハンバーグ定食¥900もなかなか美味しかったらしい。
とてもいいお店ですね。
また来ます。
僕は週末、土日は悲劇の主人公を気取る事もなく、車で友人と出掛けては、つねに面白い事を探している。
気がつけば、僕の人生は喜劇になった。
一緒に飲みに行く仲間もいれば、音楽や写真について語り合う友人もいる。
今は人生が楽しくてしょうがない。
孤独でいる時すら僕は楽しい。
そんな時、太宰治の人間失格を再び読んだらどう感じるだろうか。
人と違う事なんてどうでもいい。
だいたいみんな変なのだ(笑)
深みを持ちつつも薄っぺらに生きたいですね。
住所 青森県五所川原市金木町菅原83-17
営業時間 12:00~20:00
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