青森県弘前市 秋晴れの弘前城公園の後、城南山忠で絶品の津軽中華を味わう。
1980年代に数多のヒット曲を放った、オーストラリア出身のバンド「エア・サプライ」。
AORど真ん中ど直球の、ドラマチックなバラードで日本でも人気を博しました。
ラッセル・ヒッチコックのハイトーンボイスが当時ペパーミントに例えられるほど爽やかで、日本では「夏はTUBEかAir Supplyか」という売り出し方をしていたらしい。
まあ、俺生まれてませんけど(笑)。
僕が好きなのは1980年のヒット曲「Lost In Love」
和訳すると「愛に迷う」。
シンプルな進行ながら、なんでこんなに心に染み入るのでしょうか。
(Official videoより)
人は失い続ける生き物だ。
時間と共に記憶を失い、いつかは大切な人をも失う。
3年前、大好きだった十和田の祖父母が亡くなった。
そして、今年の6月函館の親友も失う。
コロナ禍のこの状況で、職業柄お墓参りにも行けていない。
幼い頃は、自分の身近な人達が亡くなるなんて思いもしなかった。
志村けんさんがいない世界だなんて、想像ができなかった。
これからも僕は失い続けるのだろう、だからこそ人は出会いを求め、気を紛らわすように、何かに没頭するのだ。
久々の弘前。
疑うような秋晴れの青い空で、岩木山のシルエットがハッキリと見える。
最近ロードバイクで外ヶ浜町ツーリングにハマっているため(笑)、以前より弘前方面には行く機会が更にめっきり減った。
大学時代の友人もほとんどが県外に就職し、しばらく会っていない。
僕が一人弘前に行ったなら、僕は孤独と対峙しなければいけない。


弘前城へ向かうとちょうど、弘前城秋の大祭典が開催されていて、桜の時期程ではないものの、すこしばかり賑やかさを取り戻していた。


弘前城は大改修のため、あの頃の場所にはないけれど、弘前城のバックに岩木山が見えるロケーションも中々だ。
毎年研究室で開催していた花見が懐かしい。
もう、10年も経つのだなと思うと信じられない。

僕が大学時代、最もよく通っていたラーメン屋さんが、弘前市城南にある「山忠城南店」さん。
典型的な津軽中華味わうことのできる、弘前で僕の最も大好きなお店。
本家が現在田舎館村にある「やまや」で、黒石のやまやは田舎館村やまやの娘夫婦が現在営業し、城南山忠は甥に当たるのだとか。
津軽中華とは何かを語るうえで大変欠かせないお店です。
山忠は他に弘前中三デパ地下や新町にもあります。
大学時代、研究室の後輩がラーメン好きでそいつと食べ歩きを始めたのがこのブログのエポック・メイキング。
そして確かその第1号が、この城南山忠だった気がする。
弘前郊外の、閑静な住宅街に潜んでおり、すごくわかりずらい場所にあって、スマホもナビも無い当時は探すのに本当苦労した(笑)。
それでも、絶えず多くのお客さんで賑わい、漫画「ラーメン発見伝」で取り上げられたほどの名店。
ここの味噌ラーメンが大好きでよく頼んでいたのですが、今回は僕が学生時代一番最初に食べた、中華そばと小チャーハンのセット¥850を注文。

中華そばは脂の浮いていない、澄んだスープ。
そして、煮干しと鶏ガラのバランスの取れたやや甘みを感じるスープが最高。
しょっぱ過ぎず、塩気も絶妙で、シンプルなはずなのになんでこんなに美味しいのだろう。
実はあまりスープを飲まない僕も、ついつい飲んでしまう。

そして、山忠といえば独特な自家製縮れ麺。
平打ちで個性的なモチモチとした食感がスープと合いますね。
ブラックペッパーで味変させるとより美味しくなります。

そして、城南山忠はチャーハンも最高に美味い。
具材もシンプルなはずなのに、塩気も程よく、脂っこくないのにパラパラな、本当バランスが良すぎる計算された絶妙なチャーハン。
シンプル・イズ・ベストを地で行く、美味しいとはバランスだと感じさせる最高の一杯ですね。
そしてラーメンを食べた後、よく行っていたのが、山忠の近く桜ヶ丘団地の住宅街にある温泉「桜ヶ丘温泉」

弘前の住宅街にあるにも関わらず、なんと硫黄泉が出る激レアの温泉。
お湯は薄く白濁し、ツルスベ感のあるいい温泉。
そして、よくココの温泉あがりに飲んでいた弘前の地サイダー、NKAサイダーを買おうとしたけれど、残念なことに昨年で生産を終了したらしい。
大学時代と同じ行動を取ろうとしても10年も経つと世の中変わっていく。
僕の大好きな地サイダーはもう無い。
また一つ失った。
少し落胆していると、自分が何故このブログを始めたのかを思い出す。
自分が何を食べて何を考えていたかを記録する、自分の備忘録を作りたかった。
失ったものを思い出すための。
でもしかし、僕のブログを見て懐かしいとかつての友人が連絡をくれたり、多くの県外へ旅立った元青森県民の方々より感謝のメールが届く。
僕は失い続けながらも、多くの物をブログを通して得続けているのだ。
僕の時代は地元就職が困難だった時代。
僕は故郷に一人残り、青森を懐かしむ人達に「田舎の生活」を送り届けている。
住所 青森県弘前市大字城南5丁目13-3
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜日
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AORど真ん中ど直球の、ドラマチックなバラードで日本でも人気を博しました。
ラッセル・ヒッチコックのハイトーンボイスが当時ペパーミントに例えられるほど爽やかで、日本では「夏はTUBEかAir Supplyか」という売り出し方をしていたらしい。
まあ、俺生まれてませんけど(笑)。
僕が好きなのは1980年のヒット曲「Lost In Love」
和訳すると「愛に迷う」。
シンプルな進行ながら、なんでこんなに心に染み入るのでしょうか。
(Official videoより)
人は失い続ける生き物だ。
時間と共に記憶を失い、いつかは大切な人をも失う。
3年前、大好きだった十和田の祖父母が亡くなった。
そして、今年の6月函館の親友も失う。
コロナ禍のこの状況で、職業柄お墓参りにも行けていない。
幼い頃は、自分の身近な人達が亡くなるなんて思いもしなかった。
志村けんさんがいない世界だなんて、想像ができなかった。
これからも僕は失い続けるのだろう、だからこそ人は出会いを求め、気を紛らわすように、何かに没頭するのだ。
久々の弘前。
疑うような秋晴れの青い空で、岩木山のシルエットがハッキリと見える。
最近ロードバイクで外ヶ浜町ツーリングにハマっているため(笑)、以前より弘前方面には行く機会が更にめっきり減った。
大学時代の友人もほとんどが県外に就職し、しばらく会っていない。
僕が一人弘前に行ったなら、僕は孤独と対峙しなければいけない。


弘前城へ向かうとちょうど、弘前城秋の大祭典が開催されていて、桜の時期程ではないものの、すこしばかり賑やかさを取り戻していた。


弘前城は大改修のため、あの頃の場所にはないけれど、弘前城のバックに岩木山が見えるロケーションも中々だ。
毎年研究室で開催していた花見が懐かしい。
もう、10年も経つのだなと思うと信じられない。

僕が大学時代、最もよく通っていたラーメン屋さんが、弘前市城南にある「山忠城南店」さん。
典型的な津軽中華味わうことのできる、弘前で僕の最も大好きなお店。
本家が現在田舎館村にある「やまや」で、黒石のやまやは田舎館村やまやの娘夫婦が現在営業し、城南山忠は甥に当たるのだとか。
津軽中華とは何かを語るうえで大変欠かせないお店です。
山忠は他に弘前中三デパ地下や新町にもあります。
大学時代、研究室の後輩がラーメン好きでそいつと食べ歩きを始めたのがこのブログのエポック・メイキング。
そして確かその第1号が、この城南山忠だった気がする。
弘前郊外の、閑静な住宅街に潜んでおり、すごくわかりずらい場所にあって、スマホもナビも無い当時は探すのに本当苦労した(笑)。
それでも、絶えず多くのお客さんで賑わい、漫画「ラーメン発見伝」で取り上げられたほどの名店。
ここの味噌ラーメンが大好きでよく頼んでいたのですが、今回は僕が学生時代一番最初に食べた、中華そばと小チャーハンのセット¥850を注文。

中華そばは脂の浮いていない、澄んだスープ。
そして、煮干しと鶏ガラのバランスの取れたやや甘みを感じるスープが最高。
しょっぱ過ぎず、塩気も絶妙で、シンプルなはずなのになんでこんなに美味しいのだろう。
実はあまりスープを飲まない僕も、ついつい飲んでしまう。

そして、山忠といえば独特な自家製縮れ麺。
平打ちで個性的なモチモチとした食感がスープと合いますね。
ブラックペッパーで味変させるとより美味しくなります。

そして、城南山忠はチャーハンも最高に美味い。
具材もシンプルなはずなのに、塩気も程よく、脂っこくないのにパラパラな、本当バランスが良すぎる計算された絶妙なチャーハン。
シンプル・イズ・ベストを地で行く、美味しいとはバランスだと感じさせる最高の一杯ですね。
そしてラーメンを食べた後、よく行っていたのが、山忠の近く桜ヶ丘団地の住宅街にある温泉「桜ヶ丘温泉」

弘前の住宅街にあるにも関わらず、なんと硫黄泉が出る激レアの温泉。
お湯は薄く白濁し、ツルスベ感のあるいい温泉。
そして、よくココの温泉あがりに飲んでいた弘前の地サイダー、NKAサイダーを買おうとしたけれど、残念なことに昨年で生産を終了したらしい。
大学時代と同じ行動を取ろうとしても10年も経つと世の中変わっていく。
僕の大好きな地サイダーはもう無い。
また一つ失った。
少し落胆していると、自分が何故このブログを始めたのかを思い出す。
自分が何を食べて何を考えていたかを記録する、自分の備忘録を作りたかった。
失ったものを思い出すための。
でもしかし、僕のブログを見て懐かしいとかつての友人が連絡をくれたり、多くの県外へ旅立った元青森県民の方々より感謝のメールが届く。
僕は失い続けながらも、多くの物をブログを通して得続けているのだ。
僕の時代は地元就職が困難だった時代。
僕は故郷に一人残り、青森を懐かしむ人達に「田舎の生活」を送り届けている。
住所 青森県弘前市大字城南5丁目13-3
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