青森県弘前市 今では貴重な、美味しい屋台ラーメンを食べる。「ラーメンMARUNAO」
Sing & Rapを合わせた造語らしいですね。
最近僕はこのアーティストにハマっていて、夜のドライブミュージックは「Loop」をひたすらループしてかけています(笑)。
(official videoより)
僕の幼い頃、なかなか寝付けずにいると、深夜によく屋台のチャルメラの音が聴こえていた。
おそらく僕自身の、最古の思い出かもしれない。
ラーメンの屋台の車が実家の前を走り、チャルメラを鳴らす。
隣で両親がいびきを掻いているのを確認し、窓を開け、その車が走っていくのを眺めるのが好きだった。
なかなか寝ない僕に対し、親父はそのチャルメラは悪魔を呼ぶ合図だから、その前に寝ないと悪魔が来るぞ!と脅かしてくるが、その秘密を知っていた僕は騙されたフリをして、またこっそりと深夜に屋台の車を眺めるのだ。
やがて僕が小学校に入学した途端、チャルメラの音が消えてしまう。
もう、30年も前の思い出。
さて、土日は最近家族や甥っ子、友人と出かけることが多く、なかなか1人でドライブをする事も無くなった柴T。
誰かと一緒にいるのは楽しいけれど、自分が本当に行きたいところには行けない。
相手が行きたいところに合わせてしまう。
その日僕は一人になりたくて、弘前まで一人ドライブに出かけた。


行きたいところに行こうと、僕は10年ぶりに西弘前に車を停め久々に散歩する。

弘南鉄道の西弘前駅は「弘前学院大前駅」に代わり、生協の中にできて新しくなっていた。
サンクスのコンビニも今はセブンイレブンに変わっている。


しかしながら昔の面影も少なからず残っていて、焼肉の五右衛門とくま吉は相変わらず元気に営業していた。
雨上がりの夜の弘前は、湿気がややまとわりつくが、空気がひんやりして心地よい。
ちょうどお腹が好き、久々に西弘前で食べようかなと思ったらふと、今では貴重な屋台ラーメンが弘前高田にあると言う情報を思い出し、僕の西弘前ノスタルジーはお預けになった(笑)。
次回こそ、ラーメン華心で食べよう。

高田に向かい、ケーズデンキの隣、石沢商会の敷地が夜になると「ラーメンMARUNAO」と言う屋台ラーメンが突如として現れる。
おそらく、屋台が現れるのは21時くらいかな。
今は安原に店を構える「スタミナ一番」もかつて屋台を営業していた時はこの場所だった気がします。
席数は4席とあまり多くなく、店内はすぐ満席になって駐車場で暫し待つ。
メニューはラーメン¥600、味噌ラーメン¥650の二つが主で、チャーシュー麺にするとプラス¥150、あとおにぎりは¥100。

僕が頼んだのはチャーシューメン¥750
バラチャーシューがぎっしりと敷き詰められています。
スープは煮干しとガラベースのシンプルな典型的津軽中華。
あっさりとしていて、鶏ガラで後味はスッキリ。
とっても美味しいですね。

中細縮れ麺もこのスープと合います。
そしてバラチャーシューはトロッと柔らかく、もう僕の好みど真ん中ですね。
しばらく味わった後で、ブラックペッパーを振りかけて味変させるのが津軽中華の醍醐味。
追加でおにぎりも頼んでしまうほど、美味しい、幸せな一杯でした。
僕が大学の頃はねぷたラーメンにマル真、スタミナ一番にマル金など、弘前は屋台のメッカだった。
今では数少なくなってしまった、久々の屋台の出現に僕のテンションが上がる。
ピクニックで食べるご飯のように、屋台って、外で食べる事で美味しさが増す気がする。
まるで僕が幼い頃、親が寝ている最中に窓からこっそり眺めた屋台のように、秘め事の様な、わずかばりの背徳感がスパイスとなるのだろうか。
たまにこういう一人ドライブするのもいいですね。
また行きたくなる、素敵なお店でした。
住所 青森県弘前市大字高田4丁目3−3(石沢商会駐車場内)
営業時間 21時ごろから営業している気がします(笑)。
定休日 日曜日
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