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田舎の生活~Nothern life~

日々遊びながら青森の魅力を発信

 青森県青森市 きた倉の鰹出汁の効いた美味しいつけ麺を食べる。

King Gnu が大好きな柴T。

HondaのCMに「小さな惑星」が起用されてうれしい限り。

歌はカッコいいのですが、ボーカルの井口さんの普段のブッ飛びっぷりがかなり面白いんですよね(笑)。

Teenager Foreverは本当、元気の出る名曲です。

(Official videoより)


十代の頃なんてもう遠い、遥か昔のこと。

青森市立図書館が堤小学校の隣にあり、ねぶた団地が浦町小学校の敷地にあって、イトーヨーカドーの土地が昔は田んぼだった。

今となっては記憶が朧げで、俺って本当に十代を過ごしたのかななんて、疑い出している。

実は誰かがすり替えた記憶だった、なんてもしそう言われても特に疑いもしないだろう。

それだけ当時感じた生々しい痛みや苦しみ、喜びや感動したことが、薄れていき次第に忘れ去られようとしている。

僕の人生はもう、遥か遠くまで来てしまった。

先週の土日、アスパムで「なかどまり・イガ米~きてけフェア」が「2020アスパム冬まつり」と共催で開催され、最終日である日曜日に、津軽伝統「金多豆蔵人形芝居」の公演がありました。

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おふくろが観たいと言い出し、新町通りを歩く僕ら。

もう新町通りはもう何千回歩いたことだろう。

その間、松木屋デパートは無くなり、カネ長武田デパートはさくら野に変わった。

松木屋でよく待ち合わせした、十和田の祖母はもうこの世にはいない。

この通りを幼い僕も通っていたのだなと思うとなんか不思議な気持ちになる。

なぞる様に僕らも歩く。

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そして程なくして観光物産館アスパムにたどり着いた。

僕が生まれる前からあったこの建物を祖父母はよく三角屋敷と言っていた。

実家の屋上からよく見えていて、青森市のランドマークとして目立つこの建物。

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アスパム内は冬まつりが開催されたこともあり、多くの子連れで賑わい、活気がありました。

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そして、久々に観た「金多豆蔵人形芝居」は本当素晴らしく、津軽弁で語られる津軽人の悲喜交々を面白おかしく人形劇としてデフォルメして紡ぎ出す。

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テンポ良く、お客さんの大爆笑とともに、どこか感じる哀愁。

昭和を感じる雰囲気があって、おふくろも子供の頃観たことがあるらしく、おふくろに子供の頃があっただなんて、当たり前のはずなのに少し変な気分だ。

金多と豆蔵の二人の人形がが紡ぎ出す人形劇はそれぞれが片腕で演じているとは思えない、まるで生命を与えられているかのように躍動し、芸って極めると人の胸を打ち、これが「感動」と呼ぶんだなと再認識した素晴らしい芝居でした。

1907年に誕生し100年以上続くこの芸も、今の代で3代目。

後継がいないらしく、ココで途絶えるには惜しすぎる。

毎月第1土曜日に、津軽鉄道 津軽中里駅構内「駅ナカにぎわい空間」にて、毎月公演しているので、是非とも観ていただきたい面白い人形芝居です。

さて、金多豆蔵人形芝居で満たされた後、ホテル青森付近まで歩く。

僕が通った橋本小学校の隣のラーメン屋が閉店したことに気づき少しショックを受ける僕。

気がつけば、近くの青柳の青森県歯科医師会の建物近くに、人気のラーメン屋が出来ていた。

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鰹出汁のラーメンが人気の、その名も「きた倉」というお店。

数年前から友人に猛プッシュされていたのですが、僕は捻くれ者のため(笑)、やっと今回行くことに。

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僕が頼んだのはつけ麺(中)¥780

かつては夏季限定メニューだったが定番メニューになったとの事。

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つけ汁はカツオベースで、若干煮干しと野菜の旨味も感じます。

マイルドながら、酢の酸味が結構効いていて、それがまたクセになる程美味しいですね。

柵状に切られたチャーシューも柔らかく美味しいし、三つ葉もいいアクセントになっています。

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麺はストレートの平打ちで、モチモチとした食感がこの美味しいつけ汁と合います。

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大変美味しいつけ麺でした。

また来ます。

閉店していくお店もあれば、新たに頭角を表すお店もある。

そして、風景は少しずつ変わっていき、僕の記憶も少しずつ曖昧に遠のいていく。

そんな中、金多豆蔵人形芝居の様に100年もの間続けていく事って、実はかなり奇跡に近い事なのかもしれない。

僕が一歩足を踏み出すと、踏み出す前の僕はもう過去の僕になる。

今が一瞬にして過去に変わる。

そんな過ぎゆく時の中、かつて通った橋本小学校のシャッターに当時の同級生達と描いたアンパンマンの絵はもう消えていた。

しかしながら、描いた事がリアルにじわじわと思い出され、当時の僕がそこにいた事をリアルに実感する。

そこからいろんな思い出が派生し、そういやタイムカプセル埋めたけれど、掘り返してないじゃんとか溢れんばかりに記憶の枝葉が伸びて蘇る。

僕はそこに確かにいたのだ。

きた倉の詳細についてはHPをご確認ください。

https://chukasoba-kitakura.jp/

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