青森県東通村 東通の郷土芸能と食を楽しむ会へ行ってきました。
ルカ・スーリッチとステファン・ハウザーのチェロによるデュオ 、2CELLOS
マイケルジャクソンのSmooth Criminalをカバーした動画をYoutubeにアップしたところ評判を呼びデビュー。
彼らが弾く、映画「ティファニーに朝食を」の主題歌「Moon River」は最高です。
(Official videoより)
僕は元来、黙ってじっとしていることができない人間。
知らない事を知りたい。
できないことをできるようになりたい。
僕が下北半島に移住して気がつけば4月ではや10年目を迎える。
飽きっぽい僕ですが、下北半島は僕にとって未だ知らないことだらけで、10年目を迎えても下北半島について飽きることがない。
むしろ一つのことを知るたびに、自分の知らないことが増えていく。
下北半島はとても奥深い。
知らないことが多いということは、知る事で何か面白い化学反応が起こる余地があるということ。
そんな新たな刺激を求めて、得体の知れない好奇心を抱えながら、僕は下北半島中を右往左往するのだ。
さて、昨日は下北半島東通村へ。

古野牛 しおさいの館で開催された「東通の郷土芸能と食を楽しむ会」へ行ってきました。
東通の郷土芸能とは「下北の能舞」の事。重要無形文化財に指定されている獅子神楽の一つで、鎌倉時代からその骨格が形成され、500年以上の歴史を持つと言われています。
かつて霊場恐山の修験山伏が祈祷してまわった時に舞っていたものが、村々の農漁民の間に普及したと言われており、現在も東通村の各集落に伝承されています。
前からこの下北の能舞を一度見てみたかったのですが下北10年目にして念願叶って観ることができました。

受付とともに渡された、東通村にしか出回らない幻の日本酒「祈水」とのしいか。
あまりの大盤振る舞いにびっくり。
「祈水」は辛口ながら飲みやすい美味しいお酒です。
僕は運転手なんでその日は飲みませんでしたが(笑)。
悪天候にもかかわらず、会場はほぼ満席。
午前と午後の部に分かれており、午前は鹿橋(ししばし)青年会による演目「おきな」



最初面をつけずに重厚で落ち着いた舞に見とれていたら、後段は翁のお面をつけると急に囃子が変わり、一気におどけた踊りになる。



そして、舞台から急に降りたと思ったら、観客の子供を急にさらう(笑)。


一気に観客に笑いと歓声が巻き起こる。
そして、翁にさらわれた子供は丈夫に育つらしい。
観客と一体になった、素晴らしい舞でした。

そして、お昼休みは東通村の十割そば付き。
東通村は隠れたそばの産地で、東通の蕎麦は本当絶品。
蕎麦は風味豊かで、だしの効いた優しいツユが本当美味しい。
そして、お腹を満たして午後の演目へ。



次は古野牛川敬神会による演目「屋島」。


屋島といえば源平合戦の「屋島の戦い」の事。


刀をかわしたり、戦いの情景を見事に謡あげており、後半は勝負を決する壇ノ浦の戦いの、張り詰めた情景を舞います。
そして、あっという間に全ての演目が終了。
謡の内容は知識不足で正直よくわかりませんが、囃子のリズム、舞からうかがい知る中世の人々の価値観、そして情景。
昔の人がどういう暮らしをしていたかなんて、写真がない時代では、書物か遺跡でしかうかがい知ることができないですもんね。
歴史は結局、現在に遺されたわずかな証拠から類推するしかない。
本当にそうであるかは、その時代に生きている人でないとわからない。
そのわずかな後世に遺されたものをたどりながら、想いを馳せる。
伝承はロマンである。
素敵なひと時でした。
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彼らが弾く、映画「ティファニーに朝食を」の主題歌「Moon River」は最高です。
(Official videoより)
僕は元来、黙ってじっとしていることができない人間。
知らない事を知りたい。
できないことをできるようになりたい。
僕が下北半島に移住して気がつけば4月ではや10年目を迎える。
飽きっぽい僕ですが、下北半島は僕にとって未だ知らないことだらけで、10年目を迎えても下北半島について飽きることがない。
むしろ一つのことを知るたびに、自分の知らないことが増えていく。
下北半島はとても奥深い。
知らないことが多いということは、知る事で何か面白い化学反応が起こる余地があるということ。
そんな新たな刺激を求めて、得体の知れない好奇心を抱えながら、僕は下北半島中を右往左往するのだ。
さて、昨日は下北半島東通村へ。

古野牛 しおさいの館で開催された「東通の郷土芸能と食を楽しむ会」へ行ってきました。
東通の郷土芸能とは「下北の能舞」の事。重要無形文化財に指定されている獅子神楽の一つで、鎌倉時代からその骨格が形成され、500年以上の歴史を持つと言われています。
かつて霊場恐山の修験山伏が祈祷してまわった時に舞っていたものが、村々の農漁民の間に普及したと言われており、現在も東通村の各集落に伝承されています。
前からこの下北の能舞を一度見てみたかったのですが下北10年目にして念願叶って観ることができました。

受付とともに渡された、東通村にしか出回らない幻の日本酒「祈水」とのしいか。
あまりの大盤振る舞いにびっくり。
「祈水」は辛口ながら飲みやすい美味しいお酒です。
僕は運転手なんでその日は飲みませんでしたが(笑)。
悪天候にもかかわらず、会場はほぼ満席。
午前と午後の部に分かれており、午前は鹿橋(ししばし)青年会による演目「おきな」



最初面をつけずに重厚で落ち着いた舞に見とれていたら、後段は翁のお面をつけると急に囃子が変わり、一気におどけた踊りになる。



そして、舞台から急に降りたと思ったら、観客の子供を急にさらう(笑)。


一気に観客に笑いと歓声が巻き起こる。
そして、翁にさらわれた子供は丈夫に育つらしい。
観客と一体になった、素晴らしい舞でした。

そして、お昼休みは東通村の十割そば付き。
東通村は隠れたそばの産地で、東通の蕎麦は本当絶品。
蕎麦は風味豊かで、だしの効いた優しいツユが本当美味しい。
そして、お腹を満たして午後の演目へ。



次は古野牛川敬神会による演目「屋島」。


屋島といえば源平合戦の「屋島の戦い」の事。


刀をかわしたり、戦いの情景を見事に謡あげており、後半は勝負を決する壇ノ浦の戦いの、張り詰めた情景を舞います。
そして、あっという間に全ての演目が終了。
謡の内容は知識不足で正直よくわかりませんが、囃子のリズム、舞からうかがい知る中世の人々の価値観、そして情景。
昔の人がどういう暮らしをしていたかなんて、写真がない時代では、書物か遺跡でしかうかがい知ることができないですもんね。
歴史は結局、現在に遺されたわずかな証拠から類推するしかない。
本当にそうであるかは、その時代に生きている人でないとわからない。
そのわずかな後世に遺されたものをたどりながら、想いを馳せる。
伝承はロマンである。
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