青森県三戸町 教えたくないけど教えたいお気に入りの居酒屋で、名物鉄火ラーメンを食べる【馬酔木】
「日本でしか売れていない海外ミュージシャン」のことをよく「Big in Japan」と言います。
最初、日本で火がついて、その後世界的な名声を経たバンドもこの例に当てはまり、クイーン、ディープ・パープル、ボン・ジョビ、ミスター・ビック、カーディガンズ等枚挙にいとまがない。
ボン・ジョビなんかは売れる前の1986年に、なんと青森文化会館(現 リンクステーション青森)でライブをしていたらしい(笑)。
アメリカのロックバンド、チープ・トリックもそうで、日本で先にブレイクし、武道館でのライブを収めた「Cheap Trick at Budokan」が本国でも発売され、収録されている「I Want You to Want Me」が全米7位まで上昇。
彼ら最大のヒット曲となり、ついに本国でも人気のバンドになりました。
(Official videoより)
さて、「人に教えたくないお店」ってありますよね。
あまりに気に入り過ぎて、「他の人に知られたくない」、「穴場のままでいて欲しい」。
独占したい独占欲と、有名になってしまったら予約が取りづらくなるという危機感。
美味しいお店をブログを通じて紹介するこの僕も、好きすぎて「教えたくないお店」というのが実は存在する。
「教えたいお店」の上が「教えたくないお店」
それは一つの褒め言葉なのだけれど、しかしながら何度も通うにつれ、そのお店が好きすぎるあまり、「教えたくない」を飛び越えて「人に教えたい」に再び転化する時がある。
「この感動、美味しさを誰かに伝えたい」
したがって、「教えたくないけれど教えたいお店」が僕にとっての最上級なのだと思う。
さて、そんなお店を今回紹介しよう。

先日三戸町へ行ってきた柴T。

青森県の県南に位置し、戦国時代に三戸南部氏の居城が置かれたかつての城下町。

大正時代の建築物や昭和初期の木造住宅が今も残っていて、日本最古の白虎隊藩士の墓碑なんていうのもあるらしい。
そんな風情のある街並みを歩いているだけでも楽しいですね。
夜になり、岩手県の知り合いと、秘密の打ち合わせ(?)で飲む約束をしていた。

僕のオススメ、三戸町の名物居酒屋「馬酔木(あしび)」さんへ行ってきました。
馬酔木(あしび)とは、ツツジ科の植物の名前で、馬が葉を食べたら酔っ払う様にフラつくらしい(笑)。
三戸町で40年以上の歴史を持つ居酒屋で、地元の人々に長年愛され続けている名店です。
実は昨年10月に前店主の体調不良により、一度惜しまれつつも閉店したのですが、かつてアルバイトしていた女性がのれんを受け継ぎ今年 4月に復活。

まずは生中¥550を注文。
ビールはサッポロ黒ラベルで、遠方から駆けつけたためか、酔いが回るのが早い。

お通しはキャベツの和物。

そして人気メニューの一つ、どじょうの唐揚げ¥990を注文。
どじょうって青森では中々食べる機会無いですよね(笑)。
食べてみると揚げたてサクサクの軽い食感で、程よい塩気でお酒が進む。
とてもクセになります。
どじょうはウナギに引けを取らない滋養強壮効果があり、うなぎの9倍カルシウムがあるらしい。
まあそんな理屈はともかく(笑)、箸が止まらない程に美味しいのです。

次にこちらも人気メニュー、しそ餃子¥550を注文。
餃子の中にたっぷりと紫蘇が入っています。

口に含み噛んだ瞬間、フワッと広がる紫蘇の風味とともに、ニンニクのパンチが結構効いている。
ジューシーで、餡の食感とともに、そのスープが口内に広がり幸せで満たされる。
とっても美味しいですね。

ビールを瞬殺し、陸奥八仙で有名な八戸酒造の「陸奥男山CLASSIC」一合¥600を注文。
フルーティな陸奥八仙とは違って、どっしりとした旨味でキレのある、まさに男の酒が男山(笑)。
「金撰」と「銀撰」が統合されて「CLASSIC」になったのですが、辛口ながらどこか爽やかで、とても飲みやすい。
これはどんな料理とも合いますね。
そしてこのお店の最大の名物がなんと言ってもラーメン。
こういう飲み屋が少ない地域は、シメまでいけるラーメンの美味しい居酒屋が多いですね。

このお店に来たら食べずにいられないのが、鉄火ラーメン¥770
辛いラーメンで、辛さが5段階選べます(本当は10段階あるらしい笑)。

辛いのは得意なはずですが、僕は2辛が限界。
3辛の「インド人もびっくり」で食べきれなくて、自分はインド人になれないんだなって、インドの壁を感じました(笑)。
4辛で「卒倒しそうな辛さ」、5辛で「おすすめできません」。
ラーメンは野菜と豚バラがたっぷり。

しかしながら、辛さの中にしっかりとしたスープの旨味と、野菜の甘味も感じることができて、とてもクセになる美味しさです。
辛いけれど、美味しさのあまりスープを繰り返し飲んでしまう。
次第に汗が噴き出し止まらない。
麺はウェーブがかった中細縮れ麺で、旨辛なスープを運びます。

知り合いと話しながら夢中で食べていると、気がつけば周りはもう満席。
したがって、来店の際には予約することをオススメします。
新しい女性店主はとても明るい接客で心地よい。
そして、美味しい味もしっかり受け継いでますね。
会社の社長や、付き合いたてのカップル、一緒に飲みに来たおしどり夫婦等々。
地元の人達に愛される居酒屋は、地元の中々聞けない話も聞け、疎外感もなく賑やかなのに居心地が良い。
友人も岩手ながら痛く気に入り、常連になりそうとも言っていた(笑)。
数年ぶりの来店なのに、あまりの美味しさと、居心地の良さに「教えたくない」から「教えたくないけど教えたい」にこの度昇華した。
地元の人だけじゃなく、もっと多くの人にこの居酒屋の良さを知ってもらいたい。
地元の人達に求められ続けるお店というのは、総じて素晴らしい。
本当、このお店再開してよかった。
求められることを密かに求めている僕ですが(笑)、僕もこのお店のように人に求められるブログを作っていけたらいいなと、まだまだ未熟ですがほんの少しだけ思っているのです(笑)。
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最初、日本で火がついて、その後世界的な名声を経たバンドもこの例に当てはまり、クイーン、ディープ・パープル、ボン・ジョビ、ミスター・ビック、カーディガンズ等枚挙にいとまがない。
ボン・ジョビなんかは売れる前の1986年に、なんと青森文化会館(現 リンクステーション青森)でライブをしていたらしい(笑)。
アメリカのロックバンド、チープ・トリックもそうで、日本で先にブレイクし、武道館でのライブを収めた「Cheap Trick at Budokan」が本国でも発売され、収録されている「I Want You to Want Me」が全米7位まで上昇。
彼ら最大のヒット曲となり、ついに本国でも人気のバンドになりました。
(Official videoより)
さて、「人に教えたくないお店」ってありますよね。
あまりに気に入り過ぎて、「他の人に知られたくない」、「穴場のままでいて欲しい」。
独占したい独占欲と、有名になってしまったら予約が取りづらくなるという危機感。
美味しいお店をブログを通じて紹介するこの僕も、好きすぎて「教えたくないお店」というのが実は存在する。
「教えたいお店」の上が「教えたくないお店」
それは一つの褒め言葉なのだけれど、しかしながら何度も通うにつれ、そのお店が好きすぎるあまり、「教えたくない」を飛び越えて「人に教えたい」に再び転化する時がある。
「この感動、美味しさを誰かに伝えたい」
したがって、「教えたくないけれど教えたいお店」が僕にとっての最上級なのだと思う。
さて、そんなお店を今回紹介しよう。

先日三戸町へ行ってきた柴T。

青森県の県南に位置し、戦国時代に三戸南部氏の居城が置かれたかつての城下町。

大正時代の建築物や昭和初期の木造住宅が今も残っていて、日本最古の白虎隊藩士の墓碑なんていうのもあるらしい。
そんな風情のある街並みを歩いているだけでも楽しいですね。
夜になり、岩手県の知り合いと、秘密の打ち合わせ(?)で飲む約束をしていた。

僕のオススメ、三戸町の名物居酒屋「馬酔木(あしび)」さんへ行ってきました。
馬酔木(あしび)とは、ツツジ科の植物の名前で、馬が葉を食べたら酔っ払う様にフラつくらしい(笑)。
三戸町で40年以上の歴史を持つ居酒屋で、地元の人々に長年愛され続けている名店です。
実は昨年10月に前店主の体調不良により、一度惜しまれつつも閉店したのですが、かつてアルバイトしていた女性がのれんを受け継ぎ今年 4月に復活。

まずは生中¥550を注文。
ビールはサッポロ黒ラベルで、遠方から駆けつけたためか、酔いが回るのが早い。

お通しはキャベツの和物。

そして人気メニューの一つ、どじょうの唐揚げ¥990を注文。
どじょうって青森では中々食べる機会無いですよね(笑)。
食べてみると揚げたてサクサクの軽い食感で、程よい塩気でお酒が進む。
とてもクセになります。
どじょうはウナギに引けを取らない滋養強壮効果があり、うなぎの9倍カルシウムがあるらしい。
まあそんな理屈はともかく(笑)、箸が止まらない程に美味しいのです。

次にこちらも人気メニュー、しそ餃子¥550を注文。
餃子の中にたっぷりと紫蘇が入っています。

口に含み噛んだ瞬間、フワッと広がる紫蘇の風味とともに、ニンニクのパンチが結構効いている。
ジューシーで、餡の食感とともに、そのスープが口内に広がり幸せで満たされる。
とっても美味しいですね。

ビールを瞬殺し、陸奥八仙で有名な八戸酒造の「陸奥男山CLASSIC」一合¥600を注文。
フルーティな陸奥八仙とは違って、どっしりとした旨味でキレのある、まさに男の酒が男山(笑)。
「金撰」と「銀撰」が統合されて「CLASSIC」になったのですが、辛口ながらどこか爽やかで、とても飲みやすい。
これはどんな料理とも合いますね。
そしてこのお店の最大の名物がなんと言ってもラーメン。
こういう飲み屋が少ない地域は、シメまでいけるラーメンの美味しい居酒屋が多いですね。

このお店に来たら食べずにいられないのが、鉄火ラーメン¥770
辛いラーメンで、辛さが5段階選べます(本当は10段階あるらしい笑)。

辛いのは得意なはずですが、僕は2辛が限界。
3辛の「インド人もびっくり」で食べきれなくて、自分はインド人になれないんだなって、インドの壁を感じました(笑)。
4辛で「卒倒しそうな辛さ」、5辛で「おすすめできません」。
ラーメンは野菜と豚バラがたっぷり。

しかしながら、辛さの中にしっかりとしたスープの旨味と、野菜の甘味も感じることができて、とてもクセになる美味しさです。
辛いけれど、美味しさのあまりスープを繰り返し飲んでしまう。
次第に汗が噴き出し止まらない。
麺はウェーブがかった中細縮れ麺で、旨辛なスープを運びます。

知り合いと話しながら夢中で食べていると、気がつけば周りはもう満席。
したがって、来店の際には予約することをオススメします。
新しい女性店主はとても明るい接客で心地よい。
そして、美味しい味もしっかり受け継いでますね。
会社の社長や、付き合いたてのカップル、一緒に飲みに来たおしどり夫婦等々。
地元の人達に愛される居酒屋は、地元の中々聞けない話も聞け、疎外感もなく賑やかなのに居心地が良い。
友人も岩手ながら痛く気に入り、常連になりそうとも言っていた(笑)。
数年ぶりの来店なのに、あまりの美味しさと、居心地の良さに「教えたくない」から「教えたくないけど教えたい」にこの度昇華した。
地元の人だけじゃなく、もっと多くの人にこの居酒屋の良さを知ってもらいたい。
地元の人達に求められ続けるお店というのは、総じて素晴らしい。
本当、このお店再開してよかった。
求められることを密かに求めている僕ですが(笑)、僕もこのお店のように人に求められるブログを作っていけたらいいなと、まだまだ未熟ですがほんの少しだけ思っているのです(笑)。
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